ユウとの日々

妊娠発覚、誰の子?



自分が妊娠していることが判って すぐに浮かんできたのはマモルの顔だった。


まさか、マモルの子???



いずれにせよ、夫に隠すわけにもいかないし、産まないわけにもいかない。




まずは病院。



診察を受けて、大体の週数が判ったので、逆算してみた。


夫とは、たった一度だけ覚えがあった。


結婚記念日だった。


カズと付き合っている間は、

一度たりとも夫と一緒に寝たことなどなかったのに。



その後、マモルとも関係を持った。



夫と、マモルと・・・関係を持った日の差はわずか10日ほど。



予定日が判るまで、どっちの子かを確定するのは難しいかも・・。


神様が、アタシに


「もう不倫なんてやめなさい、赤ちゃんをあげるから。」


って言ってるのかな?なんて思った。



子どもの予定など、夫婦間には全く無かった。


息子が一人いたし、アタシは仕事も忙しかったし。





マモルとは避妊していたから、まずマモルの子の可能性は低かったんだけどね。




それでも、マモルに妊娠したことを告げようと思ったのは、

「可能性は低いけど、もしかしたらマモルの子。」

なんて言ったら、マモルがどういう態度をとるのか興味があったから。



産婦人科での診察が終わって、すぐにマモルに電話した。


マモルは、


「結婚しよう。一緒に育てよう。」


って・・・言ってきた。



はぁ? 嘘でしょう????


アタシ、そんなつもり毛頭無いのに。



びっくりした。



マモルはそれからもずっと、アタシの体をいたわってくれた。


夫よりもずっと優しく、アタシをいたわってくれた。





やがて、おなかの中の赤ちゃんの予定日が判明した。







まぎれもなく、夫の子だった。



結婚記念日の子だった。



ホッとする自分。






そのことをマモルに告げたら・・・・






マモルは少しずつ素っ気なくなっていった。



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