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リオが我が家に来てちょうど1週間が経過した。
朝、6時前に起きて朝ご飯の用意、食べた後はオシッコかウンチの処理、
そしてリオが疲れるまで遊んであげる。これを1日4回、5時間毎に繰り返す。
毎日がとても早く感じた・・・。
ある日朝ご飯をあげた後リオが眠そうなのを見とどけてから
公園に行ってストレッチ体操をしながらハトの餌やりをした。
なんだか身体がだるく厭な予感がした。
部屋に戻るとやはり急に鬱のダウン症状が襲ってきた。
「頭痛」「吐き気」「無力感」・・・
久しぶりに「鎮痛剤」と「安定剤」を呑むが症状は治まらなかった。
とうとう身体が震えてきてしまった。
最近体調が良かっただけにとても辛く感じた。
なんとかお昼と夕方のリオのご飯をあげることはできたが、
遊んであげることは辛くてできなかった。
私はベットに横になってリオをお腹の上にのせて遊んであげた。
手でリオの頭をなでてやるとペロペロと指を舐めてくれる、
ときどき軽く噛んだりしてくれた。
お腹の上は居心地がいいのか
短い足を後ろに伸ばして腹ばいになった。
リオのお腹と私のお腹がピタッとくっ付いた、
リオの体温がゆっくり私のお腹に伝わってきた。
心地よかった。 腹式の深呼吸を数回した。
リオはやがて眠りだした。 私も眠くなってきた・・・。
胃の痛み、吐き気が治まっていることに気が付いた。
「リオありがとう」と心のなかで呟いて私も知らないうちに眠りに落ちていた・・・。
リオも我が家に慣れてきたようだ。
部屋の何処に何があるのかだいたい分かってきたようである。
ブリーダーの紹介文には「とても優しいおとなしい子犬です」とあったが、
とんでもない、リオはとても好奇心旺盛なワンパク子犬だった。
カーテンは引っ張って遊ぶし
積んでいた雑誌も端を上手に噛んでバラバラにしてしまう。
でも私にとっては大人しい寝てばかりの子犬より
リオのようにワンパクでも刺激があったほうがいいと感じている。
「かくれんぼ」も好きである。
一度机と書庫の10センチほどの隙間に潜り込んで寝ていたこともあった。
ある夜、少し私が目をはなしたすきにリオの姿が見えなくなってしまった。
「リオ、リオ」と何度も呼びながら必死で20分ほど探してもみつからなかった。
部屋のドアは閉まっていたので
居るはずもないトイレ・風呂場そして下駄箱まで扉を開けて探した。
今の私は「記憶」が時々とんでしまう症状もあるので、
本当にさっきまでここに居たのか不安になった。
典型的な「うつ病」のマイナス思考である。
私が呆然と して椅子に座っていたら、
リオがあくびをしながら部屋の隅のカーテンの裏からトコトコと出てきた。
思わず抱き上げて「呼んだら出てこいよリオ!!」と言ってはみたが
リオに通じているとは思えなかった。
これから色んなことで驚かされるだろうと覚悟を決めた夜だった。