人生は「因」「縁」「果」・・・

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2012年03月31日
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今では古典と言われるラムダスの「覚醒への旅」やシャーリー・マックィーンの「アウト オン ザ リム」に始まりブライアン・ワイス博士の「前世療法」、ニューエイジ本として異例のベストセラーになったニール・ドナルドウェルシュの「神との対話」はシリーズ全巻読破した。

簡潔に解説するとニューエイジとは言葉どおり「新しい時代」という事だが、1970年から1980年にアメリカ西海岸で起こった60年代のカウンターカルチャーとして広がった。日本の「禅」やチベット仏教、ネイティブアメリカン(俗にいうインディアン)の思想や異教への興味・好奇心などが影響していたと思う。
ジョン・レノンが日本人「オノ・ヨーコ」を妻にし、東洋思想に傾倒したのがこの時期である。
1970年代は1969年の暗殺されたJFケネディーに代わって大統領に就任したジョンソンがベトナム戦争からの撤退(これは敗戦を意味した)をし始めた年である。60年代のアメリカの振る舞いに対し若者の間で疑心感が蔓延していた。

丁度私が20代の青春を謳歌していた頃である。

精神世界とは「宗教」や「哲学」「心理」が扱う世界全般の事である。 よって酒席の話題にはあまりお勧めはしない。


20世紀が「科学の世紀」だとすれば21世紀は「心の世紀」だという人もいる。

テクノロジーはナノの単位になり、コンピューターは「京」の時代になった、量子物理学においては実験結果に研究者の思考エネルギーが影響する次元までに突入した。

究極・無限・夢のエネルギー「原子力」は様々な問題を我々に露呈した。

私は22歳の時にアメリカ・西海岸最北部の都市シアトルに1年間短期留学をした。

そのとき友人に「神社」と「お寺」の違いを尋ねられた時答えられなかった自分の無知さを恥じた。
帰国してから数冊の本を読み最低限の知識は習得したつもりである。
その時の形而上的思考訓練のおかげで「ニューエイジ」や「精神世界」に関する本も違和感なく読み続けられたと感じている。

仏教にも興味を持ち始め、日本で一番ポピュラーな経典(お経)の一節・般若心教の「色即是空・空即是色」を理解するため数冊の「般若心経」の解説本を読み漁った。
日本では玄奘三蔵(あの孫悟空の三蔵法師)の訳が一般的に読まれている。
しかし何冊読んでも「空」の哲学を理解することはできなかった。


「色即是空・空即是色」直訳すれば「形あるものはその実態はない、しかし事態の無いものこそ形がある」

まるで禅問答である???

「空」を「実態がない」と訳すレベルでは到底「般若心経」の境地には辿り着けない。



「移り変わるもの」「短時間で消滅する空虚なもの」「苦しみがない境地」「仮の存在」「修行・瞑想により得られる境地」「宇宙」「確固不変なもの」など様々だ・・・・

お釈迦様は聞く人のレベルに合わせて説法をしたそうだ。その話を弟子たちが伝聞し、後に書き留められたのが「経典」である。 そのため多種多様な、言い換えれば「分かりやすい経典」から「難解な経典」まで存在する。
「般若心経」は弟子の「舍利弗」に解いた話とされる故に「難解な経典」に分類されている。

「色即是空・空即是色」は間違いなく日本で一番有名で重要な経典のフレーズであるが、私はその前文の
「五蘊皆空」は「般若心経」のエッセンスであると感じた。

「色」全ての物質 ・ 「受」感受作用 ・ 「想」表現作用 ・ 「行」意志作用 ・ 「識」認識作用の五つである。

つまり「般若心経」は人間の構成要素の全てが「空」と説いた経典なのである。

私は「仏教」の専門家でもないので、ここで「般若心経」の解説を試みるつもりは微塵もない。


皆さんに伝えたかったことは「仏教」における「空」のようなキーワードが
極めて「ニューエイジ的」または「精神世界的」思考回路により導きだされる考察だということである。

「空」以外にも私たちが日常よく使う「因」「縁」「果」や「三昧」「彼岸」「涅槃」などは全て仏教用語である。

ニューエイジや精神世界が一部の危険な「カルト集団」に取り込まれる危険性を承知のうえで述べるなら

唯物的・俗物的思考が「心の病」の原因であるとするなら、
このような思考回路により導きだされる考察も必要ではないかと感じてしまう。





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最終更新日  2012年03月31日 07時31分56秒 コメントを書く


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