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Andalucia,Extremadura,Sevilla,Badajoz,Huelva,Jerez de los Caballeros,Isla Christina,Faro アンダルシア、エクストレマドゥラ、イスラ・クリスティーナ、独逸
Comments
2006/03/07
テーマ： ●食べた物の画像♪(86716)
カテゴリ： カテゴリ未分類
《 ミガ、miga 》 前にも何回か登場してます。
ミガ、miga と言うと、昔の、アンダルシア肉体労働者、貧しい小作人、
なんて言葉を、アンダルシアでは、まず、だれもが思い浮かべるんだそうです。
一日の過酷な労働を支えるカロリーは、パンとカフェの朝食では不十分、
かと言って、高価な副食を買うお金もない人たちの助っ人ですね。
アンダルシア、Andalucia、エクストレマドゥラ、Extremaduraなんかでは、
つい最近まで、女性は働きに出なかったので、苦しい家計を工面して、
安くて、しかもカロリーのあるものを、
これ、作るのに、めちゃくちゃに時間がかかるんです。
ためてあった、残り物の硬くなったパンを、
小さく砕いて、少しの水をまんべんなく加えて、
一晩置きます。
フライパにオリーブ油、にんにく、赤ピーマンを入れて、
ピーマンが小さくなるまで、いためます。
そこに、昨夜のふやかして、しっとりした、パンくずをいれて、いためるのです。
塩味で、それだけ。
但し、パンがオコゲ状態になるまで、根気よくやらなくてはならないので、
時間がかかります。
最後には、《上左》のパンが《上右》の状態になります。
ピーマンは小さく、ちぢんで海老（？）に見えないこともない。ｗ
ミガ、miga は、いわしの塩焼、揚げた チョリソ 、目玉焼き、
なんにでも合います。
カフェオレは要ります。
そんな食べ物なので、ミガは、セニオリートsenorito
（若様、ぼっちゃん、だんな様）の食べ物ではありません。
あとは、マタンサのときにもアンダルシア、Andalucia、
エクストレマドゥラ、Extremadでは必ずでてきます。
だって朝から重労働だもの。
一度、日本で作ったことあるんです。
まずくて食べられませんでした。ｗ
パンも違うし。
私が、 ミガ 、miga食べたいと、
エクストレマドゥラ、Extremadの村（かあちゃんの実家）で言うと、
みんな大笑いするんですよ。
『好き好んで、なんでそんなもの食べるんだ』ってわけです。
どうしてなんですかね。
美味い寿し食べてても、突如、焼きおにぎりが食いたいなんて、いう
『きまぐれ』 とにてるのかなぁ～
画像は、 ルイシー が作ってくれてます。
ほんとうは、私はこれだけはスペインでは作ったことないんです。
ドイツに帰るときも、いつも大量に、ルイシーか マリテレ が作ってくれるのです。
昨日の回答は、グサノ、gusano毛虫でした。
きたさん（HPアドレス不明）、 ビーニャ さんは正解です。
生きのいいのを、のちほどお送りいたします。
グサノは、丘の上の道に１０メートル以上にわたって大行進をしてました。
でもどうして、一列になるんですか？
知りたいです。
知ってたらだれか、教えてください。
PS 昨日の春の嵐の日記追加
ヘッセの小説の題名『ゲルトルート』は、
ドイツ語の女の子の名前なんですね。
私には、女の子の名前がなぜ邦題『春の嵐』という題名になるのか、
わからなかったんですが、昨日
偶然、 あるブログ の中に、書いてあったのを見つけました。
＞「春の嵐」というタイトルはまさに恋に落ちたときの様子のことです。
とありました。すぐ、御礼のコメントを書きました。
ヘッセはナチ批判で、ゲシュタポの追及を受けるのですが、
その時、友人に電話連絡するのに、
ゲルトルートという一言に、言いたいことのすべての意味を含めて危機を、
知らせます。
つまり、『（今のドイツには、）ゲルトルート（春の嵐）が、、、、、、』と。
ゲシュタポの盗聴員には、女の子の名前としか、
わからないように話したんですね。
もちろん、ヘッセは自分の電話はすべて盗聴されていることを、知っていたので。
ＢＢＳへのご返事遅れてすみません！
できれば、コメント欄に書き込んでいただけるとすぐご返事できると思います
日記の内容には関係ないことでも大歓迎です。
勝手なこと言ってごめんなさい！
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