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指導者は、どうしたらわかってもらえるか・できるようにさせられるか、日ごろから、よく考えて指導する。 生徒は、その教えを繰り返し復習する。教えが分かりやすい・できやすい場合の復習は、それほどしなくてもよいが、何度も復習をして身につく場合がある。 そのことによって、教育は成り立つ。 教師と生徒の相互作用なのである。 「明日漢字テストをするから、○ページから▽ページまでやっておきなさい。」というのは、指導ではないでしょうね。 この記事に対するコメントなどお寄せください。 (ただ、僕の返信は、時間などの都合上、できません。)また、下のマークのクリックして応援して下さるとありがたいです。 人気blogランキングへ 下記は、僕らの研究会員が、まとめたもので、上記のことが具体的に記述されています(1年~6年・ルック刊) 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。元・A教科書編集部長・現場教師・研究者が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴して下さいました 。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています
2012/09/30
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国語の時間、子どもたちと表現よみ(朗読)の勉強をしていると、休み時間になっても、子どもたちは、夢中で表現よみをしています。面白いのです。 そんなことから表現よみを取り入れて国語の授業をしたら国語科の力が着くのではないかと思い、「表現よみ総合法教育研究会」を初めて30年近くなります。やっているうちに、表現よみは、声がちゃんと出ないとだめだと思いつき、声楽の先生の所に行って、発声の勉強を始めました。この2月から新しい先生につきました。ネットで調べ、教えていただきたい先生の候補が決まりました。先生のご自宅が僕の家から2時簡半もかかるので、躊躇していたら、妻(朗読のプロ)が「行った方がいいわよ」と言うので、行くことに決めました。さて、僕のような素人を受け入れてくれるだろうかと恐る恐るメールを入れたら、「いらっしゃい。」というのです。今年の、2月のことです。先生は、「一日、5人も見ると、もうくたくたになる」と、ご自分のブログでお書きになっています。それから、月、2回ほどお邪魔しています。所感http://ameblo.jp/molto-piu-acute/page-2.html#main 先回のレッスンで、「その声を聴いていると、僕も元気になってくる。声って力があるんですね。」と、にこにこしながら言われました。(これまでの、先生の忍耐はどれほどのものだったでしょうか。指示通りにできなくても、「いいよ、いいよ。」と言って下さいました。それは、僕の努力に対してであって、出して声に対してではなかったのですね。これで、どれだけ僕が、救われたことか・・・・・・) このレッスンを受けながら、年上の僕が、僕よりずっと若い先生から、教育実習を受けているような感じがしています。それにしても、<パッサージョの習得にはあのパバロッテイが、6年もかかった>と先生のブログにお書きになっています。学習・教育というものを考えさせられます。 この記事に対するコメントなどお寄せください。 (ただ、僕の返信は、時間などの都合上、できません。)また、下のマークのクリックして応援して下さるとありがたいです。 人気blogランキングへ 下記は、僕らの研究会員が、まとめたもので、上記のことが具体的に記述されています(1年~6年・ルック刊) 下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。元・A教科書編集部長・現場教師・研究者が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴して下さいました 。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています
2012/09/25
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そのことを以前に書いたブログの編集をして漢字教育から見てみます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2009.01.07 漢字を効率的にインプットするには、詰め込みではなく、漢字の特性を踏まえる <漢字は詰め込みが一番>http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200901010000/ と、橋下知事に選出された蔭山教育委員が言っていますが、詰め込みではなく、理想を大事にした方が良いので、そのことを書きます。 左記をクリックすると、応援になります。漢字指導も、それを効果的にするには、漢字の特製を踏まえてすると、子どもは、学習が楽しくなり、漢字を自分のものにする方法を習得し、一生、漢字と仲良くできます。漢字の特性を踏まえるとは、漢字の形(形・書き方・・)・音(音読み・訓読み)・義(意味・概念)をおさえるということなのです。 ・・・・・・・・・・・ 日本教育新聞・2008年6月12日号に漢字指導研究会の指導方法が掲載されました。それは、骨格でしたので、具体的に書きます。 1 新出漢字の指導の第一歩・・・生活と結びつけてこれは、漢字学習も身近なことから出発 すると良いということです。これは、漢字は、人間が生きることのですから、そこに戻ると、漢字と親しくなります。算数・社会・・・なども同じですね。 2 第一歩・・・音訓同時指導このブログで、(易溶性・易燃性)を、どう読むか、話題いったことがあります。エキヨウセイとイヨウセイ、エキネンセイととイネンセイの双方に別れて、意見が交わされました。このような問題は、漢字の音訓指導とその意味指導が徹底しないから起こるものなのです。易溶性・易燃性の意味からすれば、イヨウセイ・イネンセイになる訳ですね。 3 漢字の筆順・書きの指導カタカナ学習とひらがな学習は、漢字の筆順を習得する上で土台となります。それは、それらの筆順・書き方が、漢字と共通することがあるからですね。それらは、ひらがな・カタカナ・漢字の書き順の右から左へ、上から下へなどの筆の運びは、共通しているからですね。気をつけたいことは、あまり、細部にわたって、神経質にならないおおらかな指導が必要なのですね、漢字書きの許容があることも、気を配っておきたいですね。 4 漢字の成り立ち・構成この学習の指導をする時に、漢字のからくりを漢字は積み木であり、漢字語(熟語)は、変身マシンに入れるとできることを学習させるといいでしょうね。漢字は積み木の例 漢字の変身マシン 「兄と弟」の「と」を抜いてしまって、兄弟という漢字語をこの漢字変身マシンで、作ってしまいました。そして、ここの学習の中で、同意語と反意語・反対語・関係語・上位語と下位語なども、必要に応じて、入れていきます。低学年の漢字は、漢字学習の土台でありその土台をもとにして、中学年からの漢字学習があるので、低学年の漢字は、低学年で、手首化(意味が分かり、見ないでも、すらすら書け、使えること。)しておきたいですね。漢字学習は、建物づくりと同じです。カタカナをちゃんと学習しておかないと、レシートをレツートと書いたり、図の中のツがシになったりしますからね。漢字を手首化して、漢字の積立貯金をためていきたいですね。 5 文づくり漢字が起こった内発的動機、それは、漢字を作って、使用したいというものでした。この動機は、子供たちの中にも強くあります。この心理にあったものが、文づくりです。今までの漢字指導では、この使用(活用)という視点が、弱かったのではないでしょうか。車の運転でいえば練習なしで、ぺパーで運転しているようなものです。漢字の文づくりでは、次のような文が作られました。 高学年で、余・慣・厚・敵・舌の5文字を「1セット5過程」で、学習した後、この5漢字を使って、文章を作らせました。次のような文章を作った子がいました。 日食で太陽を見たが、厚い雲でおおわれる時が、時々、あった。慣れない手つきで、写真をあり余るほどとった。敵の舌をまくほどじょうずにとれればいいのだが。 これは、漢字の意味と子どもの頭に「橋を架ける」工事のようなものです。とにかく、文書きを先行させる指導が必要なのですね。また、漢字は、使う中で身に着くからです。* 以上、5つの特性を指導すると、いいのですね。これは、詰め込みではできないですね。詰め込みというのは、漢字書きだけが中心になってしまい勝ちですからね。 6 発表文つくりと発表・話し合いは、友達同士・子ども同士の刺激になり、いい意味での競争になります。見て・聞いて・発表という五感を通した学習にもなっていますね。この文づくりの発表と話し合いも、こどもたちが喜んでやる学習です。『漢字(語)を辞書で引いても、イメージがわかない。辞書で理解したことと心で感じたことでは、イメージの色が違う。』という意見をyasukohatensiさん ブログに寄せてくださいました。この発表と話し合い・聞き合いは、このように深い意味があるのですね。 7 特に注意したい抽象漢字語の指導 「現象になぜ、象(ゾウ)が使われるか、今でも分かっていない。」というコメントを出された方がおります。そう言われてみれば、僕は、このことを気づかず、使っていました。これで、ここに、漢字指導の盲点があることが分かりました。このことを解明するのには、漢字の意味の変転の視点を持つとことが大切だということも分かってきました。例えば、原は、はらっぱの「はら」なのに、なぜ、原因の原で使われるのか、作るは、「つくる」なのになぜ、作用の「作」で使われるのか、疑問がわきます。これらの他にも、本...本質、客...客観、・・・などがたくさんありますね。 次は、このことの具体的な指導の実践です。 「現象」・・・なぜゾウ(『象』)を使うのか。指導の為に次のような漢字プリントを作りました。 このプリントにあるように意味を「動物のゾウ」と「ものの形やすがた」と、指導しました。次に、それぞれの意味での使い方を かなふりと漢字書きで指導しました。この時、おさえる事、これは、下記です。 ものの形や姿という意味があるということですね。その訳をつぎのような辞書で説明します。この実際の指導例は、下記で書いてあります。 2008.08.09 勉強が分かる為の抽象漢字語の指導(「現象」の「象」の授業記録2) http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/?ctgy=43 この記事に対するコメントなどお寄せください。 (ただ、僕の返信は、時間などの都合上、できません。)また、下のマークのクリックして応援して下さるとありがたいです。 人気blogランキングへ下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。元・A教科書編集部長・現場教師・研究者が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴して下さいました 。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています
2012/09/22
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世の中、自分はやってみないで、指導的なことを言う人がいる。<放射能は体に良いから、福島の原発は、日本人に役に立っている。>と言っている人・組織・団体がある。 これには、<それなら、あなたが、原発のそばに住めばいい>という意見が出ている。(この人たち、まだ、原発のそばには、住んだという報告はない) 教育についてもこういうことはよくあることである。 しかし、下記の歌を歌っている方は、自分が声を出してみた結果、こうした方がいいこうしてはダメだと言っている。月の砂漠http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=ZrRYWNbU4Jg*** 僕は、この声は、「月の砂漠」の表情を良く出している声だと思います。 指導的なことをいう場合は、このように実践に基づいて言ってもらえると、児童・生徒には、役に立つのではないでしょうか。 この記事に対するコメントなどお寄せください。 (ただ、僕の返信は、時間などの都合上、できません。)また、下のマークのクリックして応援して下さるとありがたいです。 人気blogランキングへ下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。元・A教科書編集部長・現場教師・研究者が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴して下さいました 。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています 下記は、僕らの研究会員が、まとめたもので、上記のことが具体的に記述されています(1年~6年・ルック刊)
2012/09/19
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9月15日、片田 敏孝(釜石市の防災教育者)の話を聞いた。釜石市の小中学生2926名のうち、学校管理下にあった児童・生徒は全員無事だった。 残念なことに管理下になかった児童・生徒のうち、5名が犠牲になった。 上記のことは報道で知っていたたのだが、そのようなことは、どういう防災教育をしての結果か、知りたくて、聞きに行った。 その防災教育は、見事なものでした。児童・生徒が心から納得いく教育でした。 そこでは、片田 敏孝氏の科学に裏付けられた防災教育と人間の心理をきちんと整理した教育がされていました。 それから、児童・生徒が、これから堂々と生きていける教育もされていて、これは、本当の道徳教育をしているなと思いました。 3冊の著書が販売されていて、2冊、買ってきて読みましたが、講演では、その神髄が伝わってきました。著書では、重要なことが伝わるのかなあ・・・・と思っています。 ぜひ、TVなどで放映して欲しいです。皆様の地区での講演会の開催もぜひ、お勧めです。 防災教育から生まれた「釜石の奇跡」 1/2http://www.youtube.com/watch?v=wAqXEb1QHLU&feature=endscreen&NR=1 防災教育から生まれた「釜石の奇跡」 2/2http://www.youtube.com/watch?v=hN2onooTDK4&feature=relmfu この記事に対するコメントなどお寄せください。 (ただ、僕の返信は、時間などの都合上、できません。)また、下のマークのクリックして応援して下さるとありがたいです。 人気blogランキングへ下記の本は、漢字教育のあるべき姿と実践を載せています。「1セット5過程」について触れ、文作りの実践も載せています。元・A教科書編集部長・現場教師・研究者が作ったものです。A教科書編集部長さんは、長年、国語教科書の編集にあたっていて、漢字指導のあるべき姿を追及していました。その中で、僕らの考えに共鳴して下さいました 。 * こちらは、1字・1字の指導の練習帖です。1セット5過程に基づいた展開になっています。1~6年生まで揃っています 下記は、僕らの研究会員が、まとめたもので、上記のことが具体的に記述されています(1年~6年・ルック刊)
2012/09/17
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