Bond

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LIFERES


まだ、一般公開されていない。
確か10月だったかな??

撮影した人の関連団体で
先行上映会プラス講演会があった。

アメリカでは
終身刑受刑者を「LIFERES」と呼ぶ。
彼らは、第一級殺人などの罪に問われて服役する。
そんな彼らに対して
アミティという民間団体が更正プログラムに参加させるのだ。
もう、長いこと実践されている。
グループワークを取り入れたカウンセリングのようなもので、
そのプログラムを通して、
被害者への贖罪の気持ち、感覚を取り戻していく。

全受刑者が参加できるが、
そのプログラムの中心をになうのが
「LIFERES」という終身刑受刑者なのだ。
数々の受刑者を更正に導き、
時間外でも他の受刑者の相談に乗る。
しかし、彼らはかなり高い確率で
一生刑務所から出られない。

受刑者の多くは、
加害者でありながら被害者だ。
ほとんどが幼い頃
性的虐待、精神的虐待、肉体的虐待、あるいは、
目の前で家族を殺されたり、
兄弟によって麻薬中毒にさせられたり・・・
被害経験が、すべての感覚をマヒさせ、
かれらを犯罪へといざなっている。

しかし、どんな事情があろうと
彼らは犯罪者なのだ。
他の人々の人生を狂わしたことは、
彼らの過去の悲惨さを考慮しても、
許されることではない。
一生、罪を背負っていくことを課せられる。

更正プログラムは、
彼らの被害体験をさらけ出すと共に、
その感覚から自分の犯した犯罪の被害者に対する
贖罪の気持ちを取り戻させるものなのだ。

ドキュメンタリーは
そんなかれらの生活と語りを克明に記録している。

もちろん、
受刑者の中には
被害者がそのような受刑者の変化を見て
釈放を許してくれるケースもある。
しかし反対に、
どんなに他の受刑者の更正に力を注ぎ、
罪を悔いて謝罪し、
人間としての感覚を取り戻したとしても、
遺族が許さなければ一生出ることが出来ないLIFEREもいる。

それは、リアルにケースバイケースなのだ。

© Rakuten Group, Inc.
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