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2008.12.07
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カテゴリ: 自動車
「鈴鹿で勇姿見たかった」 ホンダF1撤退で地元関係者、ファン落胆


個人的な気持ちとしては、やっぱり、がっかりです。
ただ、ここで下手に言い訳せずに「経営環境が厳しいから」とはっきりと言い切ったのは良かったと思う。

これで改めて分かったことは、ホンダは世界を相手にする大企業だということ。
故・本田宗一郎が率いた、野武士軍団ではもうないということだ。

かつての野武士軍団である本田技研は、ひらひらとトリッキーな動きをするバイクのような会社であった。
しかし、今のホンダは(どの重工業メーカーもそうですが)、大型船舶なんですね。
一度舵を切ったら、簡単には方向を変えられない。


こうなったら昔のように「世界に打って出るためにF1をやる」なんてことはまず無理だ。
あくまで、ビジネスにプラスになるからやるのだということにならざるを得ない。

トヨタは、それを明確に打ち出している。
だが、ホンダは、イメージとして、それを打ち出せない会社なのだ。
これまで培ってきた、ホンダの歴史と、支えてきたファンの想いがそれを許さなかった。
それを考えると、ホンダのF1ファンはかなり辛い。
来年、やっといけるぞという雰囲気で梯子を外されることになったのは当事者達にとって悲しいことだろうと思う。
その気持ちを考えると、忍びない。

だか、あえて書くが、ガソリンエンジンでレーシングカーの世界最速を決めるという時代は、もう、終わりを迎えつつあるのではないかと思う。
はっきり言うと、馬鹿げたことになりつつある。
だが、そんな馬鹿げたことに何十年もの長きに渡り、命を懸け、夢を託した人たちが、世界中に何十万人もいるのだ。

どんなにお金を使ってでも、この祭りを維持しようとする、酔狂で、馬鹿げた、愛するべき者たちが。

ホンダという会社は、そういう者たちとは相容れなくなってしまっているのだ。
とうの昔に。

F1は、最後の時まで共をする覚悟の、愛すべき一部の者たちのもとへと還っていくのだろう。
少しずつ、フェードアウトしながら。


そう遠くない未来に、新しい形のモータースポーツが始まるのは間違いない。
もう分かるだろう。ハイブリッド車、さらには燃料電池によるEVレーシングカーによる、世界最高レベルのレースだ。
そのような時代が来たときに、ホンダは復活して欲しい。
もちろん、ライバルはトヨタだ。
それだけではない。他のメーカー、いや、まさかまさかで現在、自動車を作っていない企業が王者としてホンダに立ちはだかる・・・こともあり得るのだ。

それらの会社が引っ張っていって、新しい時代のモータースポーツを一から作り上げていって欲しい。
その方が、観ていてわくわくする。

そしてこれこそが本田宗一郎が愛し、実践したきた「チャレンジスピリット」だと思うのです。





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Last updated  2008.12.07 22:24:58


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