ネットでのお買い物や鬱病の日々。

痛みが分からない人

の威力で世界を壊すのか？その裏切りがどれほど深い傷を負わ
せるのか？全く理解し難いほど、わからないのだ。

私は、可哀想な人達だと思うことにしている。私は、一時期、
すっごく馬鹿になりたかった。感受性が強すぎる私は、一言
一言で傷付き、嘘も簡単に分かってしまい、愛情があるなしも
分かってしまう。言葉なんかじゃなく、態度で。空気で。
だから、感受性が強くない、空気なんか読まない女になりたか
った。妹が言っていたが、カナという女性の歌があるそうだ。
あまりにも『馬鹿だから、僕がいなくなっても君が生きていけ
るように～』と言う歌だそうで、カナになりたいと、彼女は言
っていた。私もと強く思った。でも、やめた。私は私だから。
もうしょうがないのだ。一言でボロッても、傷付いても。終わ
りがわかっても。私は、私だから、私なりの幸せを見つける
しかない。乗り越えるのは自分しかいない。
この泥沼に誰も引きずり込みたくはない。もちろん誰も、飛び
込んでくれないだろうが、たくさんの手を伸ばしてくれる。
友人達が。私は幸せものだ。でも誰もここまでは下りて来れな
いし、それを望んでもいない。こんな辛い思いを、友人にさせ
たくないから。私は自力で立ち直る。今までもそうでしかなか
ったように。感受性が乏しい人間も、痛みのわからない人間も、
その人たちがそれで幸せならいい。
私はその分、苦しみや辛いこともたくさんあるが、でも、その
分、感動やささいな幸せや心遣いを感じることが出来る。
より深い喜びを知ることが出来る。だから、馬鹿は、こっちから
ほって置く。成長は望まない。年齢を重ねたらその分賢くなるか？
それも違う。私よりはるかに年上でも、馬鹿な人も賢いのに人生
諦めている人も、見た。どんなことがあっても痛みが分からない
人間には、分からない。どんなに言っても分からない。理解する
能力がないのだから。だから、もう気にしない。自分は自分で守
らなければ、ならない。だから、賢くなる。見分ける。
異性人かどうか？話が通じる人かどうか？パンドラの箱とはよく
いったものだと思う。最後に残った『希望』それだけで私は、生
きている。

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