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2003年06月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
困った人々のおかげ(?)で、本当に今まで頑固に死守してきた自分の安全がすごく脅かされた・・・というのはとてもよい経験だった。(この問題はまだ何も解決していないのだけどね)

私は今までとても安心して暮らしていた。平穏無事と言って良い。穏やかな春の日だまりのように、心地よい幸せに浸っていた・・・・と思っていた。きっとこのまま何事もなく続いていきそうな、そんな安穏とした気分だった。

ところがどっこい、火の粉が飛んできた。
ある家族のそれはそれはドロドロとした、もうどうにも立ちゆかないだろうと思えるほど、絶望的にさえ見えるような、人間の悲しき性が目の前に突きつけられた。どーだー、とばかりに。

見て見ぬふりをすることもできた。関わり合わないようにすれば済むことだった。
でも、自分の内側に生じた動揺は、自分の安定した状態をはかなくも揺れ動かしてしまった。あの幸せは脆くも吹き飛んでしまった。

応急処置で固定することもできた。
でも、それをしては進歩がないということも分かっていた。
戦おうとも思った。


いやー、今度ばかりは途方に暮れた。いかにお気楽な私でもたじろいだ。

どうすれば抜けるかは分かっていた。でも容易ではない(ようにも思える)。

もう戦うのは止めた。
そうすると「それ」が来るのは分かっていたから。
今「それ」が来たのかどうかは分からないが、(ま、来てはいないんだろーけど) 少しはこの世界のからくりが解けるような気がしている。

今までの平穏無事な私の幸せは、ほこりが一杯の部屋だけどなんとかほこりは静かに床に沈んでいてくれたから何事もなく安心していられたようなもの。ところが急に部屋中を走り回られたものだからたまらない。ほこりは舞い上がり、どうにもこうにもならない。「コラ!ほこりが立つから走り回るんじゃない!」と叫んでいたが、そーじゃないんだよね。ほこりをそのままにしていた私がいけないの。そのままにしておきたかったけど、もう駄目だって。今回のことで嫌と言うほど目の前に突きつけられた。
ありがと。

先日オークションで手に入れたクリシュナムルティの「生と目覚めのコメンタリー4」(タイトルが違っていたらゴメン)といった本を読んでみた。夫が読め読めと。

ああ景色自然の描写のなんと美しいことか。詩集など読んだことがない私ですが、きっと詩人の書く文章ってのはこういうのなんだろうなーと感服した。目がうるうるするほど心にしみた。(泣き上戸の夫に反して、普段何を見ても涙を流すことなどない私なんだけどねぇ。)
あ、この本は詩集ではありません。
精神世界の本だけれど、こーゆーのは今まで全然読んだことがなかったのよ。しかし今度ばかりは私が「知りたい、聞きたい」と思っていたことが書かれていて、あー、そーなんだよなー。と今までになく理解できた。


その狡猾さがねぇ。うまく誤魔化すんだ、現状を煙に巻いてしまう。煙が立ちこめているから、なんかよく分からないんだよね。
今ね、「あ、煙が立ちこめているんだー」と気づかされたわけ。
ありがたいね。
言葉では知っていたんだけど。言葉だけだった、ってことで。






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Last updated  2003年06月05日 11時54分10秒


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