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ゼロッち☆

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July 10, 2006
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カテゴリ: カテゴリ未分類
W君に変なメールを送りつけて遊んでいるS君のお話の続き~。
ある日曜日の朝、喫茶店で待ち合わせたS君は、これまでのいきさつを話し始めた。僕はコーヒーを少しずつ飲みながらその話を聞いたのだった。

S君とW君の往復書簡は数週間ほど前、最初は女の子のフリをしたS君の方から始まった。しかも、最初のメールってのが、
「新しいお友達を探していまーす。
メル友になっていただけませんか?ヨロシク~」

と、明け方4時頃にメールしたらしい。
いかにもアヤシイこの唐突なメール
こんなメール来たら普通、疑ってかかるよねぇ。そんでもって、削除しちゃうよねぇ。
ところがW君は疑うどころか、この朝4時の怪しいメールに返信メールを返してきた

実はこの悪ふざけには、もうひとり重要な立場の人物、O氏がいる。
O氏は、W君と同じ郵便配達の仲間なんだけれど、O氏もS君同様、日頃からW君のうっとうしいのにヘキエキしていた。そんなW君を引っ掛けてやろうと、ある時この企画を思いついて、S君と二人でこの悪ふざけを始めた張本人なのだ。

そうとも知らずW君は、郵便配達の休憩時間にO氏をつかまえて、女の子からメールが来てウヒョウヒョなのだと話しかけた。
「芸能人で誰に似てるの?って聞いたら、
深田恭子に似てるんだって返事が帰って来たよウヒヒ」

その話を聞かされたO氏は、相手の女の子は実はS君なのだと知っているから、どんな顔をして聞いたらいいかわからない。
「ふ、ふうん。でもそれ怪しいんじゃない?」 な~んて適当な事を言いながらその場を離れ、O氏はすかさずS君に
「完全に引っかかってるぞ!!」 とメールをした。

そんなワケで、間にO氏がいる事で、W君が架空の女の子をどう思っているのか、発信元のS君に筒抜けの状態なのだ。
だけど何度かやり取りをする中でW君があまりにのって来るので、S君はまじめに返事を書くのもうっとうしいと思い始め、このメールがイタズラだとバレてほしくなって来た。でも、「実はS君でした~」ってばらしたのではW君も怒ってしまうし都合が悪い。

「この女の子は怪しい」 って思ってメールを自分からやめてもらう作戦に打って出る事にした。そんなO氏とS君のオモワクの中で、この架空の女の子のキャラクターに変な要素がどんどん付け足されて、妙に怪しい濃いキャラが作り上げられてゆくのだ~。

でも、これがW君ったら、全然気付かずに突き進むんだわ~
(つづく)





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Last updated  July 17, 2006 12:59:03 PM
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