リュウちゃんの懐メロ人生
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真夏の「海遊館」で納涼、ジンベイザメと遊ぶ。9月18日、またまたリュウちゃん一人で、大阪市港区の大阪港にある巨大水族館、「海遊館」に行って来ました。リュウちゃんの住んでいる法隆寺から「海遊館」への公共交通の経路は以下です。JR法隆寺駅~(約30分)~JR弁天町駅~(大阪メトロ中央線)弁天町駅~(約5分)~(大阪メトロ中央線)大阪港駅)~(徒歩10分)~「海遊館」リュウちゃんの家から「海遊館」まで、ドアツードアで約1時間で行ける!案外、近いのだ!午前9時、家を出発、午前10時過ぎ、「海遊館」に到着、下の写真は、「海遊館」の手前にある「天保山大観覧車」です。直径100m、高さ112,5m、一周約15分、冷暖房完備、完成した1997年時点では世界一の規模、しかし、高所恐怖症のリュウちゃんは即スルー、「海遊館」の入場口は長い人の行列、入場券を買ってから入場するまで少し時間があったので、「海遊館」の裏手の「大阪港」を少し散策、海の向こう側に六甲山系が見える。入場します。<海遊館について>「海遊館」は、1990年7月に開館した日本最大級の水族館です。現在、約620種3万点の生物が飼育展示されています。「海遊館」の一番の見所は、オス・メス2匹のジンベエザメです。ジンベエザメを観るために、「海遊館」に来たのだ!以下に「海遊館」のHPと、動画の<「海遊館」見どころガイド>を貼り付けます。このサイトの中の「常設展示」の部分に経路や生物の名前が詳しく書かれていますので、興味のある方はクリックしてご覧くださいね。<「海遊館」のHP><「海遊館」見どころガイド>それでは経路に沿って順番に紹介します。<アクアゲート(トンネル型水槽)>「海遊館」の入口は、「アクアゲート」という水槽のトンネルです。入場者の頭上及び側面は、アクリル製の透明な板で覆われていて、来場者はまるで海底から見上げるような「海のパノラマ」を観ることが出来るのです(尚、アクアゲートの「アクア」は、ラテン語で「水」、なので、「アクアゲート」は日本語で、「水の門」の意味になります)いきなりの海底散歩、「海遊館」の演出は実にお見事!(アクアゲート、この写真はネットからお借りしました)<日本の森>「アクアゲート」を抜けると、何故か「日本の森」のコーナーに入ります。水族館なのに、「日本の森」とは、これ如何に?このコーナーの説明パネルには、以下のように書かれていました。「森に響く滝の水音、しずくに濡れ鮮やかさを増すコケの緑、季節ごとに表情を変える木々。そして、渓流の水辺で暮らす生き物たち。今も日本にカワウソが暮らしていたら、こんな情景が広がっていたかもしれません」成程!「森」をいっても、森の中にある滝や渓流に住む魚やカワウソなどが主役のコーナーなのだ!下の写真は、「コツメカワウソ」です。コツメカワウソは東南アジアなどに棲息しているが、日本には棲息していない!何故、「日本の森」のコーナーに展示されているのか?ちょっと不思議。「日本の森」の小さい水槽には、鮎やアマゴ、オイカワなどの渓流の魚が飼育されています。<アリューシャン列島>この小さいコーナーの「見もの」は、オホーツク海などの北の海に住む海鳥「エトピリカ」です。「エトピリカ」はアイヌ語で、「くちばし(etu)が美しい(pirka)」という意味です。日本では北海道東部で観る事が出来、釧路と根室の間にある霧多布(きりたっぷ)湿原は唯一、陸地でエトピリカを観ることの出来るスポットのようです。リュウちゃんはエトピリカの写真を4枚撮ったのですが、いずれもピンボケ写真になってしまいました。、なので、比較的ましな自撮り写真1枚と、ネットからお借りした写真1枚を以下に貼り付けます。<モンタレー湾>「モンタレー湾」は、アメリカ・カルフォルニア州の太平洋に面した湾です。海底には「モンタレー峡谷」という世界最大級の海底峡谷があり、アザラシ、ラッコ、イルカなどの海棲哺乳類の楽園になっています。このコーナーには2頭の「カリフォルニアアシカ」が飼育されています。例によりまして決定的な写真を撮ることが出来ませんでしたので、以下にリュウちゃんの撮った写真1と、「海遊館」のHPからお借りした写真を1枚づつ貼り付けます。眼の悪いリュウちゃん、動物の写真を撮るのは苦手なのだ(トホホ!)<パナマ湾>「パナマ湾」は中米にある「パナマ」の太平洋側の湾です。有名な「パナマ運河」は、大西洋のカリブ海とパナマ湾を結んでいます。このコーナーの「見もの」は、アライグマの仲間の「アカハナグマ」です。「アカハナグマ」はパナマ湾沿岸の熱帯乾燥林に多く棲息しているのだそうです。「アカハナグマ」の写真も上手く撮れませんでしたので、ネットからお借りした写真と合わせて下記に貼り付けます。<エクアドル熱帯雨林>熱帯雨林は、地球上で最も生物多様性に富んだ地域です。この大型水槽には、ピラルク、アロアナ、レッドピラニアなど、熱帯雨林特有の魚たちが悠々と泳いでいるのです。<南極大陸>このコーナーの主役は「オウサマペンギン(王様企鵝)」です。このペンギンは、皇帝ペンギンに次いで2番目に大きいペンギンです。王様より皇帝のほうが偉い???ペンギンを漢字で書くと「企鵝」、初めて知った!<タスマン海>オーストラリア島南部とニュージーランドに挟まれた太平洋の一部です。17世紀のオランダの探検家「アベル・タスマン」に因んで命名されました。ここの主役は、「カマイルカ」です。あれ???「カマイルカ」のウィキペディアには、「北太平洋に棲息する唯一のカマイルカ属」とある。本当にタスマン海に棲んでいるのかな???「海遊館」の水槽は、皆、巨大で、順に巡る来場者の前に次々と海底のパノラマが展開するのです。まるで魚のほうから、人間が観察されているようだ。<チリの岩礁地帯>ここはカ「タクチイワシ」の楽園です。大きな魚の餌食になってしまうカタクチイワシ、この水槽には天敵がいないのだ!(この写真は「海遊館」のHPからお借りしました)<日本海溝>日本海溝は北海道の襟裳岬の沖から千葉県の房総半島の沖まで続く全長約800km、幅約100km、深さ7000~8000mの海溝です。「太平洋プレート」が沈み込む海溝で、しばしば巨大地震の震源地になります。このコーナーの主役は「タカアシガニ」です。「タカアシガニ」はカニ類の中で最大の生物ですが、大味で、食用にはあまり向かないようです。タカアシガニ、殆んど動かないので、綺麗に撮れた!<北極圏>「南極大陸」の主役がペンギンなら、「北極圏」の主役はアザラシです。「海遊館」では、小型のワモンアザラシが飼育されています。<海月(くらげ)銀河>2018年に新設された「クラゲ銀河」です。まるで銀河の星のように、水中を漂う無数のクラゲ、ここは正にクラゲの宇宙なのだ!<太平洋水槽>「海遊館」の最後にして最大の見所、「太平洋水槽」に辿り着きました。以下の文章は、「海遊館」のHPに掲載されている「太平洋水槽の説明文です。<地球の表面積の1/3を占める太平洋には、さまざまな生き物が暮らしています。この水槽には、堂々と泳ぐジンベエザメ、優雅に羽ばたくイトマキエイ、群れをなすグルクマなど、多くの生き物が暮らしています>「太平洋水槽」は最大長34m、深さ9m、水量5,400m³(5400トン)、透明なアクリルパネルで造られています。1990年に開館した時には、この水槽は「日本一の大水槽」だったのですが、その後、沖縄の「沖縄美ら海水族館、黒潮の海」(水量7500トン)に追い抜かれ、現在は「日本で2番目に大きい大水槽」なのです。(「沖縄美ら海水族館、黒潮の海」)「太平洋水槽」には、ジンベエザメの他に、「イトマキエイ」、「マアジ」、「ロウニンアジ」、「クエ」、「マンボウ」など、約20種類の魚が飼育されています。また、飼育員が絶えず潜水服を着用して、水槽内を巡回しているのです。「太平洋水槽」を悠々と泳ぐ「マンボウ」です。ユーモラスな形をしたフグ目(もく)の魚、泳いでいる姿を初めて見た!さて、お目当ての「ジンベイザメです。<ジンベエザメ>「ジンベエザメ」は全ての魚類の中で最大の動物です。これまで確認された最大の「ジンベエザメ」は体長20m、体重20トンです。寿命は研究者によって60年~130年と、幅がありますが、現生動物の中では一番長寿の動物の一つのようです。映画「ジョーズ」に出てきた狂暴なホオジロザメなどと違って、性格は至っておとなしく、人が近づいても危険性のないサメで、動作も緩慢です。食性も、小魚、海藻の他は海面に漂っているプランクトンを主食としています。<「海遊館」のジンベエザメ>現在、「海遊館」には、オスの「海(かい)君」と、メスの「遊(ゆう)ちゃん」の2匹のジンベエザメが飼育されています。「海君」は体長4m、推定体重800キロ、「遊ちゃんは、隊長5m、推定体重1100キロです。「海君」、「遊ちゃん」のニックネームは、開館の時から連綿と受け継がれ、現在のオスの「海君」は7代目なのだそうです。開館以来34年で7代目?前の「海君」は早死したのかな???この訳は、「ジンベエザメ」は成長すると体長が10mを超え、「大水槽」が窮屈になるので、「海遊館」では体長が6mを超えると、海に放流して、小さく若いジンベエザメに入れ替えるのだそうです。ジンベエザメの代替わりの秘密、これで納得!リュウちゃん、30分位「太平洋水槽」の前に居座り、写真を撮り続けました。ジンベエザメが悠々と回遊する大水槽、真夏のファンタジーなのだ!約2時間、「海遊館」を巡り、正午過ぎに「海遊館」を後にしました。もうお昼時、お腹が空いた!で、「海遊館」に隣接する商業施設「食いしんぼ横丁」の中にある鮮魚店に入り、ビールと海鮮丼を注文し、昼食、プファ~、ビールが旨い!美しい生きた魚を観た後で海鮮丼を喰らう、人間の業(ごう)の深さに恥じ入るばかり、、
2024年09月27日
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