ネットでのお買い物や鬱病の日々。

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自殺未遂を考えてる人へ


彼女の『痛い』と言う声を聞きながら座っていられるわけなどなかった。薄暗いところで、待っていたら、熱があったのにカウンセラーが着てくれた。
警察の事情徴集を終わり、何も分からない警察は、何も分からない言葉を残して去っていった。私は、すべてが終わってから、親を呼んだ。そして親がやって来た時、初めて、崩れ落ちるように泣き出した。ものすごく辛かった。自分を責めに責めた。何故どうして、止めれなかったのだ。何故発見できなかった。飛ぶ前に。彼女は奇跡的に助かり、足や腰に痛みは残るものの
頭から落ちていなかったので、しっかりとしている。でも、その後、私の記憶は2ヶ月ほどない。何をしていたのか?覚えていない。リストカットも止めさせようと、私は出刃包丁で自分の手首を切った。が料理の下手の私は、切れず、その前は剃刀で何度も何度もした。やっと何箇所か切れて血が滲んできた頃、『こんなことしても何にもならないでしょ!辞めなさい。』と言ったら『馬鹿じゃない?』と言われた。『苦しくてたまらない迄、追い詰められないとそんなことしても意味ないし。』『いる?』と消毒液とバンソウコを貸してくれた。私の人生ってそんな感じだ。心が苦しいのは、もう慣れていた。でも、彼女だけは救いたかった。私の心は10年も前に死んだままだからだ。表面上だけ幸せそうにしてきた。でもボロボロだった。必死だった。分からないように、自分も周りも騙そうと。やっと生きるのがもしかしたら楽しいかも知れないと思え始めた頃、彼女から一本の電話がかかり、私はその偽りの5年間を捨てた。彼女だけはどうしても守りたかったから。それから
たくさんのことがあった。しばらく救急車の音を聞くと発作がおき、泣き出した。怖くて今も包丁を見たら思い出して、見れない。彼女の傷を見るたびに私は責める。綺麗な肌にくっきりと残る手術の後、私は、守れなかった自分を責める。何度もいつでも。だから分かって欲しい。どんなに死にたくても。その時はただ、死に向かってしか考えられなくても。残されたものがどんな思いをするのか。彼女は助かった。生きていてくている。それだけでも
とても幸せなことだ。もし、彼女が助かってなかったらおそらく私は、人間を辞めていただろう。さすがに持たなかっただろう。そう思う。あなたが思っているより、はるかにたくさんの人に、迷惑がかかります。なぜなら、一人で生きてきたわけじゃないから。たくさんの人に支えられて生きてきたのだから、友人、知人、親、恋人、どんな形でもその人たちに深い傷を残すことに間違いはないのです。死ぬ方はいいんです別に。だって苦しみは一瞬だもの。でも残されたほうは?苦しみは永遠です。その事を頭のどこかに入れておいて欲しい。そうすれば負けないから。絶対に。どこかで踏みとどまる自分の一歩をきっと誰でも持っているはず。それは言葉だったり、存在だったり、人によって違うと思うけれど。お願いだから負けないで。自分がどうなって迷惑かけるとかどうでもよくって、『もう楽になりたい。』すごく分かる。そう私だって、何度そう思ったか、でも、決して私は死なない。

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