あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2013.10.22
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カテゴリ: あそび一般



 けん玉やゴム跳びなどの技術を要するあそびにおいては、上達する方法までも自らが考え出す。ごっこ遊びや一人あそびにおいても、どうすれば面白くなるか、どうすれば楽しくなるかを一所懸命に考える。

 では、これらのあそびにおいて、何故こどもたちは「自発的考える」を行うのだろうか。それは、それらのあそびにおいて「考える」ことの見返り、すなわち「考える」ことがこどもたちに利益をもたらせることを、こどもたち自身がよく認識していることにある。

 あそびを通して、相手にも勝ったり、いち早く上達したり、ずっと面白くなったりすることを、それまでのあそびの中で、実践的につかみ取っているからだ。こどもたちは、あそびにおいて、自分のためだけに考えていると言っても過言ではない。

 おとなのように、相手が上達したり面白くなったりするようにと考えることは、こどもたちのあそびにおいてはほとんど無い。たとえあったとしても、第一義的ではないのだ。おとなも、自分自身のあそびにおいては、自分のためだけに考えていると言える。

 このように、こどもたちはあそびにおいて、ほぼ完全に自分のためだけに考える。だからこそ、その「考える」は「自発的考える」となる。そして、こどもたちの「自発的考える」機会を増やすには、このあそびの機会・時間を増やすことが大切になっているのだ。

 だからと言って、それは、むやみにあそびの機会や時間を増やすことを意味しないのはもちろんのことではある。大事なのは、こうした「自発的考える」にとって大事な活動となっているあそびに、おとなはもっと関心を向けるべきなのだ。

 そして、せめて高度経済成長期以前の水準まで、今のこどもたちのあそびの機会と時間を復活させることが大切だ。当然ながら、それを可能にするのは、個々の親たちの努力だけでなく、社会全体の課題として、すべてのおとながそのことを遂行できるかにかかっている。(続く)




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最終更新日  2013.10.22 16:32:24コメント(0) | コメントを書く
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