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現在関西空港からオーストラリアへの直行便を就航しているのはJAL・カンタス・オーストラリア航空の3社。そのうちJALとカンタスは共同便なので、実質2便しかない。(もちろん、経由便なら沢山ある。)以前はANAもアンセットもあり、JAL・カンタスもそれぞれ1便あったのに比べたら、淋しい限り。でも朗報が入った。来年の3月からジェットスター航空が関空に参入する。(カンタスの子会社らしい。)そのキャンペーンで3月から6月のブリスベンかシドニー行きのチケットを格安で販売すると言う新聞記事が載った。私が人からそれを聞いたのは、8月1日。その日は仕事で、おまけに終わったのが8時。ネットで検索したけれど、そのチケットを取り扱っているというチケット会社は見つからず、3日がお休みだったので、家の近くにあるHISへ直接行って聞いてみようと思った。キャンペーンの格安チケットなんで、もしかしたらもう売り切れてるかも?と思いながらも午前中にHISを訪ねた。スタッフに「いつでもいいからキャンペーンのチケットまだありませんか?」と聞くと、「3,4月はいっぱいですが、確か6月に若干空きがあったと思います。」と言う。やったぁ!!!この時私はまだ、このチケットの値段を知らない。パソコンを操作して、空きを調べるスタッフの男性。「すいません。あれは期間限定販売で、7月27日から8月1日までで販売がもう終ってます。2万円だったんですよねぇ。」販売期限の日って、私がこのニュースを知った日やん!!8月1日!2万円!!((o(>皿
2006/08/05
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前回「雨」の話で、どうしても理解できない事のひとつを書いたけど、「雨」以上に理解できないのが、今回の「食器洗い」。オーストラリアの人達は、食器を洗うとき洗剤で食器を洗った後、ほとんど水ですすがない。濡らす程度。こんな事、日本人の私達にはとても理解できない!食器洗いの洗剤といえば、化学製品すすぎが充分でないだけでも、洗剤が食器に残ってそうで気持ちが悪いのに、濡らす程度で済ませるなんて考えられない!初めてそれに気がついた時には、のけぞるくらい驚いた。オーストラリア人がすべてそうではないらしく、初めて友達になったマーサは、私と同じ要領で食器を洗っている。でも他の友達の多くは食器をすすがないか、もしくは極少量の水で泡だけ流す程度。流れる水の下をすっとくぐらせる感じ。日本人のように、ゴシゴシこすったりはしない。私が見た中で一番度肝を抜かれたのは、洗剤をたっぷり含ませたスポンジで食器を洗い、泡だらけの食器を水きりかごにそのまま伏せて、最後に乾いたふきんで拭いてるのと見た時。幸い、それは私の友達ではなかったので、彼女の洗ったお皿を私が使うことはなかった。(^。^;)ホッ!気の弱い私は、友達にそれが気持ちが悪いとは言えなくて、食器をすすがない友達の家では、必ず私が食器洗いを買って出る。どんなに「いいから座ってて。」と言われても、次の食事の事を考えたら、洗剤が残った食器で食事をするのは勘弁してもらいたいんで、「私に任せて!」と言って、無理やりにでも自分で洗う。おかげで友達の間では、私は「食器洗いが大好き!」と誤解されている。
2006/08/02
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ネイサンはほんとに親切な人で、親切を通り越して“おせっかい”やという噂もチラホラ。かつてのガールフレンドのマーサに言わせると、彼の親切は“Too much!!”やそうで、日本では「小さな親切大きなお世話」なんて言うけれど、ネイサンの親切はどちらかというと「過剰な親切」。でも気持ちはとてもありがたくて、私なんかは典型的な「Noと言えない日本人」なので、ついつい断りきれずに、結果大変な目に遭うこともあったりする。でもとにかく人のいい彼は、私が渡豪すると知らせると、早朝やというのに、必ず車で1時間半も掛かる空港まで迎えに来てくれる。それが悪いので、ほとんどの場合知らせずに行く。そうすると突然現れた私に、いつも拗ねたような表情で、なぜ知らせなかったんだとブーイングする。前回は彼の仕事をちょっとばかり手伝うための渡豪だったので、事前に知らせていくと、到着時間より30分は遅く来てくれるように(私はいつも食べ物を持っていくので、入国手続きに時間が掛かるから)言ったのに、早くから来て1時間も待っていてくれた。早朝で、待ちくたびれていたにも関わらず、満面の笑みで迎えてくれた彼は、到着ロビーで踊りださんばかり!人に親切にする事に無類の喜びを感じるおじさんなのです。(=⌒▽⌒=)
2006/07/29
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サイモンと同じく3度目の渡豪で知り合ったのが、ネイサン(仮名)。ネイサンはマーサの当時のボーイフレンドだったので、紹介されて知り合った。ネイサンはゴールドコーストでアボリジナルアートショップを経営している。もともとはシドニーで同じアートショップを3店経営していたらしいが、ゴールドコーストにも店舗を増やしたと言う。アボリジナルアートというのは、オーストラリアの原住民アボリジニの人々の芸術。洞窟や木の皮やブーメラン、それにディジュリドゥと呼ばれる世界最古の木管楽器等に描かれた、独特のアートは見る人の心を魅了する。どことなく暗い色彩は彼らアボリジニの、虐げられた歴史を物語るように、私には感じられる。ネイサンもサイモンに負けず劣らずフレンドリー。面倒見がよくて、私はその後ゴールドコーストを訪れる度にお世話になった。彼の家にステイさせてもらったことも、1度や2度ではない。お返しに、彼が日本に来た時は、私の家で3週間くらい滞在した。ネイサンの話は、書き出したら止まらないほど、面白い話が沢山ある。いろんな意味で、話題に事欠かない、ユニークな人やから。次回の彼の話をお楽しみに・・・。
2006/07/26
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3度目の渡豪で、サイモン(仮名)と知り合った。私はまだまだなにもかもが物珍しく、街を一人でうろついては、あっちこちきょろきょろしながら歩き回ってた。その時、私の目にとまったのが、一軒の不動産の会社。日本と同じく、オフィスの窓一面に物件の広告が写真付きで一杯貼られてて、好奇心旺盛な私の興味を引かずにはおかなかった。私はオフィスの窓に張りつくようにして、1つ1つの物件を眺め始めた。「ゴールドコーストでは、これくらいの家がこんなに安くで買えるんやぁ。」って感心しながら見ていると、そこへのっそりと事務所から出てきたのがサイモン。気さくに話し掛ける彼と、いろいろ話が弾んだ。お金持ちの日本人が別荘でも買ってくれたらと、商売で話し掛けてきてると思ったので、私はそんなつもりはさらさらなく、ただどんな物件があって値段はどれ位か、好奇心で見ているだけと説明した。そう言ってもサイモンはお構いなしで、それからも会うたびに自分や家族の話を、面白おかしく話してくれた。後でわかった事やけど(彼自身から聞いたのではなく彼をよく知る人から聞いた)、サイモンは日本の不動産会社のオーストラリア支社で支店長をしていたらしい。だから日本が好きで、日本人の知り合いも沢山いると言う。彼の事務所はゴールドコーストにあるので、私はゴールドコーストに行く度に、まず「今来たよ。」とオフィスに挨拶に出掛け、帰る時も必ず「もう帰るからね。」と、オフィスに挨拶に行く。サイモンは私がオフィスを訪ねるたびに、自分の部屋に招きいれ、飲み物やスナックを出してきてくれる。時にはワインやビールを出してきて、飲めや歌えの宴会になった事もある。(私は下戸なので、いつもコーラ)そんな事が出来るのも、彼はこの会社のオーナー、社長やから。仕事帰りに一緒にパブに連れて行ってもらった事もある。飲めないからといくら断っても、金曜はみんな一緒に飲むのが恒例だから、一緒においでと毎回誘ってくれるので、2度ばかり一緒に出掛けた。(サーファーズの“Melbas”)私はコーラを飲みながら、みたこともないサイモンの友人達とワイワイとフライデーナイトを楽しんだ。サイモンはとにかく陽気で、人懐っこくて、人のいいおじさん。見た目もみるからにオーストラリア人らしく、大柄で見事なビール腹。そして敬けんなクリスチャンでもある。オージー気質のいいところ(陽気、フレンドリー)を持ち、悪いところ(レイジー・ルーズ)を持たない愛すべきオージー、それがサイモン。 (オフィスで飲んで踊りだす陽気なサイモン)
2006/07/24
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私にはオーストラリアで知り合ったお友達が数人いる。その中で、一番最初に知り合ったのがマーサ(仮名)。彼女と知り合ったのは、2度目にオーストラリアに行った時やから、もう10年来の友達と言う事になる。ひょんなことから知り合って、2度目に会った時に私の名前を覚えていたことに、私は驚いた。なぜって、日本人の名前って覚えにくいでしょ。ところがマーサは1度しか言わなかった私の名前を、しっかり覚えてた。2度目に偶然会った時には、西洋独特の親愛の印、両手を大げさに広げたハグと、両頬にキスを受け、まだそれらに慣れてなかった私は、思わぬ歓迎に目をクルクルさせていた。オーストラリア人の場合、1度会えば知り合い、2度目にあったらお友達。この方程式を理解するまで、その後何度もハグを受けるたびに、目をクルクルさせていた。(◎o◎)!2度目に会ったマーサと話がはずみ、私達はすっかり意気投合。「これから、うちに来て泊れば?」というマーサの提案に、私は一瞬迷った後、「イエス」と答え、結局3日後の帰国の日までマーサの家にいた。(@_@;)これが自由旅行のよさで、もし私がツアー旅行していたら、彼女と今のように仲良くなれていなかったかもしれない。朝の5時に空港まで車で送ってくれたマーサと、空港ロビーで固く抱き合って再会を約束してた私達を見て、2度会っただけの知り合いやとは、誰も思わなかったに違いない。
2006/07/24
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オーストラリアの好きなところ、ふたつ目。昨日の「挨拶」と共通することやけど、今回は家庭で・・・・。私の好きな西洋の格言に、「お客は家族のように、家族はお客のように」というのがある。お客をお客として扱うのではく、家族のようにごく普通に接して、相手に遠慮をさせず、自分の家にいる気分にさせるのが、最高のもてなしだと言う。反対に家族には、家族だから何をしてもらっても当たり前だと思わずに、たとえお茶を1杯煎れてもらっても、他人に対するように「ありがとう。」と感謝の気持ちを表しなさい、と言うことらしい。オーストラリアでは食事のたびに、またお茶のたびに、夫は妻に、子供は母親に“Thank you!”の言葉を忘れない。(おまけに“Thank you!”の後に“ハニー”だの“スイーティ”だの“スイートハート”だの、甘ったる~いおまけまで付いている。)甘ったるいおまけは別にして、これは是非見習うべきやと思う。夫は妻(子供は母親)に、家事をしてもらうのが当たり前だと思ってはいけないし、妻は夫(子供は父親)が外で働くのが当たり前だと思ってはいけない。日本では子供の教育費は、大学まで親が出すのが当たり前になっているけど、西洋では奨学金をもらったり、親に借りたりして、本人が働きだしてからちゃんと返済する。成人しても家にいる限り、親が経済的な面を含めて、身の回りの世話をすべてしてくれるのが当たり前だと思っている若者が日本には多すぎる。日本とオーストラリアを比べて、互いにいいところ、悪いところがあるけど、オーストラリアの家庭内での“Thank you!”の言葉を聞くたびに、これはオーストラリアのいいところだとつくづく思う。「言葉で言わないでも、心で思ってたらそれでいい。」と反論する人もいるかも知れないけど、たとえ心でいくら思っていても、伝わらない事は多い。自分の感謝の気持ちを再認識するためにも、それは口にだして言うべきだと私は思う。夫(父)が仕事をしてきて帰って来たら、「ありがとう、お疲れ様!」、妻(母)がご飯を作ってくれたら、「ありがとう、ごちそうさま!」。照れくさがらずに、にっこり笑って言ってみよう!その場の雰囲気が、より暖かく柔らかいものになる。こんな小さな一言の積み重ねが、きっと今以上に、家族の絆を深くしてくれるはず。
2006/07/21
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オーストラリア大好きな私やけど、好きなところもあれば、嫌いなところもある。もちろん、好きなところの方が断然多いのは言うまでもない。沢山ある好きなところのひとつは・・・。日本はとても礼儀正しい国だと言われている。確かに日本人は友達同士や同僚や近所の人など、知ってる人間には丁寧に挨拶する。じゃあ、お店では?お店の人もお客さんに対して丁寧に挨拶する。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」など、とても礼儀正しく丁寧に必ず声を掛ける。それじゃあ、私達お客の方は?日本には「お客様は神様」という変な流行語が過去にあった。その影響かどうかは知らないけど、店の人の挨拶に返事を返す人はまずいない。でも西洋ではお客さんも驚くほどきちんと挨拶する。まず、オーストラリアでは店の人の挨拶もお決まりの「いらっしゃいませ(My I help you?)」だけではない。例えばスーパーのレジなどは、数分おきに人がやってくるのに、スタッフはお客さんみんなに挨拶している。“Hi, how are you?”とスタッフが声を掛けると、お客さんの方も“Good thanks. How are you? ”と聞き返す。レジが終わるとお客さんは必ず“Thank you!”とお礼をいう。それに対してスタッフは“Have a nice day! ”とか“See you later!”と答える。“Have a nice day!”と言われたお客さんは、“Thank you, you too!”と返事を返している。スタッフにしてみれば、1日何百回となく同じことを言ってるやろうに、必ずにこやかに声を掛けてくれる。(個人差もあるし、お店によっても多少の違いはあるやろうけど。)そしてそれに対してお客さんの方も、「ありがとう!」とか「あなたもね!」とお返しする。これは、そばで見ていてもとても気持ちがいい。日本ではスーパーや一般のお店やレストランなどで、スタッフの「ありがとうございました!」の言葉に、「ありがとう!」と返しているお客さんは、ほんとに少ないように思う。「向こうは仕事だから」、とか「こっちはお客だから当たり前」、とでも思っているかのように、「ありがとうございました!」と声を掛けられても、無言で帰るお客さんがほとんど、と感じるのは私だけ?私はオーストラリアのこのやり取りを見てからは、お店であっても、レストランであっても、バスや電車であっても(オーストラリアではバスを降りる時、みんな“Thank you!”と運転手さんに言って降りて行く。)必ず「ありがとう!」と言うように心がけている。それに対して、オーストラリアの運転手さんのように、にっこり笑い返してくれたり、"Thankyou!"と返事を返してくれることはまずない。こういう日本とオーストラリアの違いを「文化の違い」と言って済ませてしまうのは、日本人として、ちょっと寂しい。「ありがとう!」と言われて悪い気分になる人はいないはず。いつでも誰にでもちょっとした感謝の気持ちを言葉で現すことって、とても大事な事やと、私は思う。
2006/07/20
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オーストラリアは日本の21倍の大きさで、13回も渡豪していても、まだまだ行きたいところは沢山ある。とは言っても、私の旅はいつも違うとところばかりを訪れているのではない。だいたい私の旅は日本人らしくない旅。西洋人に言わせると、「日本人の旅は短くて、その割に訪問先がやたらと多い。見ているだけで疲れてしまう。」、・・・・・確かに。せっかくの休暇やというのに、飛行機で何時間も掛かってやっと着いたと思ったら、時間に追われるように観光、観光。2日も滞在すると、次の場所に移動。そしてまた観光。(〃´o`)=3 フゥ仕事以上にハードスケジュールをこなし、帰って来た時は楽しんだ分以上にクタクタ。旅行中、添乗員の人の言うままに動いているから、どこをどう移動したのかさえ、知らないまま、という人さえいる。私はこういったツアーが苦手。自由がきなかい団体行動が嫌いやし、せっかくの休暇やからのんびり過ごしたい。だから私は一度もツアー旅行というものをしたことがない。旅は計画する段階から楽しみたいし、その時点から私の旅は始まっている。私の旅は、比較的期間が長いけど訪れる場所は極少ない。今まで最高でも、4箇所(期間は5週間)。期間が短ければ1箇所だけ。観光するとしても、2、3日にとどめ、後はゆっくりとした時間を楽しむ。朝は目覚めた時に起きる。時間は決めない。早く目覚めれば、ビーチを散歩。(この時、すれ違うオージー達は、必ず笑顔と共に声を掛けてくれる。とても気持ちがいい。)遅めに目覚めれば、ボーっとしたまま、水着に着替え、借りているコンドミニアムのプールでひと泳ぎし、ジャグジーでリラックス。その後サウナに入ってから、部屋に戻ってシャワーを浴び、ビーチの見えるベランダでブランチを食べる。午後はウインドウショッピングをし、スーパーに行って食料品を買い込む。異国でのウインドウショッピングも、スーパーでの買い物も、日本にはないものが沢山あって、毎日行っても飽きる事がない。夜には友達と食事をしたり、カジノに出掛けることもある。(オーストラリアには各地にカジノがある。)ひとりの時は、ベランダに出てパノラマのように広がる風景を見ているだけでも結構あきない。こんな時、私の神経は伸び切って、「幸せ~!」と感じる。「時間を考えずにゆったりと過ごす。」、これが一番贅沢な休暇の過ごす方やと、私は思っている。
2006/07/19
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午前9時半、私を含むファーストクラスの乗客達は、まるで寄せ集めのような何台かの普通の乗用車に分乗して、空港に向かった。クイーンズランダーの乗務員は誰もついて来なかったけど、ピアノの弾き語りをしていたアメリカ人の女性が、唯一の東洋人である私の事を乗務員から頼まれていたようで、なにかと気を使ってくれた。というのも、私はブリスベンからゴールドコーストに向かう予定で、たまたまその女性はゴールドコースに住んでいたから、そこまで一緒にと頼まれたらしい。ブリスベンの空港ではオーストラリア鉄道の人が小型バスで出迎えてくれ、列車で着くはずだったローマストリート駅まで送り届けてくれた。そこで他の乗客達に別れを告げ、私とその弾き語りのおばさんの(おばさんやったけど、かなり美人でした!)2人はゴールドコースト行きのバスに乗り、夕方には無事ゴールドコーストに到着した。そんな訳で、私の生まれて初めての豪華列車の旅は、列車事故というアクシデントのために、総走行距離の3分の1も走らないまま、空の旅に変わってしまった。そのこと自体はいかにも残念やったけど、それはそれで今となっては面白い旅の思い出になっている。ただ、ブリスベン~シドニー間の列車(XPT)の旅でも、背筋が寒くなる体験をして、今回もまた豪華列車が飛行機に変わるという目にあってるので、この先いつか大陸横断鉄道インディアンパシフィック号を狙ってる私としては、鉄道の旅に嫌な予感がしないでもない。
2006/07/18
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朝食後、列車は昨夜からマッカイ駅に止まったままなので、私はラウンジカーを抜け出してプラットフォームに降りてみた。駅は大きいけれど、他の乗降客は誰一人見当たらず、チケットゲートも券売機も何もない。広い駅には立ち往生しているこの豪華列車の乗客以外は、乗務員らしき人以外誰もいない。チケットゲートがないのを幸いに、私は駅の外に出てみた。駅前には大きな道路が通っているが、商店もなければ人通りもない。ビルもなければ住宅もない。遠くの方に工場らしい建物が建っているくらいで、やたら大きなこの駅だけが道路のそばにあるだけ。外に出てみたものの見るものが何もないので、駅に戻ろうとして私は初めて気がついた。亜熱帯のこの町のマッカイ駅。その壁の色を見て私は唖然とした。駅の正面からみたその壁の色は・・・・・。ピンク!道路側から見た駅の壁は、鮮やかなショッキングピンクさすが、オーストラリアです。
2006/07/17
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初めての豪華列車で一夜を明かし、気持ちよく目覚めた私は、ラウンジでモーニングティを飲み、その後ダイニングカーで朝食を取った。ファーストクラスの乗客は20数名しかいないので、昨日乗り合わせたばかりとはいえ、毎食一緒に食事をし、ラウンジカーでは一緒にショーを見たり、空いた時間には、お茶を飲んだり、一杯やったり、とみんなくつろいでいるので、次第に仲良くなってくる。私もすぐに友達が出来て・・・と言いたいところやけど、この列車、豪華列車だけにチケットの値段も結構高かったので乗客に若い人はいなかった。ほとんどがお年寄りのご夫婦。お年寄りやから友達になれないなんて事はないんやけど、オーストラリアのお年寄りの英語は、理解するのが大変。申し訳ないけど、訛りがとてもきつい。今もって、私にはお年寄りの会話は半分くらいしか聞き取れない。ましてこの頃の私には、いくら話掛けてもらっても、2割か3割程度しか理解できなかったんで、日本人特有の「謎の微笑み」を返すだけ。(´▽`;)ゝこれでは会話が続かない。(≧▼≦;)この時の私に、せめて今くらいの英語力があったら(今もたいしたことはないんやけどね。^^;)、「ほんと、せっかくの豪華列車の旅が、事故のために楽しさが半減してしまったね、マイト!まったく“ノーワリーズ!”では済まされないよねぇ。」とかなんとか言いながら、話がはずんでいたはずやったのに・・・。旅の楽しみのひとつは、見知らぬ人と楽しい会話を交わしたり、親しくなったりすることで、それには隔離された空間であるファーストクラスは最適の場所だったのに・・・。ほんと、惜しい事をした!
2006/07/15
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一世一代の奮発をして豪華列車に乗ったというのに、列車の脱線事故で先に進めなくなり、目的地のブリスベンまで飛行機で移動してくれと言われた。しかも楽しみにしていたフルコースの食事も、まだ1回しか食べてない!このままブリスベンに連れて行かれたら、ホテルも食事も自腹これが日本国内で起こった事ならば、「ブリスベンに飛行機で行くのは事故なら仕方ないけど、今夜の宿はどうなるの?」と交渉も出来るけど、当時の私の英語力では、突然そんな事を言われても、頭がパニックになるばかりで、一言も反論できない。乗務員のお姉さんとおじさんは、言うだけ言うと、「では。」という感じでさっさとコンパートメントから出て行ってしまった。あーーん!どうしよ!!ブリスベンで放り出されても、すぐにホテル見つかる?ひょっとして、今夜は野宿?事が起こった時に、「戦おう!」と思うよりすぐにあきらめてしまうダメ私は、こんな大変な状況になってるのに、「ついてないなぁ。」とあきらめムード。ところが、30分もたつと、またノックの音。ドアを開けると、また乗務員のお姉さんが立っていた。Welcome back!!今度は何事かと思ったら、予定は変更になって、列車は脱線事故のあった一番近くのマッカイ駅まで行き、そこで私達は停車した列車で過ごし、明日の朝食後マッカイ空港に行きブリスベンまで飛ぶ事になったという。(これはファーストクラス20数名だけで、2等3等の乗客はその夜バスに乗って一足先にブリスベンに向けて出発した。)そして最後に念を押すように「ですから今夜のディナーも明日の朝食も召し上がっていただけます。」と言って部屋を出ていった。どうやら、他の乗客から相当文句が出たらしい。「ホテルも食事も用意しろ!」とかなんとかいう乗客がいたに違いない。でもおかげで私は異国の地で野宿せずに済みました!その夜のディナーは素晴らしく、そのあとラウンジで催されたピアノショーも素晴らしかった。私が日本人だと知って、「上を向いて歩こう」(SUKIYAKI)を弾いてくれ、みんなで英語と日本語での大合唱になった。私はすっかり満足して、安らかに自分のコンパートメントで眠りについた。
2006/07/14
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突然コンパートメントに入って来たのは、クイーンズランダーの乗務員のお姉さんとおじさん。後でよくよく見たら2人とも制服を着ていたんやけど、日本のものとはかなり違って、制服らしく見えないんで、初めは誰が入って来たのか、わからなかった。私が日本人なんで、英語を理解できるかどうかわからず、私に話しかけるのが不安そうな様子のお姉さん。(この時ファーストクラスにいた東洋人は私だけ)突然乗務員が2人も乱入して来て、不安なのはこっちの方やって!お姉さんは、私にわかるように、ゆっくりとした口調で言った。「この先で、貨物列車が脱線事故を起こしたので、ファーストクラスのお客様は次の駅(タウンズビル)から飛行機でブリスベンまで行っていただきます。」え”~~~~!!ちょ、ちょ、ちょっと待ってよぉ~!!私はこの列車に乗るために、はるばる5000キロも果ての日本からやって来たのにぃ!!おまけに高い運賃を払ったおかげで付いている、全4食のフルコースと1食の朝食のうち、まだ1食しか食べてないのにぃ!!まだ出発して5時間しか経ってないというのに、もう降りて飛行機でブリスベンに行けと言うの?!夢にまで見た豪華列車の旅が、たった5時間で終わり?!第一このまま列車を降ろされたら、いくらブリスベンまで飛行機に乗せてくれたとしても、今夜私はどこに泊まるのですか?!ひぇ~~~~~!!えらいこっちゃ!!
2006/07/12
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朝の8時にケアンズの駅を出発した列車は、ゆっくりと南下して行く。私は豪華列車を堪能しようと、ファーストクラスに乗り込んでいたので、9時半になるとモーニングティのためダイニングカーに来るようにと、アナウンスが流れた。全食事付はファーストクラスだけで、ダイニングカーもリビングカーもファーストクラスの乗車客専用。(もちろん他の2つのクラス用のダイニングカーと売店もある。)その後リビングカーにあるラウンジでテレビを見たり、音楽を聴いたりしながらくつろぎ、12時半になると、ランチのためにまたダイニングカーに呼び戻された。ランチやというのに、フルコース。私は数種類のメイン料理の中からフィレステーキのコースをチョイス。さすが日本のテレビで紹介されるだけあって、一流レストランに出て来るような豪華な料理。しかも美味しい!それまでオーストラリアの料理は大味で、さほど美味しいものはないと感じていたけど、この料理はそれまで最高。高い運賃をやったけど、この列車を選んだのは正解やった・・・と、コンパートメントで車窓に流れる景色を見ながら、悦に入っていたら、突然「コン、コン!」とドアを叩く音。入って来たのは、男女2人のオーストラリア人。誰 (クイーンランダーのファーストクラス食事メニュー。 オーストラリアの画家の絵が数種類表紙に付いていて、 持ち帰ってもいいようになっている。)
2006/07/11
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3度目の旅の予定は29日間。そのうち1週間がケアンズで、3週間がゴールドコーストこの旅を計画する前に、たまたまテレビで(世界の豪華列車という番組)クイーンズランダーを紹介していて、その豪華さに魅せられた私は、それに乗るために次の旅のプランを立てた。(現在は「サンランダー」と名称が変わっている。)「クイーンズランダー」は、その名の通りクイーンズランド州の東海岸沿いを走っている。ケアンズを朝発って、次の日の夕方にブリスベンに到着する。1泊2日、32時間の旅。走る列車の中から、エメラルドグリーンの海から登る朝日を見る!私は一世一代の奮発をして、ファーストクラスのコンパートメントを予約。(全フルコースの食事付)まだパソコンを使っていなかった私は、オーストラリア鉄道とFAXでやりとりして、渡豪前にチケットを手に入れた。私にとって、この旅は「クイーンズランダー」に乗るための旅と言っても過言ではなかった。旅立つ何日も前から、胸をワクワクさせてその日を指折り数えて待っていた。初めに滞在したケアンズでの1週間を終え、ついにその日を迎えた。いよいよ「クイーンズランダー」に乗る朝。私は期待に胸を膨らませて、早朝駅に向かった。その後思わぬアクシデントに見舞われる事を、この時の私は知る由もなかった。
2006/07/10
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高所恐怖症とまではいかないけど、高い所が苦手な私。そんな私にとって、オーストラリアへ行く飛行機の中はまったく楽しくない。着いた後の楽しさを考えてワクワクはしているものの、機中ではいつも早く着いてくれることのみ願っている。だいたいなんであんな重い鉄の塊が、しかもあれだけの人間を乗せて、空に浮く事が出来るん?!万有引力の法則に反する!飛行機は嫌いやけど、それに反して列車の旅は好き。それも長ければ長いほどいい。車窓からの眺めを楽しみながら、ゆっくりと食べる食事。車内で親しくなった人達と、お茶を飲みながら(私は全くの下戸なので)交わすおしゃべり。夜空にまたたく星を眺めながら、ベッドに横たわって、旅愁に浸るひととき。そんな至福のひとときを求めて、私はオーストラリアの国内移動は、出来るだけ列車を選ぶ。日本と違って列車のスピードが至って遅いオーストラリアでは、絶好の列車の旅が出来る。初めての海外旅行のくせに、ブリスベンからシドニーまでの移動を列車にしたのも、そんな訳があった。2度目の旅は10日しか滞在しなかったので、ゴールドコーストだけの滞在にしたけど、3度目の旅は4週間。充分に列車の旅が出来る。そこで私が選んだのが、「クイーンズランダー」。
2006/07/09
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日本とオーストラリアの習慣の違いは沢山ある。そもそも文化が違うんやから、当然のことなんやけど、「文化が違うから、仕方ないよなぁ。」では済ませられない、日本人には到底理解出来ない習慣がいくつもある。「納得いかないランキング」の上位3位までにランキングされるのが、雨が降った時の洗濯物。日本では洗濯物を干していて、急に大雨が降って来たら、各家庭とも一斉に家の外に(もしくはベランダに)飛び出して、大慌てで洗濯物を取り入れる。これ常識。(* ̄- ̄)ところが、オーストラリアでは急に雨が降っても、誰も洗濯物を入れようとしない。雨が降り出した時に家にいても、みんな素知らん顔をしている。ある時友達に聞いてみた。「雨が降ってるのになんで洗濯物を入れないん?洗濯物がびしょびしょになってしまうやん!」と言ったら、「放っておけばまた天気になって乾くやん!(もちろん友達は大阪弁やなくて英語ですが。)」と平然としたもの。( ̄ー ̄?)急な雨で(オーストラリアの雨はスコールのような一時的な雨が多い)慌てて洗濯物を取り込む姿を、オーストラリアではいまだ見掛けた事がない。反対に大きな庭の大きな洗濯物干しで、びしょ濡れになっている洗濯物なら、嫌というほど見掛けた。なんとも気持ちが悪い。。。。まっ、私の洗濯物やないからいっか!(^0^*
2006/07/08
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凍死するんやないかと思った列車の旅もようやく終わって、朝の10時30分にシドニーのセントラル駅に着いた。マーウィンランバの駅では改札口がなく、列車の中では一度の検札もなかったけど、シドニーのセントラル駅では、必ず改札口で切符を回収されるはず。マーウィンランバからシドニーまで、高い列車の料金を払ったのに、まさか切符なしでも乗れた!なんて事はないはず。さてさて、改札口はどこ?と探してるうちに・・・・・気がつくと駅の外!なんでやねん!!w( ̄Д ̄;)w信じられない事に、シドニーのセントラル駅という大きな駅にも、改札口はどこにもない!気がつくと私は、片手に切符を持ったまま駅の外まで出てしまってた。(゚O゚;実はオーストラリアという国では、列車に乗るのにまず切符を見せることがない。切符は日本同様に窓口でも、券売機でも売っているけど、改札もなければ、検札もまずない。ただ列車の中に、「無賃乗車を見つけたら5倍の罰金!」(パースにて)だと書いてあったけれど、「じゃあ6回目に見つかったら1回お得ね。」などと、思ってしまう。ヾ(´▽`;)ゝでもご心配なく。そんな風に思っても、小心者で生真面目な私は、ちゃんと毎回切符を買って日本まで持ち帰り、写真と共にアルバムに旅の記念として貼りつけている。バスの乗り場が替わってもなんの案内もない、列車の中は死ぬほど寒い冷房、改札口がない、列車は発車のベルもアナウンスもなくいきなり走り出す・・・等々。初めての渡豪は、オーストラリアと日本の違いを、これでもかと思い知らされる旅となった。でもこの旅によって、私はオーストラリアというワンダーランドにすっかり魅せられてしまった。。。
2006/07/07
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自分ではまったく気づかないまま、間一髪のところで列車に乗り込んだ私。今夜はこの列車で夜を明かして、次の日の朝にはシドニーに着く予定。この時、季節は夏。海外で夏に列車に乗る時は、冷房が効き過ぎているから注意しないといけないというのは聞いていたので、私の準備は万端。なんといっても私は超寒がり。冷房にも至って弱い。だからこの日のために、夏やというのに使い捨てカイロを持参。でもオーストラリアの列車の寒さは、私の想像をはるかに越えていた。カイロを背中に入れて、セーターを着て、その上に日本を出発する時に着ていたダウンジャケットを着て、留めにバスタオルをひざ掛け替わりにして眠りについたのに、あまりの寒さに何度も目が覚めてしまう。寒さのために目が覚めるなんて、ほんと半端じゃない。ところが・・・・・!!斜め前に座っている現地の若者達は、Tシャツにジーパン姿で眠っている。この寒さで眠れるのは若さのせいかと、納得しかけて後ろを見ると・・・。またまたビックリ!!(@_@;)そこにはどう見ても60代のカップルが、半袖のシャツに単パン姿で、スヤスヤ眠ってた。w(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!冷房の効き過ぎも半端じゃないけど、この寒さを感じないオーストラリア人達も半端じゃない!そりゃ日本は戦争に負けます。...(;__)/|
2006/07/06
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まだ出発の時間まで1時間もあるのに、発車のベルもアナウンスもなく、列車は突然発車した!「なんで?!なんで?!なんで?!」あまりの間一髪さに、私は半ば放心状態で自分の席に座り込んだ。そして突然、その理由に思い至った。私がバスに乗ったのは、クイーンズランド州。そして列車の駅はニューサウスウェールズ州。季節は夏。シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、サマータイムを取っているんやった!私はその事を知識としては重々わかっていたつもりなのに、バスで州境を越えた時に、時間が1時間進む事をすっかり忘れてた。もちろん、時差のない日本に生まれ育っても、海外に来たからには、東西に移動する時には時差があるというのは、誰だってわかっている。でもこの時は南北に移動していたんで、ついうっかりと時差の事など忘れてしまっていた。マーウィンランバの駅に着いた時、私はまだ1時間も時間があると、勝手に思っていたけど、それは大きな間違い。幸いにも荷物だけは列車に乗せようと、列車に乗り込んだから乗り遅れずにすんだけど、もし荷物を置いてまたプラットホームに降りた後やったら・・・!!2度目の冷や汗は、思い出すだけで背筋に冷たいものが走る、怪談よりぞぉ~~っとする怖い話です。
2006/07/05
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マーウィンランバの駅は夜の9時頃やというのに、切符売り場は閉まっているし、改札口も、売店もない。駅員の姿さえ見えない。まだ列車の時間まで1時間以上もあるのに、大きな荷物を抱えていてはどこかで時間をつぶすこと事も出来ない。仕方なくホームのベンチに座っていると、列車がホームに入って来て、駅で待っていた半分以上の人はその列車に乗り込んで行った。でもいくら待っても列車が発車する気配はない。“まさか・・・。でももしかして・・・。”発車の時間までまだ1時間以上あるのに、もうシドニー行きの列車が入って来たって事はない・・・よ・・・ね。ちょうどその時、ホームに面したドアが開いて、駅員さんらしき人が出て来たので、私は素早く彼に近づいて聞いた。切符を見せながら、「この列車はシドニー行きのこの列車ですか?」と尋ねると、そうだという駅員さん。へぇ~~~。“オーストラリアでは1時間も早く列車がつくんやぁ~。”と、感心する私。後で考えたらほんと、間抜けなお話。もっと間抜けなことに、列車は指定席なんで、それなら大きな荷物を座席において、貴重品だけ持って少し街をブラブラして来る事が出来るかもしれない・・・なんて思っていた。荷物を抱えて取りあえず列車に乗り込む私。私が列車に乗り込んで、車両に入るドアに手を掛けた時、私の背後で突然列車のドアが閉まった。そして、ガタンと揺れたかと思うと、列車はマーウィンランバの駅を発車して行った。ひぇ~~~~~~!!
2006/07/04
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危機一髪でなんとか予定のバスに乗り込んだ私は、無事シドニーに向けて出発した。あの時、係のお姉さんに声を掛けてなかったらと思うと、今でもぞっとする。私を乗せたバスは州境を越えて、マーウィンランバという列車の駅に着いた。時計を見ると列車の出発時間までまだ1時間以上ある。駅で1時間以上も、ただ待ってるだけでは勿体ないし、マーウィンランバなんていう小さな街に、これから先2度と来る事はないやろうから、街を散策したいと思ったけれど、荷物が多いので断念。仕方なく駅の改札に向かった。時刻は午後の9時頃。マーウィンランバという駅はほんとに小さな駅で、「本当にここからシドニー行きの列車が出てるの?」と疑いたくなるほど。驚くべき事に駅には改札もなく、プラットホームは1つ、切符を売る窓口も閉まったまま(午後9時に!)。駅員はどこを探してみあたらない・・・という日本ではあり得ない状態。他にも10人くらいはバスから列車に乗り継ぐ乗客がいたんで、その人達に紛れて数少ない駅のベンチで待っていた。こんな時、誰か日本人がいれば聞いてみるものを、こんな田舎の駅では、日本人の姿どころか、東洋人らしい姿もまったく見えない。初めての海外旅行で、訳もわからずこんなところまで来るなんて、私ってやっぱり無謀?!
2006/07/03
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初めてのオーストラリア旅行で、バスと電車でブリスベンからシドニーへ移動した。この時、2度冷や汗をかくことになった。まず1度目。ブリスベンのローマ駅のバスターミナルで、バスのチケットに書かれていた26番乗り場で待っていた。小心者の常で、何かあってはいけないとかなり早目に行って待っていた。でもいくら待ってもバスは来ないし、他の乗客も来ない。「おかしいなぁー。」と思いつつも、乗り場に来る前にターミナルのカウンターのお姉さんに、バスのチケットを見せて乗り場を確認してたんで、間違ってないと信じて待ってたんやけど・・・。でも、どう考えてもおかしい。。。。。。長距離バスの乗り場、しかも始発の駅で誰も乗らない訳はない。隣の25番乗り場を見ると、少し前にバスが着いて、待っていた乗客が乗車し始めた。「まさか・・・?!隣のバスって事はないよねぇ?!」と思い、ちょうど通りかかったターミナルの職員らしきお姉さんを捕まえて聞いてみたら・・・。「ああ、そのバスは隣の25番乗り場に変更になったのよ。」と、いとも簡単に言われた!。(ー'`ー;)カウンターで確認した時、言ってよー!!もうちょっとで、乗り遅れるところやった。。。1度目の冷や汗。(-"-; (ローマ駅内フードコート)
2006/07/02
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よく人に聞かれる。どうしてそんなにオーストラリアがいいの?と。私はいつも一旦躊躇する。なんでやろう?人は恋に落ちるとき、明確にその理由を答えられるやろうか?“優しいところが好き!”とか“話してて楽しいから!”とかいうのは好きになった後で理由を聞かれて思いつくことで、恋に落ちる時は理屈なんて抜きにして、好きになってしまうものやと思う。私がオーストラリアを好きになったのも、それに似ている。壮大な自然も、綺麗な海も空も空気も、街並みや暮らしぶりや陽気なオージー達・・・好きなところは沢山あるけど(もちろん嫌いなところもある)、“これ!”と一言で人を納得させられる言葉が浮かばない。強いて言うならば私はオーストラリアの“空気”が好き。オーストラリアの空港に着いた時にいつも感じる、あの風や土や食べ物や人々・・・様々な物の入り交ざった匂いと、一種独特の雰囲気。その中に入ったとたん、私は魂が開放されるような気がする。理屈ではなく、私はオーストラリアに魅せられている。
2006/06/30
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生まれて初めてオーストラリアに行ったのは、今から約10年前。お決まりのゴールドコーストとシドニーを訪問。ただ普通の旅行と違ったのは、ツアー旅行ではなかった事。人と同じが嫌いな私は、初めての海外旅行やというのに、個人旅行を選んだ。だって、団体だと集合時間が決まっていて、好きな時に好きなことが出来ないんやもん!面白くなーい!ガイドさんについて歩くのは安全やけど、ハプニングもスリルもなく、楽しさも半減すると思った私は、無謀にも個人旅行することにした。 しかも!ゴールドコースト―シドニー間はバスと電車で移動。後でシドニーで出会った日本人に、「無謀だ・・・。」と言われてしまった。。。。。。
2006/06/28
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