電話カウンセリング 初回無料 byアドラー心理学

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2013年11月18日
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先日、かなり前にSMILE勇気づけセミナーを受講された40代の男性の方が、久し振りにいらっしゃいました。

そして、誰々に対してはSMILEの方法、例えば、命令口調は使わないで、お願い口調でたのんで、断られても機嫌よく対応するなどの方法が使えるけども、

どうしても、近い関係の相手には、そういう方法が使えなくて、威圧的に行動を迫ってしまう。

という話なのでした。

誰々には使える、誰々には使えない、というのは、勘違いだと思うんですけど、どうですか?単に、まだその相手には、SMILEの横の関係を作ろうとしてないんじゃないですか?とお伝えしたら、

とても素直な方で、ああ、そう言えばそうです。関係が近い相手には要求を断られると、自分を拒否されたような感じがして、寂しいような辛い感じがして、威圧的に、様々な手口で要求を飲まそうとします。とおっしゃった。

さて、このような、「要求を断られると自分を拒否された気分になる」という認知は、勘違いなのです。(本人も、頭ではわかっていると言います。)

逆に、要求を断られた時に、機嫌よく相手の断る権利を尊重して行けば、近い関係であればあるほど、相手との信頼関係が醸成されて、親密感がまして、寂しくなくなって行くのです。
※このあたりで、私は意見言葉ではなくて、事実言葉を使って表現していますが、時と場合によっては、事実言葉を使った方が適切なこともあります。全部を意見言葉で表現したら、それこそ不自然です。

そういう勘違いの認知は、どうして修正して行けばいいでしょうか?

セラピーが有効な時もありますが、カウンセリングを受けつつ、本人の努力で修正して行くことができます。

大勢の人前で話すのが恐い、とか、便所掃除は汚くてやれない、というのを治す方法は、恐くてもいいから、少しずつ大勢の人前で話す訓練をしていけば、そのうち恐くなくなったり、嫌だけど、必要性を理解して思い切って便所掃除をやっていけば、全く抵抗感がなくなったりします。

要は、理不尽な自分の感覚を優先させるのではなくて、その感覚を感じつつ、カウンセリングで、必要性を理解して、勇気づけてもらいながら、エイ!と横の関係の行動を実行して行くことなのです。

そうすれば、理不尽な感覚、勘違いの認知は修正されて行くのです。

ですが、このよこの関係のコミュニケーションのやり方は、世間の常識と大きく違います。褒めたり、叱ったたりしないとか、励まさない方がいい時もあるとか、心配しない方がいいとか、言うのですから。

世間の常識はたての関係なのです。

ですから、SMILE勇気づけセミナーを受講してしばらく経つと、あるいは、カウンセリングを受けてしばらく立つと、たいてい、元のたての関係に戻ってしまうのです。

スマイルで習った方法を、たての関係の維持に使ったりします。

世間の常識がたてですから、世間の多くの人は、近い関係にある相手に不満を持ったり、アラ探しをしたり、期待をかけて変えようと無駄な努力をします。

ひどい人になると、近い関係どころか、どんな関係の人でも、威圧的な攻撃的な方法を使って、何がなんでも自分の好む行動をさせようとします。

徳◯虎◯という人が、車で移動する時に、運転する人が赤信号で止まると、怒って足げにして「赤でも行け!」と命令していたそうです。従業員の中には、それで、頭から血を出した人もいるとか。

こういう人の場合は、押しとパワーで仕事は成功するでしょうけど、多分、家庭に中はボロボロです。仕事でも攻撃的な方法を厭わない人は、家庭の中ではさらに攻撃的でしょうから。

相手に不満を持って、アラ探しをして、期待をかけて変えようとする、、、もろに「たての関係」ですよね。

そう、不満を持つ自分がたての上に君臨し、不満を持たれる相手を下に配置して、アラ探しをして、期待をかけて変えようとするのです。

こういう思いでいると、仮に攻撃的な方法は使わないとしても、相手の方は、近い関係であればあるほど「ああ、この人は、私のことを本質的にバカにしていて、下に見ていて、だから、自分の判断を押し付けようとするんだな。」と感じて、こちらを信頼してくれなくなり、

様々なトラブルがおきやすくなり、

結果的に、お互いに幸せになる関係性は醸成されなくなります。

誤解がないように、申し添えますと、これは、近い関係性で起きることで、

赤の他人との遠い関係性では、こちらのことを相手がどう思うかは、こちらの努力以外の要因=その相手が持っている認知構造にかなり影響されます。

これは、ユング心理学では、投影と表現されたような現象です。

よく、いますよね。どんな相手でも悪意を持っていると解釈する人とか、男性が極端に苦手な人とか、逆に女性が苦手な女性とか、特定のタイプの人(例えば、女性の上長者とか)が苦手な人とか、声の大きな人が苦手な人とか、はたから見ていると、パターン化された投影をする人はたくさん観察されます。

たいてい、他人に不信感を持ちやすい人は、自分の中に攻撃性を隠し持っていることが多いようです。

例えば、自己卑下的な癖のある人は、無意識の中ではその自己攻撃的な傾向を、他人にも使いやすいのです。

ですから、幸せになるためには、自分の認知構造を「自分が好きで」「他人を基本的に信頼して」「自分は周囲や他者に役に立っていると感じる」認知構造に変えるために、

優越感とか、劣等感とか、不信感とか、罪悪感とか、敵愾心とか、対抗心とかなどの自分の理不尽な感覚を信じ込まないで、その感覚に流されて行動しないで、

他者とのよこの関係を構築するコミュニケーションを、地道に練習していくしか、

自分の認知構造を変えて行く道はないのです。

と、私たちは思うのです。

その道を歩くかどうかは、あなた次第なのです。

さて、その久しぶりに来た方なのですが、この文章を書いてもいいかと許可をいただいた折に、

ぎこちないけど、相手にスマイルの方法を実践ました。そしたら、相手から、どんどん話しかけてきてくれて、あんなに不満に思っていたことを修正して私に協力してくれました。不思議ですね。

とのことでした。

そうなのです。このチャレンジの経験が、

自分のトラウマを消して行き、

理不尽な感覚を正常な感覚に修正していって、

さらに、よこの関係を構築する行動を増して、

最終的にお互いが幸せな相互尊敬・相互信頼の人間関係を構築できるのです。

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最終更新日  2013年11月18日 12時37分28秒
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