ゆかいの「ありがとう」日記

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Yukai810 @ Re[1]:思いやること(04/11) あかまっちゃん2004さん >こんなに認知…
あかまっちゃん2004 @ Re:思いやること(04/11) こんなに認知症関連でブログを書かれてい…
January 7, 2011
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カテゴリ: 認知症の母
母との記録を残そうと


4日間ずっと一緒にいたら、
書ききれないぐらいのことがでてくる



私は介護をやったこともないし
母のことだって電話で様子うかがいだけ

毎日何度も電話するようになったのは
父が亡くなってしばらく経ってから


認知症患者の介護をしている人は


私の場合、電話でやりとりしている間に
すこしづつ認知症のことを知り
すこしづつ母の行動と感情の意味を
知ることができていたし
母も全く落ち着きはなかったけど
特に何か問題行動を起こすこともなく過ごせた

ありがたや




が、母が望まないことをさせようと思うと途端に難儀する

私のいる間は
毎日風呂に入らせて、長い間の垢を落してもらい
ついでに冷え切った体を温めてもらおうと思っていた

年末31日は、思いのほかうまくいったので


正月は掃除することもなく
特にテレビにも興味を示さず
料理もさせていないので
母は何もすることがない

これがこのあとの問題の原因だった







母の温度設定は高いので私用に少し低めに湯をはっていた



母はバラエティ番組をつけていても全然見ないし
ドラマらしきものがない
チャンネルを変えていると「二人の軍師」をやっていた
意味は分からないだろうけど、母は時代劇はわりと好きだったので
見るだろうと思いつけていた

しばらくは見ていたのだけど、
また大みそかの時の様に町内会のゴミ当番のことが気になり
何度もカレンダーを見に行く
台所に行ったり、廊下に行ったり
自分の部屋に行ったり、、、
兎に角落ち着きがない

自分でも、『落ち着かんのんじゃ』と言っていた

ふっと見ると、私の布団を敷いている
すぐに寝れるように半だたみしていただけなのに
全部外して、一から敷きなおしている(^^;

しかも、毛布反対やし。。。

ほおっておいた


そうしたら、また次の時には、敷いた布団の向きを変えていた

枕が大きいので、バスタオルを枕代わりにしていたら
大きな厚みが20センチ以上もありそうなパンパンの枕と
取り換えられていた



ご飯を食べたあとなのに、食事の用意をしようとして
冷蔵庫の中のものを片っ端からだしている

さすがにこれは止めた

そうすると、今度は風呂場に行っている
洗濯物の準備をしようとしているらしい

母の行くところ行くところに行って
母を止めたところで、又納得いくまでするだろうし
行動を留めないほうがいいかもと思いほおっておいた


そして、しばらくして、
そろそろ風呂がいっぱいになったと思い
浴室を見てみると、、、

 湯がない!?


 正確に言うと、湯が5センチほど溜まりかけて
 蛇口から湯が出ている


 母に聞いた
 「お母さん、湯、抜いた?」

 母「ぬるかったから、いれなおしてるよ」

 ゆ (TT)


仕方ないので、又たまるまで待つ

そして、母はまたそわそわ
布団をたたんだり広げたり
冷蔵庫のものを出したり…

母の大好きなあんぱんがあったので
「お母さん夜食食べ」といって、用意してあげる


その間に、風呂に入ってきた
風呂からでると母は受診専用になった電話機で
電話をしようとしていた

たぶん、お嫁ちゃんのところ


私は、見なかったふりをする
風呂はおいだきをしている

 ゆ「お母さん、風呂ぬるくなるから入っておいでー」

 母「んー、今日はめんどくさいから明日はいる」

でた。いつもこのパターンなのだろう
でも、あきらめない



 ゆ「あったまったほうが、体軽くなるよ
   せっかく入れたんやし、入り」と言って連れて行こうとした

が、ちょっと抵抗

しばらくほおっておくと、自分から動き出した
おぉ、これは良い傾向


と思って、私はテレビを見ていた
飛び飛びで、内容がわからん(^^;)

風呂場からは、ザーッという音
あ、今日は先に体洗ってるな

 よしよし。。。


そして、軽く1時間弱

そろそろ出てくる頃だなと思ったら出てきた
なぜか、母は怒っている

下着の上にフリースのジャケット1枚はおっただけで
ガタガタ震えながら出てきた


 母「冷とうて入れたもんじゃねぇ!こんなん、風邪引く!」

 ゆ ???
  「あったまっとたんじゃないん?
   足冷たいやん」

 母「ぬるいから入れなおしたけど、ぬるい水しか出ん(怒)」


これは、少し私のミスだ
母は若干少なくなった湯船に湯を足そうとしたのだと思う

それほど少なくはない湯量だったけど、
母にとっては少なかったのだろう


足し湯した湯の温度調節がうまくできず、湯船がぬるくなってしまい
風呂場に入ったまま湯を抜いたのだろう

1時間と言う時間は、母が風呂に入っていた時間ではなく
母が風呂の湯を調整している時間だった(涙)



この1時間でさらに冷え切った母の体
これでは風邪をひいてしまう

母もそれはわかっていたのか、もう一度ぬるい水のような
風呂の湯を抜いて、新たに入れようとしていた

 ちょっと意地になっているようにもみえた



が、その湯は又ぬるかった
まだ入れかけだったので、私が設定し直して湯が出るようになった

湯がひざ下ぐらいにたまったころ
母が来て、これぐらいなら入りながらたまるの待つと



もうちゃんとお湯が出ているので、大丈夫だろう
そうやって、この日、正月1日の夜中、髪の毛は洗わなかったものの
なんとか入浴をしてくれた


私が風呂に入ろうと最初に湯を入れた時より
実に4時間以上、風呂の湯は3回抜いた


寝たのは明け方3時過ぎだった(涙)





 追伸:母が布団を何度も敷き直したり、枕を変えたり
   ご飯の用意をしようとしたのは、すべて私のため

   せっかく娘が帰ってきたのだから、何かしてやりたいという母心
   うまくできなくても、こういう誰かを思う気持ちを持っていてくれる
   母をとても尊敬する  目は離せないけどね…








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Last updated  January 7, 2011 09:26:29 PM
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