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[ 月刊朝鮮 9 월 月号]
ニューヨークマンハッタンを行く | 家庭連合 , ニューヨークマディソンスクエア
ガーデンで特別平和集会
「 9 月 7 日 文鮮明総裁の聖和 5 周年及び孝情天宙合同結婚式開催」
⊙ 韓鶴子総裁、人類文明史から見た天の摂理とアメリカの使命を強調
⊙ 「家庭連合は今、韓鶴子総裁を中心に新しい跳躍期を迎える」
(ユ・ギョンソク家庭連合韓国会長)
⊙ アメリカ宣教勝敗の分かれ目は 1974 年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン大集会
アメリカ宣教の勝敗の分かれ目は、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン大集会であった。1974年9月18日、第4回世界巡回講演中、アメリカの8大都市巡回講演会の一つとして開かれた‘希望の日'ニューヨーク大会の会場には3万人の人波が集まった。指定席2万5000席のほか、5000席の一時席を追加で設置した。アメリカの6つのTVなどのメディアも取材に熱を上げた。
文総裁はこの日の基調講演で、「今まで、アメリカに神様の新しいみ旨を伝えろという特命を受けて苦難の道を経て、この場までやってきた」とした。
「神様は、この国に新しい啓示を伝えるため、特に退廃的なアメリカの青年たちを救い、未来の指導者となる若者を導くように私を送られた。神様を否定する共産主義は剔抉されなければならない。共産主義との戦争は事実上‘God or no God(神がいるかないか)'の問題だ。神様はアメリカ人を選ばれた。」
文総裁の話にアメリカ人は歓呼し、実際に共産主義は崩壊した。
キム・ギフン家庭連合米国会長は「マディソン・スクエア・ガーデンは、いわば我々の時代のローマ広場のような場所に全世界の五色人種が共に集まった場だった。そこで地球人種は皆‘天(神)の声'を聞いたのだ。この日の講演会の成功の後、アメリカの宣教は、日進月歩であった」とした。
マイケル・バルコム(Michael Balcomb)家庭連合アメリカ協会長は、アメリカ内の家庭連合勢力に対して「現在、アメリカ内の信徒は10万人であり、400個の家庭連合教会が米国ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンDCなどの大都市と各州にある」とした。
43年前の熱気そのまま
2017年7月15日午後3時、家庭連合はアメリカのニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンにおいて、‘平和は私から始まる。'文化圏の分裂に対する現代的解法(Peace starts with me:A moden solution to our divided culture)'を主題に、特別平和集会を開いた。3万人に近い参加者が集まった。長い時間が過ぎたが、熱気だけは43年前と同じだった。
集会は、アメリカ聖職者議会(American Clergy Leadership Conference・ACLC)共同議長であるジョージ・オーガスターズ・スターリングス(George Augustus Stallings)大司教の歓迎のあいさつで始まった。ACLCは超宗教、超人種的な牧会者たちの連合だ。家庭の価値を知らせ、共同体を再建する運動をしている。文鮮明・韓鶴子家庭連合総裁が2000年に創設した。
ローマで神学を勉強したスターリングスは、1974年から15年間、ワシントンDC教区で、ローマ・カトリックの神父として働いた。そうして、2001年、家庭連合を通して祝福結婚をした。配偶者は、文・韓総裁が決めてくださった日本人だ。息子2人をもった。‘シンヨン'と‘ヨンパル'という名前も、文総裁がつけてくれたという。彼はあいさつで、"私を見れば、その方たちが誰なのかが分かるだろう。お二人(文・韓総裁)が成そうとするのは、永遠の平和だ。真の父母(True Parents:文・韓総裁)は、世界宗教の最上位に存在する"と語った。
2000人の超教派連合合唱団の盛大な合唱ののち、アメリカのトランプ政府の福音主義諮問委員長であるポーラ・ホワイト(Paula White)牧師がマイクを握った。彼は、成功した事業家出身で、信仰的には不信者と変わらなかったトランプ大統領を伝道した人物として有名だ。
"すべての実を結ぶ瞬間が来ました。融合できる瞬間が来ました。神様は、‘あなたは私の子だ。私はあなたと共にあるだろう'とおっしゃいます。今、私にはそのいかなる障壁もありません。今、この場に集った人々は、全世界を代表した人々であり、今、私たちにはいかなる障壁もないことを宣言します。"
天の摂理とアメリカの使命
ほどなく、韓鶴子総裁が基調演説のために壇上に上った。参加者たちは熱い喊声で歓呼した。特に‘孝情'と書かれたTシャツを一緒に着た若い青年、学生たちの喊声が特別だったが、彼らは1982年、マディソン・スクエア・ガーデンで家庭連合創始者文鮮明・韓鶴子総裁が主宰した2075双祝福結婚式で結ばれた夫婦が生んだ二世だった。孝情は、神様に対する孝の心情を意味する。家庭連合関係者は、"孝情は文鮮明・韓鶴子総裁が天に仕え、人類救援のために相続してくださった伝統"だと語った。
基調演説の主題は、‘人類文明史から見た天の摂理とアメリカの使命'だった。 "1970年、アメリカは個人主義、家庭破綻、青少年問題で一寸先も見えない状態でした。共産主義の脅威まで受けていました。アメリカが病気になるや、1971年、レバレンド・ムーン(家庭連合創設者文鮮明総裁)は、アメリカに来ました。アメリカは個人主義、家庭破綻、青少年問題などで一寸先も見えない状態でした。そこに共産主義から脅威まで受けていました。
レバレンド・ムーンは、アメリカ内のあらゆる問題を治癒し、回復する仕事に先頭に立ちました。すると、たくさんの義理難い人が、たくさんの青年が従いました。真の父母の使命でなかったなら、レバレンド・ムーンがアメリカに来る必要はありませんでした。けれども、真の父母だったので、アメリカを救い、世界を神様に導かなければなりませんでした。40年余りアメリカで血と汗と涙を流しました。アメリカは、天の摂理の前に、祝福された国です。その責任を果たさなければなりません。"
韓総裁は、家庭連合がアメリカで根を下ろすまでのたくさんの苦難と逆境を回顧したりもしました。"たくさんの青年がレバレンド・ムーンに従うようになるので、アメリカの一部の政治家は、レバレンド・ムーンをアメリカから追い出そうしました。その結果は、ダンベリーでした"
韓総裁が語るダンベリー刑務所事件は、文総裁が7300ドル(約730万ウォン)の脱税の罪でこの刑務所で13か月間服役し、1985年に出獄したことをいう。家庭連合側が語るところでは、文総裁は、ただ信託管理者の立場であり、利子は教会の財産なので、納税義務はないと判断して、申告しなかった。当時、アメリカの法務部犯罪課脱税犯罪専門家であるラルフ・ベルター(Ralph belter)もやはり起訴の理由にならないと上部に報告したが、ギルバート・アンドリュース(Gilbert Andrews)次官補代理は、これを無視し、無理矢理起訴を命令した。当時、文総裁は、韓国に出てきていたので、万に一つ、意図的な脱税だったとしても、アメリカ市民ではないから、再びアメリカに行かない以上、裁判を受ける理由はなかった。アメリカ法務部でさえ、そのような提案を打診してきた。けれども、文総裁は断固として拒絶し、裁判の場に進み出た。アメリカという船を救おうと船長を自任した自らが、慰安のために船を捨て、逃げ出すのはあり得ないことだと判断したという。
韓総裁が言葉を続けた。
"アメリカで、とうてい語ることのできない、名状し難い困難を克服し、今日のこの場に立つまで、50年余り掛かりました。イエス様がひとり子として来られ、その時、ひとり娘が誕生していたならば、イエス様は神様の夢を成し遂げることのできる真の父母の立場に進むことができていたでしょう。
しかし、そのようになりませんでした。キリスト教2000年歴史は、ひとり子・ひとり娘を探し出す摂理歴史です。これまでに、家庭連合は、世界120か国以上、祝福家庭を誕生させました。この祝福家庭たちがこの国に満ちあふれ、世界に満ちあふれるとき、神様の夢、人類の夢、真の父母様の願い、人類一家族の夢が実現するのです。"
‘ひとり子、イエス'は、家庭を築けなかったので、‘神様の夢'を実現できなかったし、家庭連合が強調する家庭の価値、言い換えれば、ひとり子とひとり娘の結合を通して、‘神様の摂理'が実現するのだ。世の中に存在するすべての宗教は、家庭の価値を成すための手段だという説明だ。
"家庭連合を世界的な宗教として育てた所はアメリカ"
韓総裁の基調演説が終わると、グラミー・アワード(Grammy Awards)受賞者であるゴスペル歌手、ヘッズクワイ・ウォーカー(Hezekiah Walker)牧師の公演が続いた。グラミー・アワードは、全アメリカ・レコード芸術科学アカデミーが1年間の優秀なレコードとアルバムを選定して授与する優秀レコード賞だ。ヘッズクワイ・ウォーカーの公演が終わり、イヴェット・クラーク(Yvette Clarke)米連邦下院議員が韓総裁の基調演説について対応した。
"今回の大会は、本当に驚くべき平和を支持する祝祭になりました。‘正義がない所に平和がない'と言われ、‘不平等と不義は、平和を破壊する原因'だと言われるように、韓鶴子総裁のビジョンに持続的に従い、実践しなければならず、まさに今から平和をスタートする時点として、一緒に決意していきましょう"
世界平和国会議員連合(IAPP・International Association of Parliamentarians for Peace)の共同議長であるダン・ボータン(Dan Lee Burton)元米連邦下院議員は、"私たちは大陸間弾道ミサイルと核武器の脅威が存在する困難な時代に生きている"と述べ、"強く平和を主唱してこそ、戦争を防ぎ、平和を維持することができる"と語るとともに、"平和は力であり、権力だ"と強調した。
IAPPは地球村の平和を脅かすさまざまな難しい問題を克服、永久的な平和世界を建設するという目標で2016年2月、韓鶴子総裁が創立した団体だ。当時、創立行事の時は、韓国をはじめとしてアメリカ、ドイツ、スイス、イタリアなど、世界120か国余りの前・現職首相と国会議員800人が参加し、盛況を呈した。
北米宣教歴史の生きた証人で通じる金起勲家庭連合アメリカ会長は、歓迎の辞で、"7月4日、アメリカ独立記念日に知人にアメリカの象徴である自由の女神像とハドソン川を見せてあげ、アメリカに対する神様の祝福を思った"と述べ、"文鮮明・韓鶴子総裁の、信仰の祖国は韓国だが、お二人が家庭連合を世界的な宗教として育てた所は、アメリカだった。アメリカは、神様がこの国を祝福してくださったということを、決して忘れてはならない"と語った。金会長は、宣教のために、25歳になった1977年、アメリカに移住し、シカゴに定着した。
3時間ほど進められた今回の行事には、ドナルド・トランプ政府の福音主義諮問委員長ポーラ・ホワイト牧師、イヴェット・クラーク米連邦下院議員、ダン・ボータン元米連邦下院議員、ジョセフ・ディート前6カ国協議米国次席代表、文善進(5女)家庭連合世界会長、文姸娥(逝去した長男文孝進氏の夫人)世界平和女性連合世界会長、キリスト教、ユダヤ教、仏教、イスラーム、ヒンズー教、アメリカ・インディアン宗教など、超宗教指導者多数が参加した。
家庭連合関係者は、"今回の大会は、韓鶴子総裁が今年に入って行った韓国、日本、タイに続いて1万人を越える四番目の大規模平和集会"だと説明した。
9月7日、清心平和ワールドセンターで文鮮明総裁聖和5周年および孝情天宙合同結婚式開催
特別集会の次の日である7月16日午前、ニューヨーク市の外郭に位置するイースト・ガーデンを訪ねた。韓総裁が開催した集会、祝勝会を取材するためだった。イースト・ガーデンは、文総裁と韓総裁がアメリカ宣教の草創期に購入、聖地化した所だ。文総裁は、1970年代初めから30年余りイースト・ガーデンに滞在しながら、各種活動を構想したという。建物の一部分は、文総裁の個人博物館のように整えられていた。
この日、韓総裁は、"イエス様が十字架で亡くなられながら、天国の門の鍵をペテロに預けた"と語り、"地上生活が重要なのだ。皆さんは幸せな人々だ。真の父母様によって祝福を受け、真の父母様によって新しく生まれた。皆さんの生活は、孝情の心情で、天のみ前に毎日喜びと頌栄をささげながら暮らさなければならない"と強調した。
祝勝会ののち、柳慶錫家庭連合韓国会長と会い、家庭連合の未来計画について聞いた。柳会長は、"家庭連合は、現在、韓鶴子総裁を中心として、新しい跳躍期を迎えている"と述べ、"韓総裁は文総裁が残した伝統と業績を継承するために、天一国三大経典の編纂と憲法を制定し、孝情世界平和財団設立、鮮鶴平和賞制定、世界平和国会議員連合創設などを通して、未来の人材養成と地球村平和定着に積極的に立ち上がっている"と語った。
以下は、それ以外のQ&Aだ。
-‘天一国三大経典'とは何ですか。
"文鮮明総裁が生前に残した説教の内容を集めた書籍が615巻に達します。韓総裁もやはり世界を巡回され、700回余りの大衆講演をしてきました。ご夫妻の生涯の語録を収めて経典を編纂したものですが、核心内容を主題別に編纂して3巻で構成したものが、天一国経典です。現在、日本語版と英語版を出刊するなど、外国語に翻訳する作業が活発に進められています。"
-憲法を制定すると言いましたが、家庭連合に適用される憲法ですか。
"天一国の憲法を言います。まず、天一国は全人類が願ってきた善の世界です。天一国憲法は、教団のこのような理想世界の方向性を提示する法だと理解すればいいです。この憲法は、神様の真の愛と文総裁の思想がよく要約された家庭盟誓を最優先にして制定されました。神様に侍り、国境、人種、性別、文化、宗教など、あらゆる障壁を超越する真の愛の心情文化を花咲かせるなかで、理想家庭を通した心情文化世界の定着を目標にしています。"
-もうすぐ文総裁逝去5周年です。特別な計画がありますか。
"文総裁聖和5周年記念、国際合同祝福結婚式を開催します。来る9月7日、清心平和ワールドセンターに194か国から3万人が参加する予定です。全世界にインターネットで生中継する計画です。"