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先日、私の親友であるCPTSDの友人が亡くなった。
ここのところしばらく体調を崩して入退院を繰り返していたが、内科的な要因で亡くなったと聞いた。発作を起こして意識不明のまま、息を引き取ったということだった。
彼女の住む某市は、阪神大震災のため、心の病にわりと理解がある私の市とは違い、行政も福祉も医療関係も警察も、一般市民の中にも、精神疾患=怠け病、キチガイのような差別感が根強く残っている地域で、彼女は酷い差別の中、本当に毎日毎日を痛ましい程の努力で生き抜いていた。
あまりにも無体な差別に、私も少しずつ彼女の居住地の行政の在り方をよく調べて、何かよい手立てはないか、これから協力して模索していこうとしていた矢先だった。
もし、彼女の病名が「CPTSD[Complex Post-Traumatic Stress Disorder](=複雑性心的外傷後ストレス障害)」ではなく、「複雑骨折」などであったとしたら?
あのジャズの大歌手、ビリー・ホリディでさえ、当時の黒人への差別から、死ぬ時は病院の廊下の片隅であったと自伝の付記で読んだことがある。肌の色が違う―それだけで、何故、あのように偉大な彼女がそこまで差別されなければならなかったのか・・・人種差別の恐ろしさに愕然とした。
そして、友人のことを思う度に、彼女の話を聞くたびに、私の中では彼女とビリー・ホリディが重なって見えた。
うまく話をまとめることができないけれども・・・
精神疾患に対する様々な差別や偏見。
AIDS患者やハンセン氏病患者のように、少しずつでも改善していくこと―本当に難しいことだけれども、それが、彼女に対する供養の一環になれば、と思っている。
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