透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2006年10月08日
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カテゴリ: ちびたエンピツで
中村晋也美術館

私は天才的なこの彫刻家を意識したことがありませんでした。
何回もその作品を目にしていたというのにです。


明治11年5月15日
西郷隆盛 の死が 大久保利通 の仕業であると逆恨みした過激分子のテロでした。
大久保利通 は
西郷隆盛 という竹馬の友と無理心中させられた形でその生涯を終えています。

花を手に持った書生風の者たちの手によって

犠牲になったのは 馭者の太郎さん そして 馬車を引いていた馬
白昼堂々紀尾井町1番地でのできごとです。


中村晋也 は
像の依頼をうけると徹底的に研究します。
資料を集め本を読み
その人となりを調べ上げます。

大久保利通の像の依頼を受けたとき
その足下に馭者と馬を静かに置いたのは間違いなく彼の意志です。
依頼主からそんな注文はなかったことを確認しました。
普通には見えない位置にそっと置かれた

だからこそ
彼の作品には詩が込められているのかも知れません。


秋の日
中村晋也美術館にいました。
他に誰もいないこの空間は不思議な空気に満ちていました。


けれども
写真におさめることのできないものが彼の像には込められています。
素人のデジタルカメラで盗めるものなら
彼はブロンズの像を造らないだろうと思いました。


改めて 大久保利通 の像を
その足下を眺めに行ってみようと思いました。

女形の 中村芝翫 の像も見てみたいと思いました。






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最終更新日  2007年03月06日 02時27分56秒


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