電話カウンセリング 初回無料 byアドラー心理学

電話カウンセリング 初回無料 byアドラー心理学

2006年10月05日
XML
テーマ: 心の病(7259)
カテゴリ: アドラー心理学
自分を責めてしまう思考は何の役に立たない思考です。

だって、考えても見て下さい。自分のことを、「無責任だ!」とか「卑怯者だ!」とか「親不孝者だ!」とか、「いつも失敗してる。」とか責めてしまって、それがいったい何の役に立つというのでしょう?
何の役にも立ちません。

だから、私たちアドレリアンは、失敗したり、結果として他人に迷惑をかけても、いっさい反省をしません。反省して、自分を責めたりしません。

もちろん、結果として迷惑をかけたり、誰かに嫌な思いをさせたら、謝罪はします。「ごめんなさい。嫌な思いをさせましたね。次からは気をつけますよ。」と

それに、「よし、次はこのように改善するぞ!」と対策を立てます。

しかし、謝罪と自分を責めることはまったく何の関係もありません。対策を立てるのと、自分を責めることは何の関係もありません。

苦しんでいる人やうつ状態の人は、この自分を責めてしまう「自動思考」から抜け出すのが苦手です。「自分を責める癖」がまったく何の役に立たないこと、百害あって一利なしであることも知りません。そして、自分で考え続けて、この自分を責めてしまう自動的な思考で、自分を痛めつけて、「次に改善しよう」という意欲さえも失っていくのです。

「次は改善するぞ!」「次は失敗しないようにするぞ!」という意欲(私たちは勇気と呼んでいます。)は、責められても湧き上がらないものです。そうではないですか?誰かから失敗を責められて、力がわいてきますか?



「たまたま、失敗したけど、あんなにまじめにがんばったじゃない。私はあなたのことすごいと思うよ。次、気をつければきっと今度はうまくいくよ。」と誰かが言ってくれたとしたら、あなたはよしがんばろうという気持ちになるのではないですか?

自分から自分への内言も同じです。自分自身を勇気づけましょう。励ましましょう。「おまえ(自分自身に向かって)はちっとも悪くないよ。がんばったじゃないか。失敗したっていいじゃないか。人間なんか何度でも失敗するさ。次の機会次の機会で少しずつ高めていけばいいのさ。おまえならきっとできるよ。」

それに対して、反省とは、自分自身をけなしてがんばる意欲を奪う行為です。反省したり、悪いレッテルを貼って、自分を責める行為はやめて、自分のこれまでのがんばりのプロセスやよい意図や存在そのものを誉めて、勇気づけて、自分の意欲を自分で引き出しましょう。

アドラー心理学の一派である論理療法では、この自分を責める思考を「非論理的な思考」と呼んで矯正の対象にします。論理療法から生まれた認知行動療法でも、「歪んだ認知」として直していきます。

クライエントを責めるカウンセラーがいるということを、たまに耳にします。私たちアドレリアンからすると信じられないことです。クライエントを責めるカウンセラーはカウンセラー失格です。




無料メールマガジン「きっと幸せになれる!!方法」 も購読していただいたらうれしいです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年10月05日 18時07分11秒
コメント(3) | コメントを書く
[アドラー心理学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

プロフィール

シダーHiro

シダーHiro

カレンダー

コメント新着

さとう@ Re:薬を飲まないで。精神科や心療内科へ行かないで。(10/28) パニック障害で様々な症状が出て困ってい…
家族のものです@ Re:薬を飲まないで。精神科や心療内科へ行かないで。(10/28) この記事を読んで薬を自己判断で辞めた家…
天国野郎@ Re:性格変えたいの?変えたくないの?(01/22) あんたに言われるまでもなく変えたくない…
かなこ@ 屋久島ファンデーションクラスのご案内 はじめまして(*^_^*) 私は屋久島に住む…

お気に入りブログ

幸せへの道。 そら*07さん
今ここが幸せ! さんたひかるさん
◇Voice Art Judyのジ… Voice Art Judyさん
なんちゃってなすび… なんちゃってなすびさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: