変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2004/06/06
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カテゴリ: キネマ
中里介山の長編小説の映画化、音無の構え→机竜之介・・・
片岡千恵蔵と市川雷蔵の作品が代表的ですが、千恵蔵は2度この役をやっている。
今回のは内田吐夢監督作品ですわ・・殺陣がすばらしい監督さんですわ・・
「血槍富士」「宮本武蔵」(五部作)が好きなんですわ

この映画は、ご幼少の頃に見て、怖い作品というイメージあり、2度目は、東映が時代劇が復活したときに、特版で三部作を一挙上映で、サンケイホールで見た。
スクリーンで見た殺陣はすごかったです

タイトルは、地獄図絵のような屏風絵をバックに、キャストが表示、これも不気味だったんでしょうね・・
最初は、大菩薩峠の説明と風景が描かれ、美しい自然が目に飛び込み、これを見ている竜之介のアップ、そして、巡礼爺子が上ってくる。水汲みに行った間に、爺が竜之介に斬られる。これを見ていたのが、義賊の七兵衛ですわ・・
盗賊というのが、結構重要な人物として、描かれるんですねぇ・・月形龍之介ですわ・・NHKの初期の大河ドラマ「赤穂浪士」でも、蜘蛛の陣十郎というのが、重い役割を占めていた・・・まあ、当時の時代の事ですから・・


「武士の試合」と「女の操」それを知りたい・・・ 今では笑っちゃうシーンですね・・女の操なんてないものに、価値をつけようとしている・・・まあ、この辺りで止めておいて・・
女のエゴというのが、良く出てまして、今も昔も変わりないねぇ・・ネットのBBSの女管理人に多いタイブとをダブラされるとなるほどと思った。
竜之介が、勝って闇討ちに遭うシーンの殺陣、これも見せ場の一つ、ここに女が絡むのはいただけないがな~あ・・竜之介とお浜が去っていく・・ 

殺された巡礼の子お松が、数奇な運命を辿る、これが丘さとみですなーあ

やがて、新徴組に加担して、人斬りを始める。島田虎之助を襲うシーンの殺陣、これもすばらしい、仲間が虎之助に助けられ残った2人、その1人が虎之助に立ち向かいあしらわれる。
これが、燃えよ剣の土方なんですわ・・まことに、格好悪く描かれてますな~あ・・単なる人斬り集団のドンとしてねえ・・

やがて、新徴組とともに京に上る。このときに、お浜を殺してしまう。残された子は、机家の下男与八が引き取って育てる。この与八が救いなんですな~あ。この作品の中でのねぇ・・(岸井明という役者ですわ)

お松が倒れて、叔母に引き取られる。このとき、医者に診せるが、この医者が左卜全でしねぇ・・この役者さん出てくるとねぇ・・個性的なんでねぇ・・いい役でしたよ
兄の敵を狙う宇津木兵馬とお松の出会いとか、まあまあ、楽しみが一杯でねぇ・・
この兵馬が若い錦之助ですわ。初々しいですよ・・

 竜之介は大和路でお浜と生写しの女、お豊に出会った。長谷川祐美子が2役を演じてます。なかなかですよ・・・



追われた竜之介たちは、残党狩りで、死地を切り開く。ここまでが、第一話のおしまいですな~あ。こゝで失明するんなーあ。

途中に挟むシーン、殺した亡霊に悩まされるシーン、小さい頃はこれが怖かったんでしょうね。

見直すと、新しい発見があっていいものですよ・・・
映画っていいもんですね・・

でも、続きの放映がかなり先になってしまってがっくりですわ.NHKの場合結構あるんですよね。国会中継があったりするとねぇ・・





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最終更新日  2005/07/05 10:50:00 AM
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