昨日は私のお隣さんの満90歳になる母上のお葬式で、隣組一同で受付と寺役を承り、午前9時半より夕方6時30分まで葬儀に関わってきました。
そして、幾分お疲れモードの今朝は休日の事も有り、Am8:00過ぎまで布団の中でゆったりとしていると枕元の携帯が鳴ります。
これは多分ケンチャンだなと携帯を取ると案の上ケンちゃんです、今日の予定は...、私、無いよ...鴨撃ちに行こうか...、今から起きて軽い朝食をとるからAm9時すぎに来てくれる、と簡単に決定して鴨場に出発です。
愛犬タックの首輪のゲームソナーの電源を入れていくと鴨が反応して警戒する為に、電源は入れずに鴨場に向かいます。
ケンチャンと二人で身を低くして溜池を覗くと、カルガモとマガモの合計6羽がゆったりと水面に浮かんでいます。
しかし、ここで問題になるのは、この鴨が飛ぶ方向で、正面方向に飛ばれると射程が遠すぎ、仮に撃ち落しても回収が困難な場所なのです。
愛犬タックのゲームソナーの電源を切っている為に鴨が警戒していません。
そして、タックが池のふちまで行くと鴨が一斉に飛び立ち、絵に描いたような絶好の条件で私とケンチャンの潜む方向に飛び出しました。
しかし、私の方には飛ばずに私の右手に居たケンチャンのそのまた右手方向に鴨が飛翔です。
見ていると、ケンチャンが初矢を外し2発目がクリーンヒットします。
その後に少し遅れて、私の右手上方に遅立ちしたカルガモが飛来します。
私の発見が少し遅れた為に泡を食って2発掛けるも射撃下手丸出しで鴨が落ちず、少し遠目の追い矢の3発目がまぐれ当たりのクリーンヒットでカルガモが落下、平坦で草もチョボチョボの視界の良い落下地点に落ちた鴨を確認して、ケンチャンと二人で、まだいる可能性の高い溜池の辺地の草むらに潜んでいる鴨の飛び立ちに備えます。
しかし、その後の飛び立ちはなく、ケンチャンと私がそれぞれの鴨の落下地点に回収に向かうと...
なんと、ケンチャンも私も落下地点をはっきり確認した場所に行き鴨を探すと鴨がいません。
これは、ケンチャンも私もクリーンキルだと確信していたのですが、幾分ながら半矢鴨となり遁走した模様です。
こうなると人間では見つける事はまず稀であり、ほとんどの場合が回収不能となります。
ただちに愛犬タックを呼び寄せ、私が撃ち落した鴨の落下地点の匂いを追わせますが、匂いに反応するも鴨までたどり着けません。
仕方なく私の撃ち落とした鴨は諦め、ケンチャンの撃ち落とした鴨の回収に向かうと、タックが遁走鴨の匂いに反応しました。
ケンチャンと二人でタックの動きを見ていると、落下地点より10メートルほど離れた草薮の中でタックが鴨を認定しました。
ケンチャンと私、おっ!、これは間違いなく認定したぞ、との一瞬に草むらに絶命していた鴨をくわえました。
これでひとまずやれやれと一安心、その後に私が撃ち落した場所に再びタックを連れていき再捜索を始めると、またまたタックが鴨の匂いに反応しています。
しばらく見ていると、鴨が潜んだ場所を認定して、これも絶命していたカルガモを咥えました。
この状態の場合は、犬なしでは回収することはほぼ不可能でしょう。
いやはや何とも、愛犬タックを幼犬で購入して4年目に入りますが、私のスパルタ教育により泳ぎは上手ですし、性格も良くて何とも可愛く愛らしい我が愛犬のタック君。
今年の猟期に入っての目覚ましい猟芸の進歩には、飼い主の私が目を見張るばかりの大躍進です。
これだけ仕事をしてくる猟犬は、私が今までの数十年の中で飼った猟犬の中では断トツの素質です。
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