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yuuの一人芝居
藤戸饅頭
倉子城の向山は東に伸びて加須山につながっている。そこに陣を引いた平家と対岸の粒浦に陣を構えた源氏が戦った地として藤戸の戦がある。粒江の源氏の陣より奥の漁師がわざわざ平家の陣屋に出向いて粒江の浅瀬を佐々木盛綱に教えて惨殺されるという余談が付いているが・・・。
「何を考えているの」
おたねが店の上がり框で思案顔をしている嘉平に声をかけた。
「わからねえ・・・与市は何か源氏に遺恨でもあったというのけえ」
「なんだい、わたしゃどこか具合でも悪いのかと心配してたのに」
「この前、汐入川を下って藤戸へ行ったろう・・・そのとき藤戸寺に参って聞いた話なのだが・・・」
「おまいさんらしくもないじゃないの」
「根も葉もねえ話なら納得がいくのだが・・・」
「きっとそうなのよ・・・おまいさんがそういうのだから・・・」
おたねはあきれたという顔で言った。
「佐々木が憎けりぁ笹まで憎い・・・殺された母親が藤戸の笹を毟ったという・・・与市が殺されて埋められたところは粒浦の前の浮洲・・・尚わからなくなった」
「いい加減に忘れたらどう・・・」
「ああ、忘れた忘れた」
嘉平はそう言って外へ飛び出した。
「与市は笛がうまかった・・・あの頃漁師が笛など吹けるわけがねえが・・・」
祭り囃子が聞こえていた。秋の収穫を終えたころのことであった。
「納得がいかねえ・・・」
嘉平らしくなく呟いた。懐から竹皮の包みを取り出して餡のいっぱい入った臼皮饅頭をほおばった。
「このうまさは納得がいくが」そう言って店に入り、
「食べるかい」とおたねの前に出した。
「藤戸」は謡曲の舞台となり歌舞伎の演目になり子供を殺された母の悲しみをせつせつと訴えるものである。
今でも盛綱橋の袂にその饅頭屋はある。元禄時代には藤戸寺の境内に出していた茶店で売っていたと言うが・・・。地元の人たちはその饅頭を茶請けにお土産にとよく使うが・・・こよなく愛しているのだが・・・。
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