変なじじい『ゆきのじょーお』

変なじじい『ゆきのじょーお』

2011/03/18
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カテゴリ: キネマ
 木下恵介が「野菊の如き君なりき」に次いで発表した叙情作品でんがな~あ。
主演が同じ田中晋二で、16才の青年を演じてまんがなーあ
きらきらとヒカル淡いタッチのシナリオは楠田芳子ですがなーあ
女性の観点から見た、少年でんがな~あ。

都会の片隅で生きる少年の夢、それを全て捨てて、自らは自分の決めた道に邁進していく決心を描いたものだーあ。
名にたくなかった稼業の魚屋を、家庭の事情で継がなければならなくなった運命が見事に描かれるがな~あ。

魚屋に生まれた、だが魚の匂いがの体に染みついて、人から白菜と言われる、それがいやだった。
そして船乗りになるのが夢で、おじさんから貰った双眼鏡で、遠くを見ては心を射やしている。
その先に、美しい世界が見え、きれいな人が見えた。


少年は、両親以外に、姉の豊子、さらに妹十頭とがいて、乳飲み子もいる。
姉は、すごい美人だ、貧乏が井やで、婚約者の家が落ち目になったので、婚約を解消して、新しい取る儀先を決めてくる。2周りも違う50男の後妻に行くのだ。本人がいいと言ってるのだから、いいでしょうと、親の言うことも聞かないのだ。

そして、父親が倒れて、寝たきりになる、やがては興奮したときに、ぼっくりと逝ってしまった。
少年は家業を継ぐ決心をして、学校を辞めて、魚河岸に修行に行く決心をするのだ。
その有様を描いたホームドラマでありますがな~あ

父:東野英次郎
母:;望月優子
姉:久我美子
という、キャスティングでしたがな~あ。

妹が大阪の叔父家に貰われていく、駅まで一緒に少年が行く、そして、途中でもういいよ、戻れよと言われて帰ってくる。妹との決別、、このシーンがすごく秀逸でしたーあ。

きらきらと輝く、まさに夕やけ雲ですかねぇ





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最終更新日  2011/04/24 12:22:31 AM
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