当初、マーキュリー側のリアクションは前向きではなかった。「(自分を誘うとは)彼らは気が狂っている」と思ったという。しかし結局、EMI代表だったジョセフ・ロックウッド卿と話し合った結果、出演のオファーに興味を持つようになった。ロックウッドは、たまたまロイヤル・バレエ団の理事長でもあった。「フレディはバレエ全般に興味を持っていたが、ロックウッドが彼のやる気に火をつけた」と、クイーンのマネジャーだったジョン・リードが、ドキュメンタリー『The Great Pretender』の中で語っている。「彼は壮大なスケールに魅力を感じた。そしてフレディのパフォーマンスも壮大だった」という。完璧な組み合わせだったのだ。