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Jun 13, 2007
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カテゴリ: 観る・読む・聴く
とっても重い話なのに、私ならどうするかなと考えさせられる話なのに、あっという間に読み終えてしまった本です。

弟・直貴の学費のため、強盗殺人をしてしまった兄・剛志。
その日から直貴の生活は一変してしまった。高校生の直貴がたった一人で生きていかなければならない現実。強盗殺人の弟として生きていかなければならない現実。
進学、恋愛、就職、夢をあきらめていった直貴のもとに、服役中の剛志から毎月届く手紙。
不器用で弟が全てだった剛志はやはり服役中も直貴のことだけを思っていた。
けれども直貴にとっては剛志の存在そのものが疎ましく思えるようになっていく。手紙が届くたびに、、、。
直貴が出会うさまざまな人が直貴を殺人犯の弟と知ったときに彼らはどうしたか。
私ならどうしただろうと考えさせられる問題です。
本当に差別や偏見なしに自分も直貴を受け入れることができるのだろうか。

答えは読み終えた今でもわからない。

今でも毎日のように犯罪があって、加害者と被害者がいる。加害者の家族もそこに見え隠れする。彼らは被害者か加害者か。やはり答えはわからない。

直貴が最後にある決断をする。もうそこから私の涙は止まらなかった。
剛志の哀しみ、直貴の哀しみに胸が痛くなる。
ジョン・レノンの「イマジン」を歌う直貴。この歌がこの本のテーマにもなっている。
現実と理想の狭間で私たちはつねに苦しんでいるような気がする。



ジョン・レノン詩集『イマジン』も持っています。
画像がなくて残念!

ジョンレノン詩集「イマジン」









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最終更新日  Jun 13, 2007 04:46:45 PM
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