透明な瓶に手紙をつめてインターネットの海へ            by雪虫の伝説

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2006年12月03日
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カテゴリ: ちびたエンピツで

鹿児島では「 しんこだんご 」といいます。

とっても素朴な味の
とってもなつかしいおだんごです。

今日も母と出かけたついでに買ってきました。


磯永彦助 は 島津久光 の墓碑建設の一助になればと
かなりの額のドルを鹿児島に送金しています。

磯永 のことを「故郷喪失者」とみなしたのです。

西南戦争に帰国しなかった彼を冷たく扱ったという説もあります。
彼はひどく傷ついたと思います。


明治の末
老年を迎えた彼は半世紀ぶりに故郷鹿児島に一時帰国しました。
鹿児島の街で しんこだんご を目にした 磯永 は
五円札を出して しんこだんご を山ほど買いました。
当時一串一銭か五厘ほどの値段です。


ひとりで外国で暮らし
耐えに耐えてきた孤独の日々にたいする
自分自身への慈しみが涙となってほとばしりでました。
かつての青春の日々を取り戻そうとする血の涙だったのです。


見てきたような書きぶりをしてしまいました。
磯永 しんこだんご のエピソードです。

しんこだんご は頑張った男の涙の味がするのです。





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最終更新日  2007年03月06日 02時23分16秒


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