「気孔」が観察しやすい植物としても知られています。 「気孔」というのは葉などについている 空気や水蒸気の蒸散のコントロールをしている部分です。 ツユクサの葉は表面,裏面がとても剥がれやすいので 簡単に気孔を観察するための顕微鏡サンプルが作れます。 ![]() コツは少し斜めに引っ張りながら裂くことです。 カッターやピンセットはいりません。 顕微鏡サンプルは数ミリあればいいので これで十分です。 外側にあった方を表にしてスライドガラスに乗せ 水を付けてカバーグラスをかけて観察します。 ![]() (×200) 唇のように見える所が「孔辺細胞」で ここを開け閉めすることにより空気や水蒸気の出入りを コントロールしています。 表皮は透明ですがたくさんのエネルギーが必要な孔辺細胞には 葉緑体が見えます。 裏面と表面の違い(×100)を観察してみました。 ![]() 裏の方が多いです。 直射日光が当たる表面は気孔が少なくなっているようです。 ただ,サンプルによってはあまり違いを感じないこともあります。 ちなみにこの写真は気孔の周りに空気が入り込んでしまっています。 この状態だと観察しにくいのでカバーガラスを掛けなおした方がいいです。 染色色素があったので染めてみました。 これはサフラニンで染めたもの。丸い小さな核が見えます。 ![]() メチレンブルーも同じように核が青くなるそうです。 ![]() が,生きている細胞は還元されて染まらないそうなので 見えていないという事でしょうか??? ![]() そしてどの写真にも柱状結晶が見られます。 これは「シュウ酸カルシウム」という物質の結晶なんだそうです。 シュウ酸カルシウムはとろろ芋のかゆみの原因物質ですが とろろ芋の中のシュウ酸カルシウムは針のような結晶で 形が異なります。 植物によって同じ物質でも異なる形で貯蔵されるのは不思議です。 ちなみにシュウ酸塩はカタバミにも含まれていて こちらはナトリウム塩なので水に溶けるため 10円玉磨きができました。 さて,次にお花です。 ![]() 青い花びらは大きな2枚だけ, 下側にある透明な花びらや 虫の気を惹くための黄色いかわいいかたちのおしべ。 実に凝った作りで,観察しがいのある花です。 ほんとに4,5時間で枯れてしまうには勿体ない花です。 一番長いおしべの先にはスマホで普通に撮影するのも可能なほど 大きな花粉がくっついています。 ![]() おしべの中を開けて顕微鏡写真を撮ると 縦に仕切られた中に花粉がぎっしり詰まっています。 ![]() 突起のあるジェリービーンズのような花粉です。 半透明の黄色で湿り気があり,ペタペタとめしべに付きます。 花が枯れるころには花粉もどこかに行ってしまいます。 朝が勝負。 ![]() めしべにカンタンに付けることができます。 ![]() 他にも丸っこい種も可愛いし, 一つの入れ物から2つ花が咲くことなども面白い。 見どころたっぷりのツユクサの観察,夏休みにおススメです。 わが家の顕微鏡はこちら。 パソコンにつないでみるタイプ。200倍まで綺麗に見えます。 プレパラート,カバーガラスともにプラスチック製で安全。 【アウトレット(新古品)[店舗保証]】【即配】Do・Nature (ドゥ・ネイチャー) 顕微鏡 デジタルマイクロスコープ STV-451M II ケンコートキナー KENKO TOKINA 【送料無料】 STV-451MII Amazon(アマゾン) 染色セットは楽天にはこれがありました。 私はビクセンのものを使っています。 ケニス プレパラート染色液セット YSS10 (1-150-0586) 動物や植物の組織の顕微鏡観察におすすめです。※お取り寄せ商品です。 |
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