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注目してほしい!
愛してほしい!
かまってほしい!
というのが、人間の最大の欲求です。ですから、世の中のあらゆるものから「無視」された気分になると、人は自殺してします。
どうしたらいいのか?
注目してほしければ、「注目して!」と要求すればいいのです。
これは、下の娘が小学校4年生の時の記述です。(今、娘は高校二年生ですから、あれから7年たちました。)
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今日大掃除の合間に アンソニー・ロビンスの本を読んでいたら、下の娘(小4)が 私の周囲をせわしなく でも楽しそう「なんでか、なんでか、なんでかな。」と歌いながら回り出した。
「おいおい。」
と言って私は場所を変えて、本を読み続けた。
すると、娘は追いかけてきて、「なんでか、なんでか、なんでかな。」と歌いながら、軌道を変えて 私の周りをまわりだした。
私は娘の方を向いて、
「あ、分かった。注目して欲しいんだ。」と言うと。
「うん。」とうれしそうにうなずく。
「もっと、良い方法があるよ。『注目して。』って言えばいいんだよ。言ってご覧。」
娘。「注目して。」
娘を「ジー。」と言いながら見つめて、頭をくっつけていって、「しょうちゃん、好き、好き!!」と言うと、うれしそうに、「うふふふふ。」と笑う娘。
「ね。簡単でしょ?」
「うん。」
「『ほめて!』って言ってごらん。」
「パパ、ほめて。」
抱き寄せて、頭をなでながら、「いい子だね。ずっとずっと、いい子だね。」とささやくと、うれしそうににんまり。(「いい子だね。」と言って欲しいというのはかねてから聞き出してある娘のリクエストなのです。ですから、厳密にいうとこれはほめているのではなくて勇気づけしていることになります。)
「ね。簡単でしょ?」
「うん。」
こちらから要求しなくて、もらうプラスのストローク(交流分析の用語 注目や接触のこと 直訳は「なでる」)も、要求してもらうプラスのストロークも同じ価値を持つのである。
イヤ、要求するという相互作用のある分、要求の結果もらえるプラスのストロークの方が価値があるかもしれない。
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そう、よく人は、要求しなかったのに来る注目や愛情表現の方が価値があると勘違いしています。
違うのです。要求した後にもらう注目や愛情表現の方が価値があるのです。適切なコミュニケーションをとった結果だからです。
適切なコミュニケーションを学んで、注目をもらい、注目しましょう。
熊本こころ相談室 http://cocorosodan.jp/
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