隊長さんの山ある記

隊長さんの山ある記

Oct 19, 2022
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カテゴリ: 読書
秋の夜長は読書がいい!トシのせいで、ドライアイ(眼が渇いていなくて、涙目でもそう云うらしい)で、眼がショボショボする、眼の奥が痛くなる、そんな辛い症状をかかえながらも読書は楽しい!スマイル定期的に眼を休めながらの趣味である。ここのところ、また、好きな時代小説の作家「葉室 麟いる~



数年前に故人となってしまった時代小説作家の葉室 麟(はむろ りん)の随筆集~

「柚子は九年で」と「読書の森で寝転んで」はエッセイ集
ボクの読書姿勢は、椅子に座って読むことはなく、このタイトル通りにいつも寝転がって読むのがクセというか横着な習慣になっている~ウィンク






さて、短編小説集「乾山晩愁」けんざんばんしゅうは短編小説五編が収録~

乾山は江戸時代の有名な絵師・尾形光琳の弟、仲の良かった光琳亡き後にどう生きたか。彼は陶工の道を選んだが最終的には、光琳と肩を並べるほどのアーティストになってゆく。また、意外だったのは、忠臣蔵で有名な大石内蔵助以下四十七士が討ち入りをした時に着ていた衣装は、黒白の鮮やかな対比をみせたデザインで勇壮、忠実さを強調させるために尾形光琳の手になるものではなかったのかという推測文献が残ってるということだ。葉室は、こうした歴史的事実を側面から注視して読者の好奇心を満たしてくれるのである。

他の四編は、やはり江戸の絵師・狩野探幽、俳諧師の井原西鶴、など聞いたことはあるが良くは知らない人物の登場で好奇心を満たしてくれる本だ~また、人生の生き方をも考えさせてくれる本でもある






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Last updated  Nov 25, 2022 12:42:46 AM コメント(2) | コメントを書く


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