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2025年08月02日
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テーマ: 鬼滅の刃(1065)
カテゴリ: カテゴリ未分類

作画:80点
(マイナス20点は義勇vs猗窩座で止め絵のシーンが30秒ほどあったため)
声優:100点
脚本:20点
総合:65~70点


三部作であることを踏まえても、とにかく脚本(ストーリー構成)が稚拙でした。考えられる原因は大きく2つあります。


①実はTV放送前提である

無限列車が劇場→TV放送……の逆パターンで、最初からTV放送の予定→劇場三部作として有料先行公開だった……というケースが考えられます。この場合はTV放送の尺を無理やり繋げたりカットしたりして三部に分割して編集しているので、脚本が綺麗に仕上がりません。


②批判を恐れて原作をそのままやった

原作の記憶がちょっとあやふや、という前提で読んでいただきたいのですが……。
正直、最終決戦となる無限城編は原作もあまり出来が良いとは言えません。これは、無限列車編や遊郭編が《上弦の鬼に勝つ・負ける→柱・鬼の過去が~》という展開で起承転結がコンパクトに組まれているのに対し、無限城編は《因縁のある鬼と柱および炭治郎等のメインキャラが対敵→鬼・柱の過去が~→上弦の鬼に勝つ・相打ち》を全キャラでひたすらループしつつ、ラスボスの無惨へと接近していくストーリー構成になるからです。各キャラの起承転結を連続して繰り返すため、物凄く飽きが来ます。
この内容をそのままアニメ化したら見にくいのは明白だったため、どう再構成するかが今回の三部作の注目ポイントだったのですが……多少の付け足しはあるものの、まさかの漫画と同じ流れで話が進行してしまいました。

それをなんと、2時間半という長尺で上映。猗窩座が出てくるところでようやく大盛り上がり出来るのですが、猗窩座が出てきた後も炭治郎の過去回想の演出の間延びは酷かったです。猗窩座にしっかりと焦点を絞って、炭治郎の見取り稽古の話はコンパクトに纏めるべきでした。
後は、映画レビューでも突っ込んでいる人をあまり見ませんが《無限城の図面を描くシーンを3回も4回も挟んで尺を引き延ばす》のは止めて欲しかったです。TVは1週間あくので気になりませんが、2時間半の間に同じ構図を何度も見るのは苦痛でした。


とまぁ、脚本があまりにも酷かったので厳しいダメ出しから入ってしまいましたが、猗窩座が出てきてからは早いけれど丁寧な戦闘シーンや漫画では難しい派手な演出やギターがメインの重厚な劇判がアニメを彩っており、大変レベルの高いものになっていました。長いと言われがちな猗窩座の過去回想も原作漫画を上手く膨らませてアニメに落とし込んでおり、映画館で観ても決して悪くはない内容です。
石田彰氏の声音の使い分けも素晴らしかったです。僅かなトーンの違いで鬼と人間を演じ分ける細やかさには惚れ惚れしました。そもそも地声に恵まれたキャリア声優さんなので、文句なんて出るわけもないのですが(笑)


さて、第二部では私の好きな不死川兄弟とカナヲちゃんの師範の仇討ち話が出てくるはずです。不死川兄弟は原作を読んだときに「もっと長尺でやってよ!」と思ったお話なので、上手く膨らんでいることを期待しています。





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最終更新日  2025年08月02日 23時22分32秒
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