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2003年09月05日
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河瀬直美さんや宮崎信恵さん、海外の女性監督もまじえての講演会。私はすこし遅れてはいったものの、前のほうの席があいていたので、ちょうど河瀬さんに近いところに座ることができました。

私の意識が低いのかもしれないけれど、あまり「女性映画」という括り方には共感できなかったので、実際の作り手のひとたちはどういう風に感じて話をするのか興味がありました。
でも話をきいていたら、創っている人たちは思ったより冷めているんだなあ
と感じました。韓国のモ・ジウン監督や日本の宮崎監督を中心に、
 「女性としての利点もたしかにあるけれども、そういったことを意識して映画をつ  くったことはなかったし、これからも女性という枠組みをこえて、いち作家として  映画作りをしたい」
と、いう話が盛んに言われていました。

最後の質問タイムに
 「『“国際女性映画祭”の“女性”をもうそろそろ省いてもいい時期にきているん    じゃないか』(という意見があったので)、なんてまだ言わないでほしい」
と、初回から関わっているスタッフの女性が発言していました。
私は映画をみるときに、女性のつくった映画だからといって特別視したくないし、「女性だから」という部分にこだわるのは「作品をみてほしい」という女性監督たちのスタンスと矛盾しているような気がしました。

でも、いいお話がきけたんだけれど、司会進行がおぼつかなかった。もうすこし聞きたい意見が空中分解してしまったり、発言者も戸惑うシーンが何度も。それに質問の時間がほとんどなくなったのはすごく残念です。(ふたり限定、のうちのひとりはスタッフだし。ひどいよ。)
河瀬さんは途中からあきらかに怒っていて(あきれてたのかも)、最後のあいさつが終わる前に席をたってしまう・・・。ボランティアの方たちの頑張りがあちこちで感じられていただけに、なんか、いたたまれない最後でした。





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最終更新日  2003年09月30日 01時06分04秒
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