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戸
明治時代に千曲川河川敷に戸倉と上山田温泉が開湯され善光寺参りの精進落としの湯として賑わいました。大正時代には千曲川堤防や温泉の整備が行われ現在の温泉街・繁華街ができました。最盛期の昭和の終りには年間130万人以上の観光客が訪れ300人以上の芸妓がいる歓楽温泉として栄ました。 世のつれでしょう・・・現在は昔の面影もかなり薄れ静かな温泉街となっています。
江戸時代、千曲川の川岸に住む可愛い娘がいました。娘には好いて好かれ婚約者がいましたが、その婚約者が江戸に仕事に出たまま行方知れずとなり娘は毎日寂しい思いをしていました。
千曲川で赤い小石を100個集めれば婚約者は戻るとのお告げを受けた娘は、雨に日も嵐の日も毎日小石を探し、やがて99個の赤い小石を集めました。
しかし、最後の1個がなかなか見つからずにいましたが、ある寒い冬の日、最後のひとつを川原を探すうちに小さな湧き湯を発見しました。
その湧き湯で凍える指を温めた娘はやっとの思いで無事に100個目の小石を見つけることができました。その後娘はめでたく婚約者と結ばれたとのことです。
現在の戸倉駅と温泉街を結ぶ大正橋にはこの伝説にちなみ、99個の赤い小石が埋めこまれています。