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行ってきました。
取材しに。
本当は先週取材に行って、掲載原稿を執筆する予定だったのですが、突発的な急用ができて取材同行できず、ボイスレコーダーで音声を聞いて原稿を書こうとしたのですが、手が止まって進まないのです。館長さん他、職員の方の熱いメッセージを聞き、それ以上の事が知りたくなり、行ってきました。行かなきゃ書けないと思いました。
なので、時間を作って行ってきました。
地上入口に足を踏み入れると、そこには直径10m位(たぶん)くらいある大きな水盤があり、順路通りに歩き始めると、水盤から滴り落ちる水の音が体に響いてきます。
その水盤の円周をゆっくり歩くと、地下へと続く階段の入口に到達します。入口に到達する頃は、心がゆったりと静かになっていました。
地下の階段へ足を運ぶと、水の音が途切れ、一瞬静寂になります。そして、一番下まで降りると、また水の音がしてきます。
順路に従って歩くと、壁に死没者の方々の遺影が次々と表示されます。約6000の遺影が1周するのに二時間かかるそうです。
警備の人に思わず質問したのですが、全国の遺族から毎日遺影が届くそうです。遺影は亡くなられたお一人につき1枚というわけではなく、数枚送られてくることもあるとのこと。
そのほとんどが県外の方が多いようです。長崎の方よりも、県外の方、、、いろんな思いがあるのでしょう、、、
ちょっとショックだったのが、隣にある追悼の空間に納められている原爆死没者名簿のこと
私はここに一時間くらいいたのですが、そんなに長くいる人は
珍しいせいか、はたまたいろいろ質問する人もそんなにいないせいか
警備の方がいろいろと説明してくださいました
それを聞いて、声が震えて返事ができず、ただ涙をこらえていました
追悼の光の部屋に、納められている原爆死没者名簿には
原爆犠牲者のすべての方が記されているわけではありません。
原爆投下場所の至近距離にあった刑務所に収容されていた方々。
多くは朝鮮の方々だったそうです。
その方々の名前は、この名簿の中にはありません。
また、被爆者と認定されず原爆手帳をもっていなかった方々もこの名簿には
名前がないそうです。
記録されているのは、原爆手帳を持っていた方々でご遺族がここに名前を書いてもいいと承諾した方のみ、、、、、
でも、ここには、何も書かれていない白紙の名簿が1冊納められているそうです。
記名されなかった方々の魂もしっかりとここに眠っています。
たとえ、名前はなくとも、、、、、
いろんな理由で原爆手帳が交付されない方々もたくさんいます。
原爆投下から、年月が経ち、認定の生き証人の方々の高齢化も
なかなか認定できない理由の一つでもあるようです。
ですが、遺影の方は被爆認定に関係なく受け付けられ施設内に保管、掲示され、魂のメッセージが届けられています。
この館内には、いたるところに水が流れるオブジェがあって
水が滴る音が響いています。
水を求めて無くなっていった方々に、捧げる水です。
スピリチュアル的にも、水には浄化の意味があります。
さらに、たくさんの太陽光が差し込む構造にもなっていました。
太陽の光は、浄化と癒しとパワーチャージの象徴です。
水と光の祈りの空間。には、9mもある12本の光の柱が
立っています。
光の神殿にいるようです。
天井からは太陽光が降り注ぎ、上を見上げると、
地上の水盤の表面が見えます。
その中で、
水の音を体で聴いていると、まるで子守唄のように感じてきます。
水の音以外に何の音もしないんです。
そうそう。
ここには平和のメッセージを書き残すコーナーがあって
10年間保管してくれます。
パソコンで見ることができるんですけど、美輪明宏さんのメッセージもありましたよ。
しっかり見てきました・・・・
そうだ、そうだ。追悼の空間で、祈りを捧げていた時に、こう感じました。
私が原稿記事を書くのではなく、ここにいるスピリットの言葉をそのまま書けばいいんだわ。
オフィスに戻ったら、あんなにペンが進まなかったのにあっという間に原稿が書きあがりました。
ここいいですよ。
気持ちは落ち着くし、無料だし(笑)
館長さんいわく、
長崎原爆資料館で、原爆の本当の姿、怖さ、悲惨さを感じたあと、
その思いを、隣にある施設、原爆追悼平和祈念館にきて
静かな空間で自分の気持ちに向き合い消化することで
平和への祈りへと昇華してほしい、、、、
って。
さらにいうなら、館長さん。
昨年まで、長崎市の副市長さんでした。
伊藤一長 元長崎市長が銃撃で倒れ、
一時期、市長代行を担った後、希望して退いたそうです。
長年、元市長と一緒にいろんな経験をしてきたようです。
インタビューの中で淡々と語られていました。
行政経験も豊富で、次の市長にとの声も多かったようなのですがいろんな思いがあったのだろうと推察します。
人の祈りの思い、それがここにたくさんありました。ルルドの泉の奇跡も人の思いが生んだものです。
ここ、それに匹敵するような気がします。
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