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8月11日の花沢山~満観峰以来、約40日ぶりの山歩きだ~8月14日に腸閉塞で緊急入院、手術後1週間で退院、その後は少しづつ歩数を増やしてのウォーキング、ヨガ、軽い筋トレで体力回復に努めてきた。まだ、自信はないが、時間をかけてゆっくりと転倒に気をつけながら歩くつもりで入山した。休日とあって多くのハイカーがハイキングを楽しんでいる~この時間帯だとすでに下ってくるハイカーさんも多い~ 鞍掛峠を過ぎてほぼトラバース気味の山道脇には、今、ツルニンジン(キキョウ科)が咲く!似た花でバアソブに対して別名・ジイソブとも呼ばれる。際立って派手な色ではないが、気になる花でもある~まだ蕾のものも多いのでしばらくは楽しめそう~ツルニンジンの写真を撮っていたらなんとこまくさの鈴木さんが下ってきたではないか!なんという偶然か!しばらくブログの投稿が無かったので案じていたが、表情は元気そうで一安心~色々心配事もあったようだがこの人はとにかく明るい!尊敬すべき先輩である。1時間半を要して満観峰(470m)の山頂へ~あいにく富士山は見えないが安倍川河口、久能海岸、駿河湾、その先に伊豆半島もよく見えていた~ヤブミョウガ、まだ白い花を付けているものもあるがこれは花後の黒い実~今を盛りと咲き誇るヒガンバナ(ヒガンバナ科)に止まるチョウ~まだまだ、復調には程遠いが紅葉の秋山を楽しむべくじっくりと体力、脚力をつけていきたいと思う~<参考コースタイム>花沢の里駐車場9:55~10:35鞍掛峠~11:20満観峰11:40~12:20鞍掛峠~12:50花沢の里駐車場歩数計→15000歩 2.5万図 静岡西部 焼津
Sep 23, 2024
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今日8月11日は「山の日」。だから行こうと思ったわけでもないが、前回のびく石以降、2週間も山を歩いていないので足の筋力の衰えが心配~今日も朝から暑いが近郊の焼津アルプスへでかけた。連日の熱中症警戒アラートの出る日々にはうんざりだが、公園ヨガ、朝夕のウォーキングなどは欠かさず続けていてもやはり山を歩かないと物足りない!まだ、ずっと若かった頃は、より高く涼しい山を求めて遠出をしたものだが今では運転が億劫になってしまった~普段の休日なら3ケ所ある駐車場も時間的には、ほぼ満車のはずなのだが、けっこう空いている。今日も猛暑が予想されるなか、低山のハイクが敬遠されたということか?身支度しているだけで汗がタラタラ~来たことを後悔しつつ、花沢の集落を歩きはじめる青い空が広がっているものの風が吹かない、湿気ムンムンだ!花沢集落のクマゼミが歓迎の大合唱~先日の驟雨で山はたっぷり水を溜めこんで湿度が大変高い!無風状態のなかをひたすら歩くのみ!稜線からの擬木階段をクリアして花沢山(450m)着。先客の二人の男性中年ハイカーさんが休憩中~これから、満観峰を目指すと云っていたが、、花沢山の下りから望む中央が満観峰、その右は丸子富士(まりこふじ)である。ここから眺めると満観峰までまだまだ遠いなと思ってしまう~花沢山から日本坂峠までどちらかと云えば急降下だが、西側(海方向)から吹く風が心地良い!家康ベンチから望む静岡市街、東名高速道路、駿河湾、この時期、霊峰富士山は雲に隠れて見えないことが多い~予定では。ここからすぐ下の分岐から鞍掛峠へ下るつもりだったが、それまで、ひさしから汗がポトポトしたたる帽子をバンダナに替え、汗を吸ってずっしり重くなったTシャツを着替え、さっぱりしたら、元気回復!満観峰まで行って見る気になってきた!焼津アルプスの名物、擬木階段にトライ~四等三角点(434m)の南側の展望所から眺める駿河湾と焼津港~ここで風に吹かれながら、サンドイッチを頬張る!満観峰山頂はすぐそこ!この木陰で呼吸を整えて~最後のトライだ炎天下のもと、やっとたどり着いた満観峰(470m)山頂で、自分の写真を撮ることはあまりないが今日は特別!ベンチに同席した初老のハイカーさんに撮ってもらった1枚!小休止後、下山にかかる~この高草山まで行く体力、気力はすでになかった~鞍掛峠からの下りに沢から引いた水が豊富に樋から流れ出している嬉しい場所がある!頭から水を被り、さっぱり!生き返る!花沢の里駐車場からの帰路、クルマが示す車外温度は、終始37℃をさしていた~猛暑のなかでの低山歩きはボクにとっては相当過酷な修行のようなもの!若かりしときと違って体温調節がスムーズでないのはわかっているのだが、、<参考コースタイム>花沢の里駐車場9:35~水車小屋~9:55登山口~10:15稜線~10:40花沢山~11:05日本坂峠~11:25家康ベンチ11:27~11:28鞍掛峠分岐~11:45四等三角点11:50~12:25満観峰12:30~13:00鞍掛峠~水車小屋~13:35花沢の里駐車場歩数計→16300歩 2.5万図 静岡西部 焼津
Aug 11, 2024
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今日は、びく石のイワタバコ鑑賞~毎日出される熱中症警戒アラートにはうんざり!公園ヨガも木陰でやるものの暑い今日もポーズとりながらふと、びく石登山口付近に咲くイワタバコを思い出してでかけてみた。ごく最近、山友達から聞いてはいたが、びく石ふれあい広場はすっかり様変わりして、キャンプ場になったと云う。今まではクルマ1台がやっと通れる瀬戸川に架かる橋が入口だったが、その600m先に新しい案内看板が出来ていた。行った先は以前のびく石ふれあい広場だったが、今は「びく石山静かな夜のキャンプ場」と云うコロナ禍以後、大ブームのキャンプ場になっていた!ここの夏は特に暑い!藤枝市が東海ガスに委託してやっているらしいが、こんな四方を山に囲まれた炎熱地獄のような場所になにゆえキャンプ場なのだろう?(夜はどうか知らないが、、、)以前の駐車場にはコテージが数棟建てられて駐車スペースなど無論無い!近くの案内人に聞いたら、登山者専用の駐車場はここにはなく歩いて10分ほど戻った瀬戸川の右岸沿いで峠バス停の裏にあるのだ云う~つまりキャンプ場優先で登山者は弾かれてしまったわけだ。今日この地点(標高180m)でクルマが示す車外温度は36℃を指していたし、テントを設営している若者は、気の毒に上半身素っ裸で汗タラタラ!ここの夏場の暑さは、なんどもびく石へ通って知っている。酷暑のこのキャンプ場、果たしてリピーターはいるのだろうか?心配だな~複雑な気持ちで云われた駐車場へ戻り、焼けた舗装路を歩いて再度キャンプ場まで10分、灼熱の舗装路をびく石登山口へ向かう。びく石登山者専用駐車場公衆トイレ有り近くの瀬戸川に架かるこの「びく石新橋」を渡る~キャンパーで賑わうキャンプ場を尻目に波切不動尊まえのイワタバコ群生地へ~さて、問題のイワタバコは登山口から小沢を渡り左岸沿いに林道を歩くこと数分で林道は終わり、すぐに現れる浪切不動尊のまえの沢の中、水が滴る冷涼な岩壁にへばりつくように咲いている遠くからなのでわかりにくいがこの岩壁にイワタバコは一面に群生している~沢幅は狭いので、飛び石伝いに行けば接写は可能夏を代表するイワタバコ(イワタバコ科)の花美しい紫の花冠の先は5裂する~20分ほど滞在して、カメラに収めた後、びく石山頂へ向かう~風の吹かない森はサウナの中に居るようで大汗タラタラ~Tシャツも短パンもびしょ濡れで肌にまとわりついて気持ちが悪い!不快なことこの上なく素っ裸で沢に飛び込みたいくらいだ~たどり着いた「びく石」526mの山頂~下の新しいキャンプ場の名に付けられた「びく石山」と云う山は存在しない!展望台から焼津アルプス、丸子アルプスを遠望~富士山は雲の中で見えなかった。少し汗がひくのを待って下山~駐車場に着いたものの、うっかり下の着替えを持ってこなかったので、短パンは脱いで、やむなく下着のビタビタパンツに(まさかパンツまで脱ぐわけにはいかないので)バスタオルを巻いて運転して帰宅~(途中でクルマを降りる用もないので)とにかく散々な1日であった!<参考コースタイム>峠バス停裏の登山者専用駐車場13:05~13:15びく石山静かな夜のキャンプ場(旧びく石ふれあい広場)~13:30浪切不動尊13:50~14:40びく石14:50~15:25浪切不動尊~15:35びく石山静かな夜のキャンプ場~15:45峠バス停裏の登山者専用駐車場歩数計→9610歩 2.5万図 伊久美
Jul 27, 2024
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相変わらずの猛暑続き!今日も37℃の予報がでている!こうなれば高い所へ逃げるのが一番!久し振りに近場である安倍奥の山、十枚山(じゅうまいさん)へ出かけた。標高1726mだから市街地とは10℃以上は涼しい筈である~(標高100m増すごとに0.6℃下がる計算で)ここは、2019/11/24以来、約5年ぶりの再訪か~六郎木バス停から関の沢集落に入り、中の段入口にはすでに浜松ナンバー車が1台止まっていた車中から、中央に目的の山、十枚山を見る~湯の森と入島をつなぐ長い橋「梅ヶ島大橋」より。十枚山は、若い頃、頻繁に登った山。当時はまだクルマ社会ではなく、移動手段と云えば、バス、電車しかなかった。バスの場合、六郎木バス停で降り、関の沢集落を抜け、南沢から中の段への急な登りには閉口した。バス停から登山口まで約1時間を要したものであったが、今はラクなものである。また、ある時は十枚山から十枚峠へ下り、南部町の内船(うつぶな)までトコトコ歩き、身延線に乗って帰宅したこともあり、懐かしい若き日の思い出である。中の段の最も奥の民家の先の駐車スペースにクルマをデポそこから10分で十枚山登山口(標高910m)直登コースと沢コースの分岐点、右の沢コースは崩壊のため通行止めになっている。2019/11/24の登山では、下山に沢コースを下ったものの台風の被害で3ケ所の沢は大荒れ!大変、苦労して下山した思い出がある。以来、一般コース向きではないとして通行止めにしたのだろう。分岐からしばらく続いた急斜面の登りを終え、緩斜面の植林の中を行く~東面から吹く風が心地いい!その後、砂利混じりのジグザグ登高を繰り返して、枯れ沢に着く。この登りも補助ロープが張ってあるとはいえ写真で見た目以上に急な登りで、特に冬場は気が抜けない!左岸から右岸に渡り返して一息つけるものの、またもや急登がまっている。そして、左側の空が明るくなったところで(ボクが勝手に名付けたL型ジャンクション・標高1520m)山道は、右に直角に折れて、今までの暗い植林帯から自然林に変わる!この山の良さはここから始まるといってもいいだろう~山頂までこんな感じの明るい急登が続く~未だ、真新しいクマの爪跡が生々しい~犬連れの登山者はこの辺りで引き返したのだろう?以前は、あまり気にしたことはなかったが、クマからの被害を多く聞くようになってからは出そうな場所では、静けさを破るような、音のうるさいクマよけの鈴をあえて鳴らしている~空が広くなって、俄然景色が良くなる~遠く、三角錐の七つ峰と、手前の二王山がまじかに見えている~小広い十枚山(1726m)山頂に到着~ひとりハイカーさんが休憩中、山梨の成島から十枚峠経由で来たという~陽射しはあるものの心地良い涼しい風が疲れた体を癒してくれる!暑さは感じない!安倍東山稜をカメラに収める。手前の大きな山は下十枚山、以後、青笹山、真富士山、竜爪山を経て賤機山に繋がり、静岡浅間神社までの長い尾根である~安倍川の右岸沿いに繋がる安倍西山稜の山々~手前の二王山から見月山までが顕著に見える!開放的な広い山頂を吹き抜ける涼風~ずっと居たくなるほどだ!東側の樹木が邪魔をして、富士山は山頂から、笹原を20m位下がらないと良くみえない~今頃は、登山者が長蛇の列となっているのだろう~誰が掛けたのか、もう半世紀は経つであろう山頂の鐘は今も健在だ~急斜面の下りは要注意~慎重に下山。帰りがけに平野の「真富士の里」でクルマから降りた時の猛烈な暑さには参った<参考コースタイム>中の段最奥の駐車スペース9:35~9:45登山口~10:05直登、沢コースの分岐~11:00枯れ沢~11:30L型ジャンクション~12:15十枚山12:55~直登、14:10沢コースの分岐~14:25登山口~14:35中の段最奥駐車スペース歩数計→16030歩 2.5万図 湯の森
Jul 20, 2024
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今日は盆の入り、お坊さんに読経して頂いてから、なんとか天気が持ちそうなので(予報では曇り時々雨)我が家から最も近い賎機山へでかけた。城北公園を抜けて浅間神社の百段から登り開始~目的地は、賎機山でもっとも標高の高い貯水槽(貯水タンク)まで行って帰ってくること!雨後とあって大変蒸し暑いなかを一本杉(190m)に到着。この頃はまだ青空が出ていたが、、この地から見える富士山は、完全に雲の中!少し待ったら、右斜面がチラリと見えた!知人が13~14日の小屋泊まりの予定で富士登山を目指していたんだけど条件は悪そうだ~賤機山は、終始、稜線歩きなので、左右に景色が変わるさまはハイカーを飽きさせない~これは、清水区方面をみたところ~山道脇に咲くのは、どうと云うこともないヤブミョウガの花だがこれだけ群生していると目を奪われるものだ!自宅から2時間半を要して目的地の貯水タンク(231m)に到着~連日の猛暑後に降った雨で山はたっぷり水を吸って湿度100%!たっぷりと汗をかいた!この貯水タンクからの展望は申し分ないほど素晴らしい!北側(画像では左側)の林が無ければまさに360度の大パノラマと云ってもいいだろう~これにはちょっと残念静岡市街と日本平、谷津山、駿河湾が一望のもと~さきほど越えてきた一本杉(画面中央の裸地)も確認~西に目を転ずれば、安倍川と雲の多い上流部の山々が、、茶畑の先の左右に走る橋は新東名高速道路だ~近郊の山、安倍城址と後方はダイラボウか~南方面は、丸子(まりこ)アルプスの花沢山と高草山、ただ、満観峰ははっきりと確認できなかった~軽い昼食後、往路を戻る~竣工記念碑を過ぎる辺りから小雨がパラついたが大したことはなくじきに止んだ~貯水タンクからの帰路、今日、一番のハプニング!年金ベンチ付近で昭府町のU野さんに遭遇!ボクがまだ心臓の手術をする前によくこの賎機山でお会いした人である。同い年の彼女は相変わらず元気そうだった~山道の傍らにひっそりと、派手に咲くのはオニユリ(ユリ科)右の膝に少し違和感を覚え始めた頃、今日のフィナーレ!浅間神社の百段にたどりついた~久しぶりに貯水タンクまでをガンバッテ歩いたがこの時期の低山は暑さと湿気で大変!山中の温度計が25℃を示しているのが恨めしいほど。去年の3月27日に鯨ケ池までのピストンをしているが、これほどの疲労度はなかった~今日は、ことに、下山後、浅間神社から自宅までの平坦な舗装路歩きがしんどかった!しかし、帰宅し、シャワーを浴びたあとの缶ビールはサイコー!これでまだもう少し山歩きが出来そうな喜びが湧いて来た<参考コースタイム>自宅10:30~10:55静岡浅間神社~救世観音~11:35賎機山城址~11:50光明地蔵~12:10一本杉12:15~12:35竣工記念碑12:40~13:05貯水タンク13:20~竣工記念碑~14:05一本杉~光明地蔵~14:35賎機山城址~救世観音~15:10静岡浅間神社~15:40自宅歩数計→24200歩 所要時間 5時間10分
Jul 13, 2024
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天気予報によれば、今日の静岡市内は全国一の猛暑!最高気温38℃が予測されている。ならば、朝の涼しいうちに行って来ようと近場の満観峰へ出かけた朝6時50分、いつもの出発時間なら満車の駐車場も今は4台だけ!花沢の里にもまだ朝の光が差し込んではいない~いつもの時間帯ならひんぱんにすれ違うハイカーも今朝は下って来た3人だけ~今日の目標は5月11日に登頂したときの1時間10分をきること。駐車場からガンバッテ、ノンストップ、1時間5分で満観峰(470m)山頂着。いちおう目標達成5分短縮できたが大した満足感はなかった~(目標は1時間をきることだったが、、これが79才の老人ハイカーのできる精一杯かな)誰もいない山頂は、以外にも心地良い風が吹いて涼しく快適これには大いに満足丸子アルプスの一山、花沢山~三山の中ではここへの登りがいちばんキツイだろうなあ~高草山と焼津港、焼津市内の眺望~10分ほど小休憩して下山する~富士山と、赤とんぼが飛び交う山頂をあとに、、山道脇に連日通うハイカーさんがこしらえたもの~今日の日付が入っているのですでに登って下山したのだろう~今の時期、咲く花もなくピンボケになってしまったが、ホタルブクロ(キキョウ科)白から赤まで色は様々だ~花は終わっていたが、ハナミョウガ(ショウガ科)の若い実、熟すほどに赤くなる~整腸作用などの薬効があると云われる~ヤブミョウガ(ツユクサ科)の花実は濃いブルーでたいへん美しい~下山は写真を撮りつつ、のんびりと下ったが里に近づくにつれ、次第に暑さが増すのを感じた!やっぱり、最高気温38℃になるのか、クルマが示す車外気温もすでに35℃を示していた午後2時、小用で家を出た走行中の車外温度はなんと41℃やっぱり地球がおかしくなっているぞ~<参考コースタイム>花沢の里駐車場6:50~7:25鞍掛峠~7:55満観峰8:10~8:55鞍掛峠9:00~9:30花沢の里駐車場歩数計→11210歩 2.5万図 焼津、静岡西部
Jul 4, 2024
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夏至の日に梅雨入りした東海地方。梅雨の合間を縫って今日は抜けるような青空が拡がった~どこ行こうと考えているうちに時間だけが経ってしまい。結局、近場の丸子アルプス、花沢山から満観峰を歩いてみることにした。出来れば高草山まで足を延ばして周回コースとしたいが、、出かけた時間が遅かったので、第三、第二駐車場は満車、第一駐車場にはまだ少し余裕があり駐車できた~風情ある花沢の里を彩るアジサイの花~いつものように水車小屋を右折して沢沿いに農道(舗装道)を登り、野秋方面への案内標識に従って進めば花沢山登山口は近い。案内標識通りに左折して沢沿いの林間を往く。2日前の大雨でたっぷり水を溜めた山は、意外に涼しいが風がほしいところ~稜線に出たところで、名物?の直登擬木階段にトライこの手の階段は、その後、日本坂峠からと鞍掛峠分岐からと3ケ所あり、いいトレーニングになっている。花沢山(450m)まで駐車場から約1時間を要した~林内の随所に咲くリュウノヒゲ(ユリ科)別名ジャノヒゲ開けた山道から谷を隔てた先に満観峰(左)とはっきりそれと判る丸子富士(右)左手の海側からサッと吹く風がまことに心地良いボランティアの方が設置された「家康ベンチ」から静岡市内とうっすらとしか見えない富士山が、、蛇行する東名高速道路と交差するのは安倍川だ~右手のなだらかな山容は日本平である。「家康ベンチ」のすぐ下の鞍部は、鞍掛峠への近道。この鞍部から始まる、見上げてしまうほどの直登階段もキツイ登り切って現れる四等三角点(434m)の南側はベンチが置かれ「一ノ谷展望所」と名付けられている~焼津港、焼津市内、遠く御前崎まで見える筈だが今日はいまいちはっきりしない!(この四等三角点からも鞍掛峠へ下れるので、エスケープルートとしても使える)体力の消耗が激しく、もう少しで満観峰の山頂というところで、過日も行動を共にした聖会「ひじりかい」のH間さんに再会した~相変わらず健脚だ!とても82才とは思えない~彼女にあって元気を取り戻したハイカーで賑わう満観峰(470m)山頂標識の真後ろにうっすらと富士山が写っている~風もなく、穏やかな駿河湾の先にかろうじて見える伊豆半島~出来れば丸子アルプスの三山(花沢山、満観峰、高草山)を踏破したかったが、あの暑さが大敵、時間的余裕も無かったのと、左膝に一瞬だけだったが違和感があったので大事をとって鞍掛峠から花沢の里へ下った~<参考コースタイム>花沢の里駐車場10:00~10:25花沢山登山口~10:45稜線~11:05花沢山~11:30日本坂峠~11:45家康ベンチ~11:50鞍掛峠分岐~12:05四等三角点分岐~12:35満観峰12:55~13:20鞍掛峠~14:00花沢の里駐車場歩数計→17120歩 2.5万図 焼津 静岡西部
Jun 22, 2024
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天気予報では明日は終日雨らしい~行くなら今日だと決めて、曇り空の高草山へ出かけた。以前から気になっている、山頂から下る「西の谷コース」を歩いて見たくてその詳細をこまくさのS木さんに聞いたら一緒に行ってくれることに。K口さんに声をかけたら彼も同行OK!坂本の林叟院(りんそういん)駐車場で待ち合わせて合流。早朝、晴れていた空も次第に雲が広がってきたが雨の心配はなさそうだ。明るく開けた登山道から粟ケ岳、八高山を遠望~広々とした志太平野~林叟院から坂本Bコースを登る~無風、湿度が高くたいへんな蒸し暑さに閉口する!休憩中、石脇から3人の中年女性が足取り軽くのぼってきた~神奈川県から来られたそうだ高草山大権現(502.9m)からは、雲上の富士山が見えていた~山頂で記念写真を~鉄塔脇の気になる「西の谷コース」を初めて下り始める~しっかりしたベンチも設置されていたがあまり人の歩いた形跡はない数分で車道に降り、右手の(案内標識はない)草むらに突入~かすかな踏み跡はあるものの夏草に覆われてじきに進行不能となり車道に引き返す~「藪漕ぎのS木さん」もお手上げでしたその後、長い車道歩きから左の山道に下る。一本杉の標識あり、以前歩いた山道だった~赤く熟した実は、クワ科のコウゾかヤマグワか、判定に悩む~再び、車道に出てしらみ平(潮見平、白帆見平)から山道に入る~以後、長い車道(林道)を歩いたあと、クルマの行き交う道路を黙々と歩く~風がないのでとにかく暑いまるで修行僧のごとくただただ歩くのみ~やっとスタートした林叟院に戻った~今、アジサイがちょうど見頃を迎えていた。気になっていた「西の谷コース」だったがあまり利用者もいないようで下り始めてじきに車道に出てしまうので妙味もなく、再度、来ることもないだろう~これで納得しました!S木さん、お世話になりました<参考コースタイム>林叟院駐車場9:15~(坂本Bコース)~11:00高草山大権現11:20~11:25三角点~11:30西の谷下山口~12:05一本杉~12:20しらみ平(潮見平)~方の上(かたのかみ)バス停~13:40林叟院駐車場歩数計→16270歩 2.5万図 焼津
Jun 17, 2024
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安倍奥の山々で、最高峰を誇る山伏(やんぶし)はボクにとって思い入れの深い山である。ボクを山好きにさせた山こそ山伏だった。高校3年だったころ、近所の山好きのお兄さんに誘われ、いまでも活動している伝統ある山岳会の山行に連れて行ってもらったのが始まりでその時の感動がきっかけで以後、山に取り憑かれて今に至っている。山頂に至るコースはいくつかあるが、西日影沢コースこそ、山伏の原点、最も質量共にボリュームある古くからのコースではないだろうか。近年は、加齢と共に体力の衰えは否めず最後に、このコースを登ったのは、4年まえの2020/11/18だった。最近は、林道勘行峰線を利用して、猪の段コースを歩くことが多くなっていた。何を思ってか、前の晩に急に日影沢コースを登りたくなって躊躇なくいつもより早めに家を出た~走行中のハプニング大谷川に架かる橋の手前で5~6m先を愛らしい仔熊が山側から飛び出して横切って消えた~ドライブレコーダーにはしっかり写っているに違いない~きっと親も近くにいたんだろうが、人的被害が問題視されるなかこんな里に近いところで見たことに複雑な思いがした。西日影沢の川原にクルマを駐車(標高955m)奥の山が山伏である。蓬峠を過ぎた登山道からはこの河原が眺められる~なお、以前にあった登山者専用の駐車場は、大雨の際の度重なる激流に削られて半分程度しかなく数年前から使用できない。同場所にある収納函に登山届を入れてスタートだ~沈下橋を渡った先が西日影沢登山口である~まず、1回目の渡渉は右岸から左岸へ~林床に多く咲くフタリシズカ(センリョウ科)華やかさ、美しさではヒトリシズカに劣るが、、左右から沢音を聴きながら歩を進める~なんとも爽やかだあ~見上げるほどの大岩の下を通過~左側に小さなワサビ小屋が見えている~左から小滝が流れ込む落ち込みの渡渉は飛び石伝いに対岸まで。増水時には渡渉は不可能かも、、危険すぎるので。その後、昔は無かった迂回の為の急な登山道を往く~登り切ってトラバースし気味に以前の登山道と合流すれば水場は近い~最後の水場~このあたりも崩壊、浸食が進み荒れ放題であるが、市岳連などの山岳団体のボランティア活動によって安心して登山できるよう保全されているのだ~蓬峠(よもぎとうげ)の手前の崩壊が以前に増して甚だしい!この斜面を横断するわけだが気は抜けないところだ~崩壊は、蓬峠の直下まで進んでおりこれから先が心配な箇所である。数年前、友人がこの崩れでクマを見たということで報道されたことがある。蓬峠は、本コースの中間点にあたる~標高は1500m爽やかな風が吹きぬけていく~一度だけまだ残雪の見られる頃に西日影沢の川原付近からから蓬峠に至る尾根(バリルート)を歩いたことがあるが、展望もなくただ苦労の多い思い出だけが残っている~このあたりの樹間からは、大谷嶺が覗けるようになる~?2.5万図、地図上に記されている1776mの平らないつもの休憩ポイントを過ぎ、最後の急登にかかる~山伏小屋分岐の手前の窪地に見たニホンジカ?の遺骸~死因は病気か餓死か天敵に襲われたか、内臓部分はすっかり食べられて無残な姿をさらしている~食した動物たちはここで生を繋ぐ、いずれすべてが地に帰りそして生まれ変わる。輪廻転生とはこうことなのだろうか~そう思いたい!空が広くなれば山頂は近い!防鹿柵内のヤナギランもすくすくと元気に育っている。今年もまた見事な花を咲かせてくれることだろう~群生するヤナギランたち~春の花、ミツバツチグリ(バラ科)がまだ山頂付近に咲き残っていた~二等三角点標石のある山伏(やんぶし)の山頂で証拠写真を1枚!南アルプス方面は、雲の中~かろうじて残雪の聖岳のみ姿を見せてくれた~富士山は山頂部のみだけ~ほとんど雪はない今回の山行で失いかけた登高意欲を少しだけ取り戻せたような気がする。バテバテかなと思ったが下山後もまだ余裕を感じたので。まだイケそうな、そんな思いで山をあとにした。なお、しばらく、安倍街道を走っていなかったため、新たな発見?をした。カーブの多い街道をショートカットするためのトンネルが2ケ所建設中、そして長い送水管が山の上から延びているのは発電所?<参考コースタイム>西日影沢の川原に駐車7:25~7:35西日影沢登山口~8:25大岩下~9:15蓬峠9:20~10:10/1776m休憩ポイント~10:50山伏小屋分岐~11:05山伏11:55~12:05山伏小屋分岐~12:35/1776m休憩ポイント12:40~13:15蓬峠~14:00大岩下~14:35西日影沢登山口~14:45西日影沢の川原歩数計→22600歩 2.5万図 梅ケ島 登り3時間40分 下り2時間50分
Jun 14, 2024
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無風快晴、天気の良さにつられて出かけた先は、眺望抜群、由比の浜石岳(707m)。相棒のK口さんも一緒だ~山頂に至るコースはいくつかあるが、今日は中腹の230M地点までクルマで上がれる最短コースの但沼から。登山口のやや手前の駐車スペースにクルマを止めてスタート!記録を見たらこのコースは2年前の2022/5/30に登っていた。風がないので蒸し暑さは予想したもののやっぱり暑い!但沼登山口から45分を要して、薩埵峠からの本線に合流~近くには、2年前には無かった大きな崩れが発生していた!真っ赤な実のクサイチゴ~見た目ほど甘くない!松の林が見えだせば山頂は近い~K口さんの後方の丸い方向指示盤の左に雪を被った富士山がみえている~但沼登山口から約1時間30分を要して浜石岳に到着~広い山頂からの眺望はすばらしい!眼下に由比港を見下ろし駿河湾の大海原とゆるやかに弧を描く海岸線、その先に箱根の山々、沼津アルプス、伊豆半島の先端部、波勝崎までズラリと横たわって見える!清水港と右奥に日本平が~北西方向に見る安倍東山稜の山々~残念ながら南アルプスは雲の中に隠れたままだった。浜石岳(707m)山頂でK口さんと記念写真を~ノアザミ(キク科)にとまるチョウ~30分ほどのランチタイム後、下山。往路を戻る~モミジイチゴ(バラ科)一般的にはキイチゴとも呼ばれ、たいへん美味しい~葉がモミジの葉の形に似るところからこの名があるようだ~登山口近くの道祖神に無事を感謝~(調べたら宝暦の年号は江戸中期の頃らしい)但沼登山口に到着~ここから5分ほど歩いて農道の駐車スペース(標高230m)まで下る下山後、着替えたら、山ダニが一匹どこから侵入したのか、ボクの柔肌に喰いついていた~休憩時には面倒でもじかに地面に座らずレジャーシートを敷くことを痛感~<参考コースタイム>但沼登山口9:05~9:50薩捶峠分岐9:55~10:40浜石岳11:15~11:50薩埵峠分岐~12:25但沼登山口歩数計→12700歩 2.5万図
Jun 8, 2024
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朝から天気もいまいち、体調もよくない。とにかくだるいのだ~ここ半月ほど、1日一万歩以上プラス筋トレ(腕立て伏せ、腹筋、スクワット)、加えてヨガを続けてきたので、その疲れが出ているのかも知れない。ベッドでゴロゴロしていたがやっと決心!ここが頑張りどころだと、、、老骨にムチ打って出かけた先は、飯間山(はんまやま)。遅い出発だったから近場のここに決定した。東沢と西沢の合流点の路肩に駐車して、いざ出発!林道歩き10分足らずで飯間山に至る東沢登山口に到着~普段でもわかりにくい登山口は夏草に覆われてさらにわかりずらくなっている。クモの巣やまとわりつく虫どもがうるさい!虫除けスプレーを忘れたのは失敗だった登山口から、すぐに始まる100mほどの急登の最後は右に方向を変えて隣の尾根に取り付く~ここから続く急登がひとしきりして緩やかになれば西沢下降点の先にある東西ベンチは近い。ここでまず1回目の休憩をとる。時折、陽が射すが一瞬だけ~たいして汗もかかず風が吹けば寒いほどであった。のんびりの休憩もつかの間で、すぐに始まるまたまた急登の連続!しかし、なぜか今日は、足取りが軽いなぜかロンショウに繋がる稜線に出れば、、山頂は近い!平坦に近い山道を5分も歩けばすぐそこだ~ヒッソリと佇む飯間山(481.5m)~エビネが群生する花の咲く時期(5月上旬頃)だけはハイカーで賑わいを見せるが、花が終われば静かなものだ。展望もなく周囲が灌木に囲まれた山頂は寂しい~焼津アルプスに比してこの山域でハイカーに出会うことは滅多にないのだ~ここで、一発”!景気づけにヨガの木のポーズでも!自撮りなので忙しい!バランスがいまいちだなあ~腕がまっすぐ伸び切る前に、シャッターが下りてしまった!この山頂の三等三角点標石は北を向いており、これは他の山でも見かける。通常、文字はコケなどが付きにくい日当たりの良い南向きになっている。以前、市岳連の発行した本によれば、国土地理院が埋設の時に南向きに指定したのは明治34年とあるのでこの標石が立ったのはそれ以前だったということだろうか?長居は無用、物寂しい山頂でかんたんにサンドイッチとおにぎりで昼食をすませ、早々に下りにかかる~登って来た東沢分岐を左に見送り、すぐの鉄塔を過ぎれば急な下りとなり、西沢への下降点を左折する。(矢印の通りに)細くて急な山道をいっきに下れば茶畑が突如現れる~以前、ここを手入れしていた農家のかたと立ち話をした思い出がよみがえる~左の端に見える山は高草山である。西沢コースの登山道は明瞭で、茶畑に沿って下ったあと作業小屋から、西沢の源頭部へ降りて来る~湿っぽくて大変蒸し暑さを感じる!沢に降り、丸太橋を渡ってこの橋に到着!ここが西沢の登山口である。上から降りて来る山道は、登りに歩いた東西ベンチ手前の西沢コースからの山道である~ここで合流するわけである。林道西沢線の終点、クルマも5~6台は置けそうなスペースがあるが利用者がいるかどうか?以後、林道をブラブラと歩いてマイカーに戻った。今朝まで体調不良だった割には、出発してなんと1時間で山頂に着いてしまった。今年の2月某日の記録をみると1時間25分も要している。この差はいったい何なんだろう?実は調子が良かったのか、なんだかわけがわからない<参考コースタイム>東沢、西沢合流点11:40~11:50東沢登山口~12:10東西ベンチ~12:35稜線~12:40飯間山13:05~稜線沿いの鉄塔~13:10西沢下降点~13:35西沢登山口(西沢林道終点)~13:50東沢、西沢合流点歩数計→8560歩 2.5万図 静岡西部
Jun 6, 2024
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城北公園で1時間の朝ヨガを終えてから、K口さんと浅間神社から賎機山を一本杉まで歩いた~展望の良い一本杉(190m)から安倍川上流部に向かってヨガを楽しむ~富士山は山頂部のみ姿をみせてくれただけ~週末とあって多くのハイカーが行き来していたが残念!浅間神社の境内では「おついたちさん」安倍の市(毎月1日)が開かれ賑わいを見せていた~竹林を伐採した場所からは安倍川西側の展望が良い~今日の折り返し点、一本杉から安倍川と安倍奥の山々を眺める。中央のやや左は見月山だ。k口さんと苦労して縦走した思い出(2023/2/5)がよみがえる~開脚の前屈ポーズをとるがベンチが小さすぎて、、落ちそう!牛面のポーズ両足を交差させて両手を後ろに回して上と下から繋ぐだけ、、山道を彩るアジサイの花が随所で見られる~右手の山は安倍城址かな~静岡市の中心地の先に駿河湾と伊豆半島が今日は良く見えている~最後に百段をもうひと往復して今日のミニトレッキング終了歩数計→17600歩 自宅から一本杉まで往復3時間のコースです~(注意)この日の翌日(2024/6/2)、賎機山城跡(170m)から東に派生する尾根を下ったところ、ウリンボウ(猪の赤ちゃん)が6~7 頭、身を寄せ合っている場面に遭遇。ボクの突然の出現に彼らはあわてふためいたが当然の如く親がそばにいると直感、あわてて進路変更して事なきを得たが、あの尾根(登山道は不明瞭で荒れている)には近づかないことが賢明!
Jun 1, 2024
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前回(5/21)、花沢山から繋ぐ予定だった満観峰を途中で鞍掛峠へ下ってしまったので今日はリベンジ山行というわけでもないが満観峰まではいこうと心に決めた~早めに駐車場に着き、いつもの水車小屋を右折し農道から登山道へ~途中、健脚なハイカーさんと歩きながら山談義に花が咲いたが途中から先を行ってもらう~稜線から、304段の擬木階段をクリアし~航空灯台のあった花沢山(450m)を通過~目についた花は、ママコノシリヌグイ(タデ科)怖そうな名の由来は葉や茎に下向きのトゲがあり三角形の葉にも特徴があることから。 テイカカズラ(キョウチクトウ科)つる性の木本で他の樹に這いあがって茂る、花は先が5つに分かれ良い香りをだす。開けた登山道から見る満観峰はまだずっと先、一番右に位置している~日本坂峠(305m)を通過~昨日の強風で飛ばされたかまだ青いヒノキの実がたくさん落ちている~展望の良い「家康ベンチ」から静岡市街を眺めるが霞勝ちではっきりしない~「家康ベンチ」直下の鞍掛峠への分岐から、擬木階段の急登がまたまた始まる四等三角点(434m)を通過~やれやれ~やっと着いた満観峰(470m)の山頂からかろうじて見える霊峰富士山山頂の東屋で行きにであった健脚ハイカーの藤枝のI藤さんに再会、ボクより2才若いだけなのに早かった!そして、話しているうちに隣にいたのは、聖会の有名女史、H間さんと知る。日本百名山を踏破、新聞にも掲載されたことで知っていたが、年齢を知ってビックリ!とてもそうは見えなかった~ボクも2度くらいは別の山中で会っている筈だが昔の事ゆえ忘れていた。その後、花沢山を予定していたのだが、マゴの幼稚園のお迎えを頼まれており、その時間に間に合うか微妙だったので、次回の宿題として今日は花沢の里へ下山した。ラクに二山を登ったようだが。なにせあの急階段には体力消耗が激しい。まだずっと若かった頃とは雲泥の差があった。もっと鍛えなくては!(ちなみに、ボクと同年代の知人に静岡浅間神社の百段階段(正式には105段)を週に2~3回、6往復するのだと云う~上には上がいるものだ)人影もまばらな花沢の里をのんびりと駐車場へ~<参考コースタイム花沢の里駐車場8:15~9:00稜線~9:25花沢山~9:50日本坂峠~10:55満観峰11:10~11:45鞍掛峠~12:15花沢の里駐車場歩数計→17600歩 2.5万図 静岡西部 焼津
May 30, 2024
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今年の2月以来の花沢山へ~専用駐車場は意外に空いていた今日は、風情ある花沢集落を緩やかに登り、水車小屋を右折してさらに農道(舗装)を登って行く~花沢集落を流れる花沢川沿いに咲く外来種のトキワツユクサ(ツユクサ科)どこでも見られる地味な花だが、、、ルーペで見ると案外愛らしい花である~ユキノシタ(ユキノシタ科)以前、葉をてんぷらにして食用にしたが期待したほどの味でもなかった、、花は、左右対称で美しい!農道を行くとこの指導票が現れるので、ここは野秋方向へ進む~2~3分で左側に登山道入り口の明瞭な標識がありそこから農道と別れて山道に入る~右奥の山は高草山だろう!小沢沿いの新緑の森は意外に涼しい~クマガイソウの保護柵を右に見ながら駐車場から約40分で稜線に出る。ここから始まる擬木階段がいつものことながら鬼門!ほぼ直登で段差があるのでイヤなところだ~右下は駿河湾だが灌木に囲まれて景色はない~シラス漁だろうか漁船のエンジン音だけが聞こえてるいい汗かいて、花沢山(450m)へ到着~途中で道連れになった掛川のM永さんに1枚撮ってもらう~ホトトギスやウグイスの声を聴きながらその後、日本坂峠に下り、突っ切ってさらに擬木階段を直登!「家康ベンチ」から静岡市街地をバックに撮ってもらったが富士山は山頂部がうっすらとみえるだけまだまだ若く元気な彼はその後、満観峰へ~気さくなかたでまたの再会を期して別れた~ボクは、「家康ベンチ」直下の鞍部にある鞍掛峠へのコースを下った健脚!掛川のM永さん!お世話になりました家を出る前、今一だった体調だったが歩いているうちに調子が出て来て本来の自分の歩きに戻ったようだ~安倍奥、下十枚山のシロヤシオがそろそろ見頃ではないだろうか?気になるが行くなら青空の日がいい!去年の記録を見ると5月16に行っている。本ブログのトップ画像のシロヤシオは同日に撮ったもの。ちょうどいい咲き具合でしたね~<参考コースタイム>花沢の里駐車場10:20~水車小屋~登山口~11:00稜線~11:30花沢山~12:00日本坂峠~12:15海賊ベンチ~鞍掛峠分岐~12:25鞍掛峠~12:55花沢の里駐車場 歩数計→11400歩
May 21, 2024
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1週間前、双子山へ出かけた際に見た富士山のヤマシャクヤクは球形の蕾ばかりだったが、その後続いた暑さで一気に開花!ハルゼミがしきりに鳴く森を行く~今日、再度群生地へ出かけたらまさに見頃を迎えていた~身体のコンディションがいまいちだが、明日からしばらく天気が良くないので良いタイミングだったヤマシャクヤク(ボタン科)花は茎の先にひとつしかつかないまず。水ケ塚駐車場から東へ約2km走ってバス停のある左側の須走御胎内入口駐車場(6~7台駐車可)は満車だったが運よく1台空いて止めることができた。日当たり良く今まさに開かんとするヤマシャクヤクである~これぞ満開だ目にしみる新緑の林内のそこかしこに咲いている~残念ながら、満開を迎えた花もたった2~3日で花弁はハラリと落ちてしまうはかない花だ~したがって、うまく咲くチャンスをつかまえるのが難しい花である。落花近いヤマシャクヤク~ヤマシャクヤクは、花の終わった後こんなダイナミックな形と色に変身するのです丸く黒いのが種なんでしょうね! (2023.9.7)小群生が点在する緩斜面~アサギマダラがひらひらと目の前を舞っていった~あれもきれい~これもきれいと撮っても撮ってもキリがないほど咲き誇っている~サラも久し振りに山の空気を吸って気持ち良さそうだ~ワン日当たりの良い所に生えて咲くシロバナノヘビイチゴ(バラ科)~赤い果実はヘビの名に関係なく甘くておいしい~このヤマシャクヤクは今にも花開きそう~この様子だと今日か明日にも花開くだろうなあ~下山後、水ケ塚公園駐車場から快晴の富士山を仰ぎ見る~中央に幅広い雪渓が3本見えている。双眼鏡で覗いたら真ん中の雪渓を登る登山者が30人ほど黒い点のごとく確認できた。さぞや、気持ちいいだろうなあ~夏の赤茶けた山肌を長蛇の列に並んで登る気はしないが、残雪期の今、富士山は最高である!まだ山開きしていないので本当は登山禁止なのだが、彼らの気持ちはよくわかる!実は、ボクもずっと若かった頃、残雪期の富士登山の常連だった~雪渓を渡って来る風が心地よくいちど経験したらやめられないほどだった。条件さえ良ければ半袖のTシャツ1枚でも快適そのもの。今は、マスコミなどが違反者?を責める時代になってしまったが自己過信して遭難騒ぎになることから止むをえないのかな?帰路、由比のヤマボシ水産で酒の肴にと寄ったら刺身などの生ものはほとんど売り切れてなく加工されたものしか買えなかった~午後2時に寄ったんでは当然だよな。新鮮な刺身をゲットするためにだけ買いに来るくらいの根性?がないと買えるものではないことがよくわかりました!
May 18, 2024
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強風快晴の双子山(1928m)で~富士山方面は久しく行ってないので、K口さんと女房を誘って行ってきました~登山口で早くもハコネシロガネソウ)キンポウゲ科)の群生がみられました~ 須山御胎内までは、塹壕状の歩き易い山道が続きます~山慣れない人でも気楽に歩けますヨヤマシャクヤクの開花にはまだ早い時期ですが、もう2cmぜんごの球形状の蕾がふくらんでおり、なかには白い花弁が見える株もありました~去年、満開時のヤマシャクヤク(ボタン科)2023.5.22 今年は暖かいので開花もまもなくでしょう~2023.5.22小さくて見過ごしてしまいそう~可憐んなフデリンドウ(リンドウ科)、似ているハルリンドウよりも背丈が低く、ロゼット状の根生葉はないので識別できます~眩い新緑のカラマツ林を抜けると、富士山グッと迫ります!今日も快調!K口さん~四辻(よつじ)に到着=ここから眼前の双子山(上塚)を目指します~路面が急で、ザレているので非常に歩きにくく1歩進んで2歩下がりながら、、この辺りはまだ緩斜面~シロバナノヘビイチゴの白い花が咲いています~もう一息だ!ガンバレ強風が吹きまくる双子山の山頂に到着!360度の大パノラマだがなにしろ風が強くて落ち着けない!山中湖から三国山塊、東富士演習場、箱根の山々など撮ってはみたが失敗~眼下に愛鷹山塊、片蓋山、鑵子山、黒塚など、、双子山から下山し、三辻(みつじ)に向かう~登ってきた双子山を振り返る~その脇をトレイルランナーがひとりすり抜けていった!元気だなあ~三辻からスタートした登山口の駐車場(5~6台駐車可)へ戻る前日の、満観峰でのオーバーペースがたたったか、今日の山行はいつになく疲れた~<参考コースタイム>須山御胎内登山口10:00~10:20須山御胎内上10:35~幕岩上~11:35四辻11:40~12:05双子山12:15~12:30四辻~13:05三辻~幕岩上~須山下り一合五勺~13:50須山御胎内上~14:20須山御胎内登山口歩数計→14800歩
May 11, 2024
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午後は、孫のお迎えがあるので許された時間は午前中だけ~天気は文句のつけようのない無風快晴行くなら近場の満観峰と決めた~時間的にも早かったので、登山者専用の上の駐車場にラクに駐車できた。今、花沢川沿いに咲くスイカズラの甘~い香りが心地良い!飯間山以来、1週間ぶりの山歩きだが、意外に足取りが軽く今日は快調である。スイカズラ(スイカズラ科)つる性の木で忍冬(にんどう)という名で薬草として傷の消毒や火傷にも使われる。忍冬の名は、葉が冬を耐え忍び枯れずに残るところからついたという。始めは白い花が咲くが後に黄色に変わる。今は白と黄が半々くらいだろうか~マルバウツギ(アジサイ科)同じく花沢川のダンダン(川べりで野菜などを洗う階段)付近に咲いていた~農道では、甘い香りを漂わすミカンの花が咲きだしている~今日も常連のハイカーさんの登頂記5月10日を示している~ジシバリ(キク科)山道脇に咲いていた直径2~2.5cm大きな頭花をつける~紺碧の空に残雪の富士山がくっきりと、、思ったより早く満観峰(470m)の山頂に着いたのでハイカーはまばらだ~駐車場から山頂まで1時間10分は我ながらよく頑張ったと誉めてあげたいところ~遠望が効いて駿河湾の先の伊豆半島もくっきりと、、高草山と焼津方面を見る~ニガナ(キク科)山頂付近に多く見られる花で、食べられるキクのなかでもで特にほろ苦い~清冽な沢の水が勢いよく、樋からひいた樋からほとばしる!下山時にここで汗にまみれた顔や手を洗えばサイコーの気分だ~ハナミョウガ(ショウガ科)いかにも南国風の花である。珍しくも無くこの山ではざらに見られる~ムラサキカタバミ(カタバミ科)南米原産の外来種の花、鑑賞用に輸入されたものが野生化し、これも今では山だけに限らずどこでも見られる花だ~爽やかなハイク日和で、ロングのTシャツ1枚で寒くもなし、汗もかかず快適であったなお、下山時に鞍掛峠で休憩中のT橋さん(H野さんの山友)に出会ったのは驚きだったまたの再会を期して別れた~<参考コースタイム>花沢の里駐車場8:30~鞍掛峠~9:40満観峰9:50~鞍掛峠~10:55花沢の里駐車場歩数計→11193歩 2.5万図 静岡西部、焼津
May 10, 2024
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こまくさの鈴木さんから誘ってもらい、エビネの咲く飯間山(はんまやま)へ行って来た~天気は上々登山口は、倉沢入口からわずか50m上方の倉沢新道(新しく出来ていた)。倉沢入口からの急登を迂回するようにできており途中で合流している。こちらの方が登りやすいかな。つづら折れの急登を終えてエビネの丘へ~ちょうど今が見頃か!エビネ(ラン科)参加メンバーはSCWCの皆さんがほとんど、総勢15名である~飯間山(481.5m)を通過し、ロンショウの丘でランチタイム後、ロンショウから滑りやすい急坂を下り、エビネの多い場所で皆さん写真を撮る~他に、これと云った花は無く、淡いピンクのモチツツジ(ツツジ科)が1株、小さな釣り鐘状の白い花をいっぱいにつけた鋭い棘の多いアリドオシ(アカネ科)が数多く咲いているくらいのものである。林の中にひときわ目立って咲くのはガクウツギ(ユキノシタ科)の白い花~その後、谷川峠(谷川峠)で小休止後、スタート地点の倉沢新道入口に戻る。ランタイムには、皆さんから多くの差し入れをいただきありがとうございました。これだけの大人数で行動を共にしたのは久しくなかったので和気あいあい楽しかったです!
May 3, 2024
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今年も大型連休が始まりました~快晴のなか、K口さんを誘ってパノラマ台に登ってきました。リハビリハイクには手頃な山ですね。本栖湖東岸の登山口から烏帽子岳を経て山頂までのピストンです。鮮やかな新緑が目にしみます~至るところに咲くタチツボスミレたち~残雪の南アルプスもよく見えていましたね~たぶん、赤石岳、悪沢岳、塩見岳あたりだったか?林のなかで目をひくヤマツツジ~眼前の富士山を望む~烏帽子岳(1257m)から~いったん下って登り返せばパノラマ台(1328m)の山頂です!多くのハイカーで賑わっています。パノラマ台のシンボル。方向指示盤の横で相棒のK口さんにモデルになってもらいました~背景の富士山は山頂部が相変わらず雲の中でした。北東方面には、王岳から足和田山まで~河口湖もよく見えていました。前回来た時には見えなかった本栖湖方面!樹木が伐採されてグッと展望が良くなっています!竜ケ岳や雨ケ岳が望めます!胃の痛みをこらえながらの登りでしたが下りでは回復~手頃なソフトハイクを楽しんできました<参考コースタイムパノラマ台登山口10:30~11:30烏帽子岳11:40~12:15パノラマ台12:50~13:10烏帽子岳~13:50パノラマ台登山口歩数計→12200歩
Apr 28, 2024
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山仲間でもあり、ヨガ仲間でもあるK口さんを誘って、則沢林道終点をスタート、平山からの鉄塔コ-スの合流点をめざし、稜線に出た後、2つの小ピークを越えて急登の続く文珠岳直登コースをピストンした。直登コース直下平山からくる鉄塔コースとの合流点~明瞭な案内標識が各所にあるので道迷いはないだろう~ここより、小さなピークをふたつ越えて本格的な急登は始まる!ロープ場も数か所あるが、うまく利用して慎重に登ろう~多くのハイカーで賑わう文珠岳(1041m)に到着~今日は、清水方面も霞んで遠望がきかない~やはり黄砂?で霞勝ちの富士山~北側に目を転ずれば南アルプス(茶臼岳、上河内岳、聖岳、赤石岳などを一望)高度差が約500mのショートだったが、登りよりも下りで疲れた~<参考コースタイム>則沢林道終点9:25~0:45平山からの鉄塔コース合流点~10:50文珠岳11:20~12:05平山からの鉄塔コース合流点~12:15則沢林道終点歩数計→9085歩
Mar 31, 2024
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こまくさ山の会の鈴木さんの提案で、高草山へ行ってきました。坂本の林叟院を9時スタート。メンバーは、6名。ベテラン揃いだ~Bコースを登って山頂へ、帰路はAコースを下るとのこと。明るい稜線の登りに皆さんの足取りも快調~なんどか、車道を横切るが、なんと、暖かいこの時期(空気の澄んだ厳冬期と違い)に伊豆半島の右側に神津島が見られたのには驚いた!※画像ではうすくて確認しずらい随所に見られるエイザンスミレ(葉の基部まで深い切れ込みがあるのが特徴なので判別しやすい)高草山(511m)山頂から志太平野を俯瞰する~カイコバイモは終わったのか?代わって、コシノコバイモをメンバーのかたが運よく1株発見、写真に収めることができた。カイコバイモは山頂付近で良くみたものだが、コシノコバイモは初めてみた~その違いを図鑑で調べてみたが、ルーペを必要とするほど微妙~キスミレはちょうど見頃か~陽光に照らされて輝いていました。黄色のスミレは日本に6種ほどあるが、ほとんどが高山性で(例えばタカネスミレ、オオバキスミレの仲間等)低山にはえるのはこのキスミレのみ。生育地が少ないのでたいへん貴重な花。地元の有志の皆さんの手厚い管理によって今年もよく咲いてくれた~その後、再び、林叟院に戻り、解散。周回所要時間(休憩タイムを含む)は5時間15分でした。(最後に、)皆さま、集合時間に遅れて申し訳ありませんでした。又の山行楽しみにしておりますので、今後ともよろしくお願いします。歩数計→15000歩 2.5万図 焼津
Mar 27, 2024
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かって頻繁に共に山登りをしていた仲間ふたりと再会南アルプスを始め、八ヶ岳、丹沢、奥秩父、安倍奥、富士山と周辺の山々などどこも懐かしい思い出がいっぱいつまった山ばかり~8時に花沢の里駐車場で待ち合わせ!懐かしい!ふたりとも変わっていない~嬉しかったな!ボクより10才も若い焼津市O野さん、7才若い吉田町M本さんも相変わらず健脚だった。ここ数年歩いていないという割に早い!ボクも遅れがちだったが1時間20分で山頂着。積もる話に花が咲いたが下山。またの再会を約束した満観峰(470m)今日は暖かで霞がち、富士山は、うっすら白雪が見える程度、遠望は効かなかった~
Mar 17, 2024
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2年前に訪れた島田市の阿知ケ谷アルプスに再訪~低山の割に白岩寺公園からの眺望が良かったので、広い駐車場の案内看板を見てチエック。この山域はどうも記憶がうすくてね、、白岩寺を左に見送って、細い農道(舗装されている)を登れば~白岩寺公園(161m)に到着!眼下の大井川に架かる世界一長い木造橋(蓬莱橋)も良く見える~いくつかのピークをアップダウンして八幡山(211m)のパノラマ台に到着。東面の山々が一望!真下には、国一バイパスが走っており、すぐ横の白い建物は旧清掃センターである。走行中 に、このパノラマ台は開けているので、わかりやすく良く見えるのである~下山は、立石観音を横目に、国一バイパスの側道に沿って西進後、栃山川沿いに歩いてスタート地点に戻った。やや、足早に歩いたので、休憩タイムも含めて約2時間の半日コースでした~<参考コースタイム>駐車場10:15~10:30白岩山公園~11:05八幡山パノラマ台11:10~11:40立石観音~12:00駐車場歩数計→9181歩 2.5万図 向谷(むくや)
Mar 16, 2024
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女房と2年前に登った矢倉山へ~今日は山友のKぐちさんと同行。島田市中央公園の駐車場からスタート。西方向へ向かい国一バイパストンネル手前の右にある登山口から入山。山頂まで1時間50分とある、山道はよく整備されており、ほとんど起伏のない歩きやすい山道だ~廃車の放置された林道を突っ切って本格的な山道に入るこの時期、山に花はなくアオキやアリドオシの小さな赤い実が目立つばかり~本コース唯一の登りと云っていいが大した時間はかからず四等三角点のある矢倉山の山頂(311m)へ到着。周囲の樹木が刈られているので明るいが眺望は無く、、、1分程下って展望台に着ける。眼下に大井川、新東名高速、遠く、粟ケ岳などが望める今日は大井川からの強風で早々に山頂に戻り、ランチタイムとした。風も無くポカポカ陽気だ。唯一、展望所からも見える富士山もこの程度にしか見えないのは残念今日は健脚のK口さんに引かれて駐車場から山頂まで登り1時間20分で到達
Mar 4, 2024
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山友が、麻機街道の大在家「洋服の青山」付近から賎機山城址へ直登する新開発コースを知ったというので共に行って見た。つまり、賎機城跡から東へ派生する尾根歩きというわけだ~往きは最奥のこの地より入ったが。下りでは結果的にこの手前を下ったことになる。(尾根の末端部で二手に分かれる箇所あり)まだ、掘り起こされて間もないためか、登山道とはいえない悪路だったが開拓者のこのご苦労には感謝!より多くのハイカーに歩かれるようになればすてきな登山道に変化していくことだろう。次第に尾根に乗り、快適な南面の明るいコースに変貌~要所には赤、黄とテープが巻かれているので迷うことはなさそうだ。賎機山城址さらに足を延ばして一本杉へ~純白な雪をたっぷり冠った富士山もバッチリ!安倍川流域の山々も冠雪~竣工記念碑で軽く昼食を摂ってUターン、往路を戻った。正面の小高い山が賎機城跡である~城跡からの下り~帰路は、どうやら尾根を直進して戻ってきたようだ~<参考コースタイム>賎機城跡直登コース入口10:05~10:45賎機城跡~11:20一本杉11:25~11:45農道開発記念碑~12:251本杉~12:55賎機城跡~13:15賎機城跡直登コース入口歩数計→17200歩<参考>2024.2.26 自宅から静岡浅間神社の百段を登り、1本杉までピストン。所要時間3時間15分 歩数計→17600歩
Feb 28, 2024
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花沢の里、水車小屋脇の農道から入山。かんぽの宿、花沢山の稜線へ海側からの風がまだ冷たい~キツイ擬木階段を登りつめて花沢山(449m)着。山頂からすこし外れた場所からもあいにく富士山は見えない。静岡市街地を眺望する~日本坂峠から法華寺への途中でカンタンランチを済ませて下山~最近は天気に恵まれないなお、帰路、知人に教えてもらった寝つきが良くなる温泉だという元湯・なかむら館☎054-628-4397へ入湯。焼津駅の東側に位置する温泉で、源泉かけ流しで490円は安い(シャンプー、石鹸なし)!こじんまりした建物だが、浴槽は内湯、露天風呂も広くて快適である。カフェも有り、食事もOK。その夜は、なんかゆったり寝つけたような気がした~<参考コースタイム>花沢の里駐車場12:40~12:55水車小屋~14:05花沢山~?花沢の里駐車場
Feb 24, 2024
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前から気になっていた鳥坂から入山する梶原山へのコースを歩いてみた。北街道を東進、田子重やジャンボエンチョーを右に見送り、まもなく右にセブンイレブンのある手押し信号を案内標識に従って左折する~直進後、奥の妙立寺の駐車場(4~5台駐車可)にクルマを止めさせていただく。 そこから、一段上の案内標識のある登山口。モノラックに沿って登り始める~コースは南面なので明るく日差しもあって今日は暑いほど。。途中のベンチから清水区を一望する。登山口から約30分で稜線に出る~左へ行けば瀬名方面。右が梶原山方面だ~梶原山(279m)山頂から日本平方面を見る~清水区の街並み、三保半島、駿河湾、伊豆半島はきょうは良く見えている~帆掛山への途中から望める竜爪山(中央)、左に若山、右に高山が、、帆掛山の山頂直下を望む~帆掛山304m(一本松公園)にはワンコ連れが3組ほど~今日のボクはひとり旅~軽く昼食を済ませ、梶原山へ~そして、鳥坂分岐を左に見送って、いったん、瀬名からの農道(仮称、茶畑登山口)に降りてから、再び登り返して、鳥坂分岐から妙立寺駐車場にもどる。初めて登った鳥坂コース。短時間で稜線へ着けるだけにラクでもないが、どちらかと云えば大内からの霊山寺コースのほうがキツイかな?<参考コースタイム>妙立寺駐車場11:45~12:15鳥坂分岐~12:25梶原山~12:45帆掛山12:55~13:10梶原山~13:15鳥坂分岐~13:20瀬名からの車道登山口(茶畑)~13:45鳥坂分岐~14:00妙立寺駐車場歩数計→10000歩
Feb 18, 2024
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久しぶりの飯間山。東沢と西沢合流点にマイカーをデポ。登山口のわかりにくい東沢から入山する。飯間山山頂(481.5m)陽が射さないので、寒く、気温2℃。早々に下山する~稜線沿いを足早に下り~ロンショウから南下、宇津ノ谷峠分岐を右に見送って西沢へ~ショートコースではあったが今の自分には程良い山歩きだった~<参考コースタイム>東沢、西沢合流点10:00~11:25飯間山11:35~12:00ロンショウ~12:10ぬくもりベンチ~12:50東沢、西沢合流点歩数計→10400歩 2.5万図 静岡西部
Feb 8, 2024
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約2ケ月ぶりの山歩きは焼津の満観峰へ~駐車場は第一、第二ともに早くも満車!かろうじて1台を止められた。まだ咳が残る中での山歩きは快適には程遠く、そのブランクは大きい!復調までにはもう少し時間がかかりそうだった~大勢のハイカーさんで賑わう満観峰(470m)の広い山頂部。そういえば駐車場には、遠方からのマイクロバスも来ていたなあ~朝方、はっきり見えていた富士山は冠雪たっぷりだったが、今はすっぽり雲の中、遠来のハイカーさんにはちょっとばかり残念なことだった~今日は、全体に陽が薄く、時折射す陽射しが有難い~駿河湾の先は伊豆半島も良く見えていた~毎度おなじみの写真ではあるが、つい撮ってしまう焼津港と駿河湾~下山途中で、花沢の里近くのミカン畑と菜の花のコラボを撮ってみた~今日は、山友から浜石岳への案内登山を頼まれていたのだが、まだ体力に自信がなくお断りしたいきさつがある。満観峰で今の自身の体力を測るつもりで出かけたが、まだまだ不十分であることを痛感した~<参考コースタイム>花沢の里駐車場9:40~10:20鞍掛峠10:23~11:00満観峰11:20~11:50鞍掛峠~12:20花沢の里駐車場歩数計→12600歩 2.5万図 静岡西部、焼津
Jan 27, 2024
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周智郡森町の小国神社(おくにじんんじゃ)の紅葉がちょうど見頃だろうが、それのみで行くには勿体ない。今回は、小国神社から長い南尾根を登り、稜線の郡境尾根から小国神社奥宮のある、本宮山(ほんぐうさん)へ。帰路は、群境から、これまた長い尾根の車道を歩き薄場(うすば)分岐から峠道を行き、森の石松の墓があることで知られた大洞院(だいとういん)に寄る、その後4kmの車道を歩いて小国神社へ戻り、紅葉のライトアップを鑑賞するという周回コースを歩いてみた~天気も良し!紅葉も見頃とあって多くの観光客で賑わう小国神社~以前、1回来たことがあるがこれほどの混みようではなかったと思う~神社の右手、宮川に沿ったモミジはまさに見頃!しばらく宮川に沿っての紅葉見物がこのあたりで終わりかと思う頃、対岸に渡る橋があったが、これは周回するための橋なのでそれは渡らず左方向へのこの車道を歩いた~古い別荘地を左右に見てまもなく西宮神社(にしのみやじんじゃ)に到着~近くに設置された指導票に従って左の林道(舗装)が続く~この手の標識はありがたい!鉄塔の手前で林道はダート(未舗装)に変わると共にまもなく中央がざっくりえぐれたとても林道とは云えない状態に変わっているので、山道を登るはめになる。ここでMTBのトレースを発見!懐かしさを覚えた~真ん中がザックリえぐれた林道~この山道でMTBのトレース(タイヤ痕)を発見~なんだか嬉しくなった!その後、荒れ気味の林道を歩いていたら白い標柱を見た~読んでみると「町指定文化財、小国一宮大境三ツ石」と記されていたが?境界線を示すモノなのだろうかな~奥その後、いつの間にか、林道を逸れて急な登りにかかり、着いた山頂は名を示す標識もない~さて、ここで2.5万図とコンパスで現在地確認、どうやら地図上では山名のない420mピークのようだ~とすれば、北進すれば磐田市と森町を分ける林道に出る筈!山頂から荒れた急坂を下り切ったら、、案の定、南北に林道が走る地点に立つことが出来たが、森町側は全面舗装、磐田市側は未舗装のダートさて、ここには、本宮山登山口を示す標識がない!ここは変形の十字路、試しに正面の山道を登ってみたが突き当りはT字型、一応右方向へ行ってみたが、コースサインは何もない~これは違うと判断して林道に戻り、再度地図とにらめっこしたらわかった!磐田市側へ200mの下りで、、、、あまり目立たない案内標識と階段が見えてホッとした~なんと小国神社からここまで来るのに3時間を要していたのだ。今まで、展望のなかった歩きを強いられていただけにこのあたりから見る景色は、感慨深いものがあった!登りは、写真の左の群境尾根をたどってきたわけである。尾根の右は磐田市、左が周智郡森町となるわけである。目を凝らせば天竜川の先に、浜松市街と共にアクトタワー、遠州灘が輝いて見えている~つい数分までは、本宮山への登頂は断念することも考えていただけに感無量西方面の山々が幾重にも重なっている~こちらの山域は詳しくないので調べてみるのも楽しそうだ!登山口からは、いくばくもなく山頂直下へ~葛布の滝への分岐もあり。石鳥居の立つ本宮山入口~苦労の果てに到着した、小国神社の奥宮の建つ本宮山(511m)境内は木立に囲まれ展望はない。帰りに要する時間も気になり早々に本宮山登山口へ下山~再び、磐田市と森町の境界に戻り、、、あとは、これまた長い尾根を下り始めた~大きく左へカーブする手前から右の車道に入るこの峠道が無ければ薄場まで下りきり遠回りをしなければならない~眼下に薄場の集落を見る~大洞院に到着~近道とは云え薄場分岐から大洞院までの距離の長さは想定外だった!夕暮れ時であったが、予想外にここの紅葉もまた素晴らしかった!なお、大洞院は全国に3400の末寺をもつ曹洞宗の古刹なのであるが、静岡県人にとっては、侠客でもあり明治時代には港湾事業等で貢献した清水次郎長の子分、「森の石松」の墓があることでこのお寺の知名度は高いように思うのである~森の石松の墓を削って持っていると賭け事に強くなると云われ、ギャンブラーに持ち去られ、なんどか立て直しているらしい!まだ美しく残るモミジの紅葉~着いた時間がすでに夕方だったので、陽が射しこんでいた昼間はさぞ人の目を和ませてくれたことだろう~僧侶の修行の場である法堂(はっとう)鐘楼初めて行った大洞院に後ろ髪を引かれる思いで出発した~小国神社まであと4kmの歩きが残ってる!時間にしてあと1時間か!右にザ、フォレストCCを見送ればあとわずかだが、ここからの登りがきつかった!すでに夕闇が迫るなか外灯も無く、真っ暗なので、用心のためヘッドライトを付けての歩行となった~そして、やっとたどり着いたと云う言葉がピッタリで小国神社駐車場に到着!その後、今月いっぱいで終わるライトアップがなされた紅葉を眼に収めて帰路についた今日の山行は、わかってはいたものの車道、林道歩きが80%くらいだったが、なにしろ思いの外、距離が長かったし、3万歩越えはひさしぶり~脚はガタガタ、大いに疲れもしたが、心は達成感に満たされ、まだまだやれるかなと希望もわいてきた<参考コースタイム>小国神社駐車場10:30~11:40西宮神社~13:35本宮山登山口~13:50本宮山14:00~15:00薄場分岐~16:00大洞院16:15~17:10小国神社駐車場 歩数計→33800歩 2.5万図 森
Nov 28, 2023
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かっては、西丹沢の秘峰と云われた菰釣山(こもつるしやま)。以前は、山中湖側の山伏峠と東の城ケ尾峠(じょうがおとうげ)を結ぶ稜線歩きの過程で登られた山であったが、今では、道の駅どうしから道志の森キャンプ場のある三ケ瀬川(さがせがわ)西沢林道から稜線に出て山頂に至るコースが出来ている。登高意欲を掻き立てられた当時の文献にいつか行って見たいと思いながら宿題となっていた山にやっと行くことが出来た!下山は、稜線を東進して城ケ尾峠から道の駅道志へ下る周回コースを設定した。なお、菰釣山と云う一風変わった山名だが、名の由来については、日本山名辞典(三省堂)によれば「天保年間1830~44甲斐と相模の国境争いの時、平野(甲斐側)の明主、長田勝之進が山頂に菰を吊るして生活し、ここで境界を測定したことからこの名がついた」とある。朝5時過ぎに静岡市を出発!すべて一般道を使って、道の駅どうしに着いたのは7時30分、思ったよりも時間はかからなかった。山中とあってすでに標高は705mある。無風快晴真っ青な空と眩いほどの朝陽に気分も高揚時間はたっぷりあるので山里の空気を思い切り吸い込んで道志川周辺を軽く散策してみた~道の駅どうしの後方に見えるのは鳥ノ胸山(とんのむねやま)だろう~これも宿題となっている山だ!身支度を整えて、まず道志川に架かる中山橋を渡る~左奥が菰釣山への稜線に違いないカメラでズームアップしてみた~この冬枯れた稜線歩きは楽しそう~三ケ瀬川の左岸に沿って、舗装の車道を歩けばじきに道志の森キャンプ場(775m)だ~森と清流に囲まれて四季折々の自然が楽しめる。予約不要と云うのもうれしい~あたりは、早くも、朝食の支度か白い煙と肉を焼くいい香りがあたりを漂っている。落合橋が西沢と東沢の合流地点、渡らずに、往きは直進して西沢に沿って歩を進めるがこのあたりから道はダートに変わる~紅葉は今このあたりが盛りなのだろう~西沢の左岸沿いの林道を歩く~まだ紅葉の残る林道歩きはさして退屈しない~中高年の先行者がひとり、今日出会ったのは、他にもうひとりのみ、静かな山歩きが楽しめた林道に通行止めのチェーンがある箇所で左の小沢を渡り、左へカーブして行く林道歩きが続く。(案内標識あり)~しばらく林道を歩いて、、、林道の右の明瞭な標識に従って、いよいよ山道歩きが始まる~沢の中を歩くのであまり明瞭でない箇所もあるが先々に付けられた赤テープを追っていけば道に迷うことはない。(なお、林道は、まだ左方向に延びているのでここは要注意)黄葉を鑑賞しながら左岸を往く~数分で右岸に渡る箇所あり~目印として倒木にいくつもケルンが積んであるのでわかりやすい~赤テープでマーキングされた山腹を行けばいつしか急な沢床を歩いている。写真でやや右に見えるV字型の沢で、これがブナ沢であろう~急登が続くブナ沢をつめる~やっと着いた稜線がブナ沢乗越~菰釣山へは右へ1kmほど、、。青空に雲の流れが早い!落ち葉が舞う~稜線はすでに初冬である~道志川方向から吹く風が強くて、ここで風除けジャケットを羽織る~しっかりした造りの菰釣山避難小屋を通過~小屋の中は、すっきり整理されて快適そうだ!機会があれば一晩泊まってみたくなる小屋である~相変わらずの強風ではあるが気分は爽快!足取りも軽い~念願の菰釣山(1379m)に到着~そしたら、あれほど吹きまくっていた風がピタリと止んでいた~まるでボクを歓迎してくれてるようなぽかぽか陽気なのだ~ウットリして眠気さえ誘う小春日和に心が安らいだそして、小広い山頂からは、西側に雪を纏った富士山、山中湖が見えている文句なしの絶景誰もいない山頂を独り占め!わが静岡県側から眺める富士山とはまた異なる味わいがある~宿願だった菰釣山から「冠雪した富士山」を撮るために今日まで待った甲斐があったというもの右の吉田大沢やブル道もはっきり見えている~富士山の左側には、三国山塊、愛鷹山塊も、、そして、道志山塊の最高峰、御正体山(みしょうたいやま)1681mが北西方向にドンと居座る~充分に絶景を堪能、再度、富士山を見納めて城ケ尾峠にむかう~丹沢山塊の主峰群を樹間から遠望~避難小屋、ブナ沢乗越を過ぎ、アップダウンを繰り返して、ブナ沢の頭(1290m)を通過する~中の丸(1280m)を通過~なお、稜線は東海自然歩道になっている~このあたりからは、谷を隔てて正面に菰釣山と右に富士山が見える格好になる~駿河湾と伊豆半島を遠望~痩せ尾根通過~遠く目を凝らせば大島と相模湾、小田原市街か?三等三角点のあった城ケ尾山(1199m)の山頂~ちと疲れも出てきたかなあ~城ケ尾峠(1160m)着~時間はまだ2時前だというのにだいぶ影が長くなってきた~ここは、見逃し注意!稜線とはここでお別れだ!ここより道の駅どうしに向かって下りとなる。城ケ尾峠直下にて~なんだか名残惜しい!ロープの張られている危険個所は3ケ所だが、3つめのこの通過がいちばん危ういところ!以後は、快適な山道を下り切って、鎖の張ってある林道に出た。右に曲がり、すぐの水晶橋を渡れば、以後はすべて林道歩きとなる。三ケ瀬川の東沢に沿って歩けば道志の森キャンプ場の一角に出る~キャンプ場の中を歩いて落合橋を渡り、三ケ瀬川左岸沿いに歩いて、道の駅どうしに戻った~今日歩いたコース図だがタイムはさしてあてにならないので注意!思い入れの深かった山だけに、ついシャッターを押しすぎ200枚近くも撮ってしまったので、取捨選択し削除することにひと苦労フィルムカメラの時代では考えられないことだが。最近はどうもそんな傾向が強いので反省しているのだが、山に入ってしまうとあれもこれもとついついシャッターを押しまくってしまう~従って、ブログの投稿も遅れがち、日が経つに従って当時の感激が薄れてごく平凡なものになってしまうことを懸念してはいるが、これもトシのせいだろうか?なお、今は、どうなっているかわからないが、国道413号沿いの白井平から道志川を渡りブナの丸北尾根を登りつめ稜線に出て菰釣山をめざすルートがあるらしい。ブナ、カエデ、カラマツの美しい尾根だそうなので、これもぜひ辿ってみたいものである。<参考コースタイム>道の駅どうし8:15~8:40道志の森キャンプ場~(林道歩き)~9:40菰釣山登山口~10:15ブナ沢乗越~10:30菰釣山避難小屋~11:00菰釣山11:15~11:50菰釣山避難小屋~12:00ブナ沢乗越~12:20ブナ沢の頭~12:40中の丸~13:35城ケ尾山~13:45城ケ尾峠13:50~14:20林道(城ケ尾峠登山口)~(以後、道の駅どうしまで林道歩き)~14:35ゲート~14:45水晶橋~15:10道志の森キャンプ場(落合橋)~15:55道の駅どうし 歩数計→29970歩 2.5万図 御正体山(みしょうたいや
Nov 20, 2023
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朝5時過ぎに自宅を出発!国道1号から富士東ICを降りて、こどもの国から、十里木を過ぎた頃、日の出となって美しい紅富士が見られた!ちょうど裾野市須山の忠ちゃん牧場あたりである~時間は、朝6時45分!うっとりするように美しく冠雪した富士山と中腹の宝永火口、左側には鑵子山(かんすやま)と黒塚が横たわる~東方向に、矢倉岳、特徴ある形の金時山、神山、箱根駒ヶ岳など、外輪山がまだ覚めやらぬ早朝に明確なシルエットを見せている~手前の広大な草原は、自衛隊東富士演習場である~紅富士を愛でた後、篭坂峠から、旭日丘(あさひがおか)を右折し、山中湖南岸を走り、東端の平野から道志みち(国道413号)へ向かった~
Nov 20, 2023
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来年は辰年、ボクは数年前に止めたのだが、女房は、今年も年賀はがきを出すと云うので辰(竜)にちなんで本栖湖畔の竜ケ岳へ資料の写真撮りに行くことにした(十二支のなかで唯一、実在しない生き物である竜がなぜ干支になっているのか?よくわからないが、本家の中国では実在していたらしい)~天気も良し!今どきは山道のぬかるみが気になったが、ラクな山でもあるのでサラも連れてでかけた。静岡市内からは、雲に隠れがちだった富士山も、朝霧高原を走る頃からは雲が途切れて青空に凛と聳えて威厳たっぷり!一時消えかけた雪もたっぷり、数日まえからの寒さでようやく冬山らしくなっている!竜ケ岳はひさしぶり~山行記録を見たら前回は2020/3/13であった。今では、手頃なハイキングコースと展望の素晴らしさ、そして、元旦のダイヤモンド富士ですっかりメジャーな山だったが、かっては明瞭な登山道もなく笹漕ぎのアルバイトでやっと山頂にたどり着けた山だった。紅葉の時期とあって今日も多くのハイカーと行き交った~なお、以前は、本栖湖キャンプ場のなかを通り抜けて登山口に達したものだったが、キャンピングブームでキャンパーとのトラブルを避けるためか、今は管理棟の手前から、右に登山者専用の通路が案内標識に導かれ車道に出た後、100mほどの歩きで以前のコースに入り登山口へとなっていた。その途中には、別のキャンプ場が出来ており、テントがいくつか張られていた。なんとも複雑な気持ちであった~竜ヶ岳登山口周辺は、まだ紅葉が充分残っており、目を楽しませてくれた~最初の休憩ポイントで小休止~湖畔の外気温は5℃、サラには今シーズン初めて服を着せた眼下に、水深122mと富士五湖のなかではもっとも深い本栖湖がコバルトブルーに輝いているここからは遠く八ヶ岳が見えるのだが今日は残念、雲の中!小休止の後、ササ原の海の中を縫うように山道を往く~高度を上げる毎に視界が広がり、気分は爽快御坂山塊、西湖、足和田山、大室山も見えだした~西側に、1ケ月ほど前に行ったばかりの雨ケ岳を仰ぐ~2回目の休憩ポイント、東屋からの富士山、左に側火山である大室山、なだらかに広がる裾が美しいラインを描いてる~写真では、見にくいが、右側に駿河湾、伊豆半島も今日は良く見えている~東屋の前に鎮座する石仏から、電光型に正面の竜ケ岳山頂をめざす~中腹から見る、御坂山塊(左から王岳、鬼ケ岳、十二ケ岳、など、、)強風で雲の流れが早く、陽が翳ったり射したりコロコロ変わる天気に翻弄される~本栖湖の先に、烏帽子岳、パノラマ台、三方分山~ その奥に雪の被った奥秩父の山々がちらりとのぞく~湖畔ルート分岐から杓子山、御正体山、石割山を遠望~竜ケ岳(1485m)山頂に到着~多くのハイカーが風を避けて休憩中山頂気温は5℃だったがかなりの強風だったので、体感温度は氷点下だったに違いない!風を避けて、西側に移動し、ランチタイムとした。今日も、最近の定番メニュー?コンビニの肉まんとピザまんにカップヌードル&コーヒー。寒さでかじかんだ手にこのコンロの温かさがたまらない肉まんを頬張りながら、山座同定!茅ケ岳と曲岳を確認!去年の秋にサラも歩いた蛾ケ岳(ひるがたけ)~以前には気がつかなかったが、西面の笹が少しばかり刈られて見晴らしが良くなっていた本来、富士川の先に南アルプスが見えるのだが雪雲らしきものに隠れて見えず残念たっぷりと休憩を摂った後、再度、富士山を愛でながら~山頂部をズームアップ~日本最高峰の剣ケ峰はいちばん右端~年賀はがき用の写真も撮れたし、名残惜しく山頂をあとに下山する~ なお、本栖湖畔の駐車場の気温はグッと下がって0℃だった今日の竜ケ岳、充分楽しませてもらったが、惜しむらくは、広い山頂の周りの笹が伸びて下の箱庭部分が見えないこと。もう少し刈り込めば文句ない大展望になるであろうに~残念だ!なお、冬季は霜が融けて山道はぬかるみ状態が甚だしいことを覚悟しなくてはならない。そんな状態の時や、また強風時、下山路は、石仏コースでなく本栖湖へのコースのほうが良策かと思う~温度が下がり、空気が澄んで遠望もきくようになるこれからの時期の山歩きが楽しみである!<参考コースタイム>竜ケ岳駐車場10:20~11:40東屋(石仏)11:45~12:25湖畔登山口分岐12:30~12:40竜ケ岳14:20~14:35湖畔登山口分岐~15:00東屋(石仏)~16:00竜ケ岳駐車場 歩数計→18700歩 2.5万図 精進(しょうじ)
Nov 18, 2023
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満観峰へ行こうと思い立ったが遅い出発だったので、上の駐車場は満車、たまたま空いていたスペースに運良く止められた。今日は無風快晴の上天気!山頂まで休憩なし!ここ数日の間に温度が下がり、雨が降ったりして、富士山も冬山らしく優美な姿にかわっていた~満観峰(470m)の山頂から~安倍東山稜も奥までスッキリ見えている~駿河湾と伊豆半島~少しばかり雲がかかった富士山だったが家に着く頃には、雲がとれてすっきりと端正な姿を見せていた~焼津アルプスのひとつ、花沢山の近景~駿河湾の先の伊豆半島~左から、360度の展望がすばらしい金冠山(きんかんざん)、小達磨山(こだるまやま)、右のいちばん高い山は低い笹原とこれまた360度の大展望が楽しめる達磨山(だるまやま)を確認~高草山(右)と焼津港及び焼津市街地を望む~眼下の駿河湾の先には伊豆半島、外気温が下がって空気が澄み、遠望が効くようになってきた~ 真下は安倍川河口と久能海岸だ午後、頼まれている用事があるので、昼食も早々に下山!帰路は、コースを変えて日本坂峠方向へ~後継者もなく放置されたお茶畑は背丈が伸びてジャングル状態!至るところで見られる不遇なお茶の樹は、それでも時期がくればちゃんと花を咲かせている~なんと健気で逞しきことか稜線上の四等三角点標石(434m)ここより、焼津側へ下る登山道が2本あるが、今日は右側の道を下り、急坂の途中を左折し~ダイレクトに鞍掛峠に出た~花沢の里のミカンもいい色になってきたぞぉ~これからは無人販売が楽しみだ~<参考コースタイム>花沢の里駐車場11:45~12:20鞍掛峠~12:55満観峰13:30~13:55四等三角点~14:05鞍掛峠~14:35花沢の里駐車場 歩数計→ 12400歩 2.5万図 静岡西部 焼津
Nov 14, 2023
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今日は曇りのち晴れと云う天気予報。ならばと出かけた安倍奥の山、下十枚山(しもじゅうまいさん)。初夏に咲くシロヤシオの群生地で有名だが秋の紅葉はどんなものか?と曇り空の下、家を出た。林道有東木線をマイカーで高度をかせいでまさき峠(1125m)に着く。どんよりした天気では駐車しているクルマもない。外気温13℃、風は無い。紅はちょうどこのあたりが今、盛りであるかのように山を彩っていた。地蔵峠に向かう途中で見える岩岳は翳っていて見るからに寒そう~地蔵峠(1414m)まで足取りは以外に快調、しかし、周囲の展望はなく、富士山も雲に隠れたきりだった~登山道は、色とりどりの枯葉が積って、落ち葉踏みしめサクサク感が心地よい~岩岳への登りから、スタートしたまさき峠を眼下に見る~雨の降る心配はなさそうだが、樹林帯から抜け出た途端に、安倍川側から吹き上げる強風が稜線を越えていく~あたりは、一面ガスに包まれてモノクロの世界である~紅葉はとうに終わっていたのだ安倍奥の山は想像をはるかに超えて初冬を思わせる様相を呈していた~ブナの落ち葉が積る登山道~バイカオウレンやミヤマカタバミの咲くお化けのような古木帯を通過~初夏の頃、岩岳(1682m)の前後に群生する清楚な白一色の花を咲かせたシロヤシオもご覧のとおり、紅葉どころか、すでに冬芽をつけていた!岩場に咲くヤマイワカガミも冬支度~苔がまとわりついた樹木にぽっかり丸く空いたウロ(樹洞)小鳥や小動物の格好の住家となるが、覗いたところまだ空き家だった~相変わらずの天候のなか、目的地の下十枚山(1732m)に到着~外気温10℃長居する気もなく早々に、昼食(最近は、まだ温かさの残る肉まんとピザまん各1ケで充分)をすませて下山~霧は濃くなったり薄くなったり変化しながら~ザワザワと葉擦れの音がすさまじい結局のところ紅葉の見どころは、なんのことはない、スタートしたまさき峠周辺が最も美しかったようだ~終始、ガスの中を、黙々と歩いただけの山行だったが、こんな山歩きもそれなりに楽しいものだ~こんな経験があるからこそすっきり晴れた日の喜びが倍加されるというもの!<参考コースタイム>まさき峠10:40~11:25地蔵峠11:30~12:35岩岳~13:30下十枚山14:05~14:45岩岳~15:40地蔵峠~16:25まさき峠ところで、下山後、歩数計を見たら、同じコースを歩いたにも拘わらず前回より3000歩も多かった!なんでだろう?考えたら原因がわかった!山中の大き目の形の良さそうな石を拾い集めてザックにいれてきたせいだ。つまり、グッと重量が増したため歩くことに慎重になり、一歩一歩の歩幅が狭くなったためだったのだ!この石の総重量は計ったら10.5kgあったのである。なお、苦労して運んだこの石は明日、役にたつことになっている~ 歩数計→19760歩 2.5万図 篠井山 湯の森
Nov 9, 2023
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前日の入笠山に続いて、今日は、もう少し足を延ばして茅野市の守屋山(もりやさん)へ~車中泊した「道の駅信州蔦木宿」を早めに出発。国道20号を北上し、「中河原」の信号交差点を左折、高遠方向に向かう。次第に高度をあげるにつれ、あたりの、色とりどりの素晴らしい紅葉に目を奪われる!まわりの景色を楽しみながら杖突峠(つえつきとうげ)までは、あっという間に到着!車道の右側に守屋山登山口専用の広い駐車場(未舗装)が2段になってあり、早くも3台のクルマが止まっていた~守屋山登山口(1250m)は駐車場の上段から末舗装の車道を横断して、始まる~あたりは、今が紅葉真っ盛りでした!もう、言葉は要らないですね~緩やかな登りを進み、左側に車道が沿って見え始めればまもなくダートの林道に飛び出る~指導標に従って左折し、10分ほどの林道歩きで、、左に赤井沢新道入口の鳥居が現れる。そこををくぐって山道を、ほぼトラバース気味に進みます今、このあたりの紅葉がピークだったのではないだろうかこの横断道から、守屋山の山頂部が望めました~木道が出てくれば分杭平(ぶんくいだいら)は近い~分杭平(1365m)に到着~あたりは明るい広場になっており、きれいなトイレも完備、沢も流れているので休憩するには、ちょうどいいところ!このあたり、早春にはザゼンソウ(サトイモ科)が咲くようだ~広場の上の方には守屋山諏訪社の鳥居があり、登山道はその右手から始まる~カラマツ林と林床の笹原の気持ちの良い山道を登れば~守屋山東峰の山頂は近い~守屋山東峰の山頂直下の登り~視界はグッと開けてくる守屋山東峰(1631m)標識の後方に見えるのが西峰だ!展望はすばらしいの一言まさに360度の大パノラマである~眼下に諏訪湖、東に八ヶ岳、さらに南アルプス、中央アルプス、御嶽、乗鞍岳、さらに、、北アルプス穂高連峰、槍の穂先もよく見えている!少し、喉をうるおして、西峰へむかう~山頂直下には鉄製の柵に守られた守屋山・奥社が立つ西峰まではほんの一投足だ!サラも今日は、リード付きだが文句も言わず元気に歩いてくれる避難小屋としても使えそうなラビットハウスを過ぎれば、西峰は見えている~守屋山西峰(1651m)に到着こちらも人気の山とあって、多くのハイカーさんが素晴らしい景色を楽しんでいました二等三角点標石のある山頂~遠景は、八ヶ岳、八子ケ峰、車山眼下に諏訪湖~気象レーダーの目立つ車山を遠望~南アルプスの甲斐駒ヶ岳、北岳、仙丈ケ岳~次々にやって来るハイカーで賑わう山頂を後に往路を戻る~ダケカンバの黄葉もいまが盛りだ~森をさらに鮮やかに魅せるモミジの紅葉今、カラマツの黄葉が美しいつい、口にしたくなる透き通った赤い実は?偶然、目についたヤマシャクヤク(ボタン科)の実~薄いピンク色が際立って美しかった樹の名は鮮やかな黄葉したダンコウバイ(クスノキ科)が遅くまで残ってた~守屋山専用駐車場に戻る~ヤレヤレ~秋は。人生の如く長いようで短い。一瞬の輝きを見せて、はなやかに色づいて散ってゆく樹々の黄葉、紅葉。いろんな表情を見せて楽しませてくれた!長年の宿題となっていた守屋山はボクの期待を裏切らなかった入笠山に勝るとも劣らない見事な紅葉と360度の絶景に感嘆!至福のひと時を過ごさせてもらった!また、来てみたい山だった~帰路は、原村に寄り道し、八ヶ岳自然自然文化園の西端に位置するビューポイント「まるやち湖」に寄り、たてしな自然農園・原村店で買い物して無事帰宅~まるやち湖の秋!湖面に写る八ヶ岳(天狗岳~編笠山までが、、)<参考コースタイム>守屋山登山口7:25~7:45車道分岐~7:55赤井沢新道入口~8:10分杭平(水呑場)8:15~9:15守屋山東峰9:25~9:55守屋山西峰10:50~11:15守屋山東峰11:20~12:05分杭平(水呑場)12:15~12:50赤井沢新道入口~12:55車道分岐~13:20守屋山登山口歩数計→16500歩 2.5万図 茅野、信濃富士見、辰野、高遠
Nov 4, 2023
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一昨年に続いて今年もまた、錦秋の入笠山へ行ってきました~長野県の友好都市である静岡県民、多摩市民、川崎市民限定で富士見パノラマリゾートのゴンドラリフト往復券が無料(11/12まで、通常は2000円)と云う特典が有難い!今朝は6時半に静岡市を出発!女房と今回はサラも一緒です~新東名高速道路と中央高速道(韮崎~須玉間がリニューアル工事中12/7までノロノロ運転には参ったが)を乗り継いで諏訪南ICで降りて国道20号を突っ切り、現地到着9時40分。紅葉は、麓から山の中腹にかけて今が真っ盛りだった!ことにカラマツの黄葉がピーク!受付で手続きを終わり、ゴンドラ山麓駅(1050m)をスタート~標高差730mをいっきに登ります。ゴンドラから正面に八ヶ岳連峰の眺めがすばらしい~八ヶ岳の紅葉も中腹あたりから山麓にかけて圧巻!初めての体験にサラは緊張気味(ワンコのみ800円の有料)であります山頂駅(1780m)からは何と言っても八ヶ岳が正面にイヤでも目に入って来ます蓼科山から編笠山までがバッチリ今日は無風快晴!文句のない良い天気でした~入笠湿原~花の終わった湿原では白い幹のダケカンバが真っ青な空に向かって凛と立っておりその美しさにうっとり~入笠湿原の核心部を通り抜けて~山彦荘の前を通り、唯一の立派な公衆トイレの前から山道に入ります~マナスル山荘の横を通って山頂へ~お花畑が山焼きされて来春への準備が終わっていました~前回は、お花畑の東側を行き展望デッキのあるビューポイント経由で行ったので、今日は最も最短コースを!山頂直下の登りもあと一息!入笠山(1995m)山頂着さすが、人気の山だけにいつ来ても山頂は大賑わいですね人、人、人そしてワンコも多い~小っちゃくて可愛い仔から 飼い主より高級な感じの大型犬まで様々です~なにはともあれ皆さんお疲れさまでした山頂での記念写真も順番待ち!。サラも記念写真を1枚山頂標識の根元には二等三角点標石がドーンと立っています~絶景の八ヶ岳を眺めながら、あの山、この山、数々の思い出に耽りながら贅沢なランタイムを摂りましたぞ~主峰、赤岳と天狗尾根~阿弥陀岳の山頂と、横岳(左)南稜(右)手前に伸びるのは御小屋尾根ですねすべて歩いた懐かしい峰々~南アルプスの甲斐駒ヶ岳(右)と鳳凰三山(左)~若かりし頃、鳳凰三山や早川尾根、甲斐駒の黒戸尾根などは日帰りが当たり前でしたけどね~そんなまだ輝いていた当時の自分をふと懐かしむ~中央アルプスの主稜線、左から南駒ヶ岳、空木岳(うつぎだけ)、少し離れて宝剣岳、木曽駒ケ岳が、、左から富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、写真には撮り切れなかったが、さらに北岳、仙丈ケ岳と連なる~明日、登る予定のたおやかな山容の守屋山(もりやさん)~背後に、北アルプスの穂高連峰、常念岳、うっすらと立山、剣岳も、、、360度の大パノラマを堪能した後、山頂の喧騒を後にして、さらに南下し、大阿原湿原(おおあはらしつげん)へ向かいました~大阿原湿原は、標高1810m、1周1700m、所要時間30分!入笠山まではハイカーさんも多いが、ここまでくるハイカーは少ない。静寂な雰囲気の湿原歩きが楽しめるというものです!まず、木道歩きから始まる周回コースを往く~黄金色に輝くカラマツ林に目を奪われてうっとりサラは今日も快調そのものでした~まだ黄色の葉が残るダケカンバ(カバノキ科)山の湧き水から始まるテイ沢の清冽な流れ~苔むした川石とせせらぎの音に心安らぎます~6月頃には、クリンソウ(サクラソウ科)が群生する南側の木道を通過~湿原をひと回りして、沢入(さわいり)から上がって来る車道に出ました~駐車場近くのマユミ(ニシキギ科)の実が目を見張るほど艶やかこの山域では、マユミが多くいたるところで見られますが、今日見た中ではこれがいちばんですね!首切り清水までは、しばらく緩やかな登りが続く~以降はほぼ平坦な車道歩きで足取りも軽くなり展望デッキの下を通って~のんびりと、、スタートした入笠湿原に戻りました~さて、最後の登り、初夏には、すずらんが咲くお花畑の木道歩きが待ってます。これが意外に大変なのです~今日の締めくくりは、きっちり決めなくては!陽が落ち始めたゴンドラ山頂駅から(左から)富士山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳を眺めて、ゴンドラに乗車しました~下山後は、国道20号を戻って、富士見町の「道の駅・信州蔦木宿」に到着。つたの湯温泉(700円)に浸かり、食事処てのひら館で晩酌&食事、広い駐車場で車中泊としました。紅葉の秋の3連休とあってか100台近く止められる駐車場はキャンピングカーを始めとして多くのクルマで満車状態でしたさあ~明日は、長年の宿題だった守屋山!楽しみだな<参考コースタイム>ゴンドラ山頂駅10:30~10:45入笠湿原10:55~11:00山彦荘~11:15マナスル山荘~12:00入笠山12:50~13:10首切清水~13:20大阿原湿原14:10~(車道歩き)~14:20首切清水~(車道歩き)~14:55花畑~15:05入笠湿原~15:25ゴンドラ山頂駅※入笠山マイカー規制は2023/11/12まで。 ゴンドラ山頂駅からの下りの最終は16:00です。歩数計→17960歩 2.5万図
Nov 3, 2023
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ここしばらく秋晴れの好天が続いている~午後から用事があるので1時間で登れてしかも見晴らしの良い朝鮮岩まで出かけてきた。靴の履き慣らしにもちょうどいいかなと思って~井尻橋をわたり、若杉幼稚園を左に見て進み、井尻公民館付近の駐車スペースにクルマをデポしてスタート!2.5万図を読めばわかるが朝鮮岩まで総じて急な登りである~指導標識もあるので迷うことはないが。住職不在の寂しげな小野寺の右を通り抜けて、さらに階段の急登は続く~ここは指示通り、左に登るが、下山時に欅ルートをとれば右側の明瞭な山道を下ってここで合流することになる~送電線鉄塔を過ぎて、、小さなピークを越えていったん下り、登りかえせば。小広い山頂の朝鮮岩(320m)に到着だ! 山頂からは、静岡市街、安倍川、国一バイパス、新幹線、東名高速道路、日本平、駿河湾、伊豆半島が一望できる!富士山は、今日の暑さでやや霞がちだがなんとか見えている~夜景が素晴らしいと云うわけがよくわかる光景だ~いちど来てみたいものだが、、毎晩の晩酌を止めてまで撮りに来ようという気はいまのところは無いなぁ~ 丸子アルプスの花沢山~眼下に見える用宗港(もちむねこう)~竜爪山から北に延びる安倍東山稜~スタートした井尻橋と若杉幼稚園が眼下に見えている。井尻公民館は、手前の森に隠れて見えない~従って、出発時に朝鮮岩を見上げても見えなかったわけである180度の景観を堪能し、早々に下山!復路はコースを変えて左折、欅ルートを下る~下り始めは、段差のある階段下りが続いたが、じきにやや緩やかな山道に変わり展望の開けた箇所を通過する~休憩ベンチあり~山道で見かけた花だがいつもこの仲間(シソ科)の花の特定に迷う~ヤマハッカ? アキノタムラソウ?どちらにしろ青紫が大変美しい花だ!余裕で、下山~午後の用事には充分間に合った~なお、初下ろしのシューズはジャストフィット!グリップも良く満足できるものだった<参考コースタイム>井尻公民館付近の駐車スペース11:45~12:00小野寺~12:40朝鮮岩12:55~13:00欅ルート~13:25井尻公民館付近の駐車スペース 歩数計→8500歩 2.5万図 静岡西部
Nov 2, 2023
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そろそろ紅葉が見頃かとサラと女房を誘って、安倍奥の山伏(やんぶし)へでかけた~以前は、西日影沢から入山するのが当たり前だったが、最近は、もっぱら林道勘行峰線(りんどうかんぎょうみねせん)を利用し、猪の段登山口から入ることが多い。林道勘行峰線の車道から井川湖と南アルプスの前衛と深南部の山々を眺める~紅葉は井川県民の森から奥がちょうど今が盛りかなと云った感じだった。天気は曇りがちでいまいちだが、次第に明るくなり、この先希望が持ててきた~猪の段登山口から入山~気温9℃ちょうどいいかな?さっそく、猪の段に多いズミ(バラ科)の赤い実が目をひいた~猪の段コースはほぼ稜線歩き~コースマークも豊富なのでまず迷うようなことはないだろう~サラも今日は、リードから解放されてよく走り回る!時々、姿が消えるので、心配させるが、いつのまにか戻っているので、安心~(用心のため、迷子札は付けてあるんだけど)百畳平を越えれば、山頂はすぐそこだ!谷を隔てたさきに大谷嶺(おおやれい)が覗く~夏場、山頂一帯に咲くヤナギランの種子ニホンジカの食害からヤナギランを守るための防鹿柵も冬の積雪による倒壊を無くすため可倒式になり、きれいに束ねてあった。(左側の柵沿い)一時的ではあるが防鹿柵が姿を消したことで富士山の眺めがスッキリした!※かっての山頂一帯は深いクマザサに覆われていた。それが数年前から枯れて裸地化してしまったのだ!ニホンジカの食害によると云う説もあったが(たぶん)何十年に一度の笹枯れ現象のせいだろうとボクは思っている。芝の枯れたゴルフ場をみているようで悲しいものである。再び、山頂が緑一面の笹原に戻るのはいつのことだろうか~安倍奥の最高峰、山伏(2014m)の山頂からの展望~北西方向には、南アルプス南部が一望できる!左より、茶臼岳、上河内岳、聖岳、(青薙山が邪魔をしているが)赤石岳が、、、さらに、荒川前岳、荒川中岳、悪沢岳、塩見岳、(雲に隠れる布引山、笊ケ岳)、、、悪沢岳(左)の右にチョコンと見えるピークは塩見岳である~※今回は、写真に収めてないが、南アルプス深南部、光岳(てかりだけ)、さらに北岳、鳳凰三山も見られることがある。山頂でランチタイムを摂っているとサラが吠えるので、見ると、ニホンジカ♀がこちらの様子を伺っており、警戒音を発していた。立派な角をした雄シカもジッとみつめたまま、あわてて逃げる素ぶりもない~山座同定を楽しんだ後、下山~リバウェル井川スキー場に繋がる稜線も紅葉まっさかりだ笹山の紅葉~右下に林道勘行峰線が見えている~行く先々で主人を待つサラ~すっかり青空が拡がってダケカンバの白い幹とのマッチングが美しい~百畳平をのんびりと、、下山途中で、再び、ニホンジカ♀に遭遇~まだ仔鹿かな今日は、ニホンザルに出会ったり、尾の長いヤマドリ♂の羽ばたきを見たり、たっぷり自然に触れあえた楽しい1日であった!山に感謝<参考コースタイム>猪の段登山口11:35~12:40百畳平~13:15山伏14:10~14:45百畳平~15:30猪の段登山口 歩数計→11200歩 2.5万図 梅ケ島
Oct 25, 2023
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遅い出発となってしまったが、安倍街道の平野から、第三登山口を目指して林道平野線を走り高度をかせぐ~いつもの駐車スペースに止まっているクルマはなし!本日は貸切である~林道平野線から仰ぎ見る第一真富士山(右)と第二真富士山(左)平野第三登山口を出発!杉、桧の暗い植林帯を抜けて、つばくろ沢の右岸を行く~つばくろ沢右岸から左岸に移り植林帯を登り、ヲイ平へ~ヲイ平から真富士神社へ向かう~このあたりは自然林が美しい~早くも紅葉し始めている木々もあちこちに見える。カラマツの黄葉も始まっていた~濃い緑の苔石が堆積する林をトラバース~この辺りから、俵峰コースと接するあたりは、冬場に雪が積ると山道がわかりにくいので、目印に赤テープを付け足しておいた~真富士神社からは、第一真富士山と第二真富士山のあいだに富士山が見えている!神社を建立するにあたって、昔人はあえてこの地を選んだのだろうか第一真富士山(1343m)山頂から見る秀峰富士山!展望は抜群 三保半島、駿河湾、伊豆半島までを一望~以前は林に隠れて見えなかった西側の展望も伐採されて俄然良くなった!南アルプス南部の3000m峰がパノラマのごとく広がって見える!安倍東山稜も一望下十枚山(右)と十枚山(左)稜線は今が紅葉のピークか!右から、第二真富士山、湯野岳、鉄塔の立つ浅間原、青笹山と続く~秋の夕暮れは早い~充分、すばらしい眺めを楽しんだ後、早々に往路をくだった!富士山と、手前の山は、高ドッキョウ(左)貫ケ岳(中)平治の段(右)林道平野線を走行中、夕陽に染まる第一&第二真富士山~1枚目の写真と同じ場所から撮ってみました。今日も独り歩きだった。山仲間と行く山の楽しさとまた違って納得いくまで山が眺められ、気が済むまで写真を撮り、好きなだけ山と向かい合っていられた。<参考コースタイム>平野第三登山口12:40~13:35ヲイ平~14:35真富士神社~14:50第一真富士山15:20~15:50ヲイ平~16:25平野第三登山口 歩数計→11970歩 2.5万図 和田島(わだしま)
Oct 24, 2023
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先月の28日以来の雨ケ岳~前回は根原から端足峠を経て山頂ピストンの一般コースだったが、今回は宿題になっている北尾根からの登りにトライ!登山道も途中からは不明瞭なバリルート、山頂直下の標高差450mの直登がある~勇んで行ったはいいが、まず、本栖湖畔から仏峠への登山口がわからない!ある程度下調べをしたつもりではあったがまず案内標識がない!だいたいの検討をつけて探したら見つかったので「浩庵テント村」前の広場に駐車させてもらい、北方向へ湖畔の車道を1分歩くと幅広の林道らしき入口から2~3m先の右側に文字が消えかけた古い標識あり。その位置は、となりの「本栖湖いこいの森キャンプ場」のすぐ手前になっていた~気温4℃寒い!薄手のフリースジャケットを羽織ってちょうどいいくらいだ~(帰宅後、TVでは今朝が今季いちばんの冷え込みだったと云っていた)文字の消えかけた古い案内標識~歩き出した幅広の林道?は、じきに快適な歩きやすい登山道に変わった~なだらかな傾斜の山道を電光型に歩き、今日初めての案内標識を見る~この場所で直進する山道と別れて指示通りに左折~仏峠への標識を見て、左折すればそこは仏峠、ここで初めて北尾根の稜線に乗ることになる~ここは、ボクの山行記録を辿ってみると、今から33年前の1990年9月16日に通ったことがあるのだ。当時ボクは46才。MTBブームの走りであり、趣味を同じくする仲間が集まって「山岳自転車研究会MTF」という同好会が出来ていた。ボクも運よく縁あって入会させてもらい、以後、MTBによる山行にのめりこんだ!メンバーは、移動手段にアマチュア無線を駆使し、手前味噌になるが当時としては、全国的にもそこそこ名の知れた同好会だった。(その後、某出版社からの依頼でMTBツーリングのガイド本を出すことになった)この仏峠を通ったのは、MTF恒例の本栖湖キャンプ場で1泊後、この山域に詳しいK岱氏のガイドのもと有志のみ12名で本栖湖キャンプ場をスタート、社会福祉キャンプ場(まだあるのかどうか不明)から稜線へ、塩の道コース~中之倉~釜額(かまびたい)民宿村)~林道終点登山口から1時間半を要して仏峠に登り、15分で社会福祉キャンプ場を経て、本栖湖キャンプ場へ戻った記録がある。仏峠(ほとけとうげ)1130m、案内指導票もあり、見たところ、今でも釜額への峠道ははっきりしていた~ここより雨ケ岳北尾根の稜線歩きが始まった~自然林の美しい北尾根!紅葉が始まっていた~何の変哲もない1333mピークを越え~下ればすぐに御飯峠(ごはんとうげ)広い平坦地で十字路になっており、西へ行けば栃代(とじろ)、左へ下れば本栖湖へ。ここは直進して雨ケ岳を目指す~ここから先は案内標識はなく、落ち葉で隠れがちな登山道を拾いながら稜線を外さないように注意しながらの登りが始まる。念のため、最近、出没することの多い熊への警告のため(音がうるさくて好きではないが)熊避けの鈴をザックに付ける~ブナ、ナラ、カエデ類の紅葉が続く~いくつかコブを越えて最後の1393mピークに達した!ここより最低コルへ一気に下る~途中、雨ケ岳山頂から北に派生する北尾根の一部がチラリと樹間からのぞいていた~正面に見える稜線の直登が待っている!北尾根の最低コル(1320m)に降り立つ!ここから比高450mのストレートな急登が始まる~登山道は、予想どおり、落ち葉に隠れて時々不明瞭な箇所もあったりするが、要所には先人の付けたテープや赤い布きれなどのコースサインがあるので、順調!道迷いはない~時々2.5万図で現在地を確認する程度であった~見たことのない握りこぶしよりも大きなキノコが幹に張り付いていたが、水気がなく香りもあまりなかった~ひたすらの登りに時々足元がフラつくが~背丈の低い笹が現れ、山頂付近が見えてきた~あと少しだ!雨ケ岳(1771m)の山頂に到着!宿題としていた北尾根を登り切った~気温8℃、風がないのでさほど寒さは感じなかった。なお、先日(9/28)同様に、見える筈の富士山は今日も雲の中だったが、心地良い達成感に満たされた~それだけで充分だった!遅いランチを摂りながら四方を見渡せば、富士山こそ見えなかったが、裾の朝霧高原がすっきり見えていた~ダケカンバもほとんど落葉~西のタカデッキ方面は前回とおなじ様相を呈していた~雲間からの木漏れ陽がなんともやさしいなあ!すっかり陽が短くなってきたので、ランチもそこそこに名残惜しく山頂をあとに下山する~ここからは、端足峠(はしたとうげ)に向かって、勝手知ったる一般コースを下るすっかり葉を落としたナナカマドに赤い実がしがみついている~眼下の竜ケ岳に夕陽が当たっていた~樹間から南アルプス、白峰三山が覗けた西側の位置に見えるようになった北尾根を振り返る~おぼろげながらも、北方に八ヶ岳も遠望できた~富士山は裾の部分のみ姿を見せたが、中腹以上は変わらず雲の中!端足峠に到着~時間に追われるように休む間もなく本栖湖畔へ下った!Y字路になっているこの指導標識を右の本栖湖畔方向へ向かい、ほどなく湖畔の周遊道路に出て左折し、数分でスタートした浩庵テント村前の広場に戻った。本栖湖畔から夕陽が射すパノラマ台(左)と烏帽子岳(右)を望む~帰路は、久し振りに本栖湖畔を回って、中の倉トンネルを抜けて国道300号を下り、下部温泉早川ICから中部横断自動車道に上がり、新東名高速道路の新清水JCT経由で無事帰静。充実度100%以上の山行を楽しんだ1日であった<参考コースタイム>浩庵テント村前の広場10:40~11:20仏峠~11:55(1333mピーク)~11:58御飯峠~12:25(1393mピーク)~12:45最低コル~14:40雨ケ岳14:45~15:55端足峠~16:45浩庵テント村前の広場 歩数計→21260歩 2.5万図 精進
Oct 22, 2023
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早朝、日課になっているサラの散歩に出かけるとちょうど富士山がまともに見える場所がある。見ると、なんと冠雪しているではないか!(初冠雪は、数日まえにあったがその後は完全に消えていた)よしっ!じゃ行くべえというわけで、朝食も早々に、女房を誘って8時に家を出た。サラは家でお留守番~今日は平日なので、新東名高速道路代を節約して、途中の新清水ICで降り、芝川から一般道を富士スカイラインに向かう~富士宮市狩宿付近から見る富士山~中腹に雲がかかっているのが気になるけれど富士スカイライン沿いの紅葉はまだこれから~旧料金所からの登山区間はいい色に染まり始めていた。想像どおり、あたりは雲の中!下も上も見えず!富士宮口新五合目駐車場から富士山自然休養林歩道(以前は、宝永遊歩道と呼んでいた)に入る~歩き出したあたりのカラマツはまだ黄色くなり始めである~コケモモ(ツツジ科)甘いとは云えず酸っぱいだけだが、見た目は甘そうに見える霧が流れて幻想的な雰囲気を醸す樹林帯~草紅葉の黄色が映えて美しい!奥へ入るにつれ、ダケカンバ、ナナカマド、ミヤマハンノキの紅葉が目立つ~カラマツの緑とのコントラストがいいなあ~宝永第二火口縁に着いたが、宝永山をはじめ何も見えない歩いていればそのうちに晴れるだろうと、期待しつつ第一火口縁をめざす~風が無いので寒くはなかった!着いた宝永第一火口縁周辺もこのとおりだが、、、。トレーニングだと思って宝永山を目指すことにした第一火口の底部(標高2420m)相変わらずのホワイトアウトである。山道を示すロープ柵が無ければ道迷いになりそうだ~黙々とただ登るだけ~青空が見たい!いちるの望みを託して~するとなんと!天の助けか~澄んだ青空が見えだしたではないか~心躍る瞬間である下を振り返るとまだ霧のなかだったが~部分的に陽光が射して箇所もある~見る見るうちに陽が射して~ガスが上がって行く~火口の底も見えてきた!冠雪した山頂部が見えた瞬間だ晴れたり、ガスに覆われたりを繰り返しながら、宝永山(2693m)に到着~方向指示盤はあるが下界は何もみえない~が贅沢は云うまい霊峰富士山を眺めながらここでランチタイムを摂る~ボクは最近ハマってるコンビニの肉まんとピザまんをほおばる山中で知り合った、横浜から来られたH中さんご夫妻、富士山は初めてだとのこと!この天気の変わり身の早さと雄大な景色が見られて良かったなと心から思えた!大袈裟かも知れないがダイナミックなドラマをみているようである。地元なのでボクもこのあたりはよく来るがこうした経験は少ない!その後、宝永遊歩道をご案内し、駐車場へ着くまで行動を共にする~年寄りの自慢話にも付き合っていただき、きさくで好感のもてるそして仲の良い中年ご夫婦であった~宝永第一火口の上部に岩峰群、十二薬師と呼ばれる~富士山が信仰の山でもあることを知らされる~宝永山第一火口でひと休み~宝永第一火口縁に戻ってきました~往きにはガスで見えなかった第二火口のオンタデの黄葉がいい色をしています~森林限界直下の宝永遊歩道を楽しんで駐車場に到着~H中さん、楽しい1日を過ごさせていただきありがとうございましたご縁があったらまたどこかの山でお会いしたいものです~<参考コースタイム>五合目宝永入口11:05~11:35宝永第二火口縁~11:55宝永第一火口縁12:00~12:10宝永山第一火口~13:00宝永山馬の背~13:05宝永山13:35~13:40宝永山馬の背~14:20宝永山第一火口14:25~14:30宝永第一火口縁~14:40宝永第二火口縁14:55~15:20五合目宝永入口 歩数計→11740歩 2.5万図 富士山 須走
Oct 17, 2023
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山梨県の南に位置する貫ケ岳(かんがたけ)~行かなくなって久しい10年以上経つのだろうか~今日は、この下の写真の景色を見たくてK口さんを誘って歩いてきました天気は、まずまず~雨は夜になって降るということでした。すでに秋の花も終わり紅葉にはまだ早いこの季節は、ハイカーも少ないので静かな山歩きが楽しめるというものだ。ふと思い出したのが、以前、よく通った山梨県の貫ケ岳から平治の段、この山だった。「歩き」でまた「MTBを担いで押して走って」なんども楽しませてもらったものだ~静岡市葵区を7時に出発。国道52号を北上、最近は中部横断自動車道を利用することが多いので、ここを走るのは久しぶり!週末なのに走るクルマはまったく少ない。富嶽CCを右に見送り、芝川との三叉路交差点を過ぎ、時計塔のある「杉山へ」の標識を左に曲がり、すぐに左折してこんどは、日向で右折し、見覚えのある中沢公民館(トイレ付)に到着(標高270m)。クルマは、道路を隔てて一段上の広い駐車場に止めた。ヘリポートやグランドゴルフ場のある場所で、以前とちっとも変っていなかった~キンモクセイの甘い香りがあたりを包んでいた。身支度を整え、(K口さんが、山ヒルが多いという情報を得て、ヒル避けの塩や除去スプレーを用意したが、ボクはもうこの時期にはもういないだろうと思っていたが)中沢公民館の横から車道に沿って歩き始め、途中のY字路を右へ~ほどなく竹林の並木が続いたあと右側の貫ケ岳登山口から山道に入る。しばらく塹壕状の暗い山道も次第に傾斜を増して急登にかかり焼山分岐の直下に迫る~中沢公民館から約2時間を要して焼山分岐(稜線)標高850mに到着~軽い休憩をとり貫ケ岳山頂を目指した~いったん、下った後、登りかえして貫ケ岳(897m)山頂へ~山梨百名山の標柱と近くに三角点標石がある~昔は周囲の木立も背丈が低く笹が多かったので東方向に富士山も見えたものだが今はまったくなにも眺望はない!山頂には、以前は無かった北東の「大城へ」をしめす表示板があったので少し下ってみたがすっきり笹が刈られ明瞭な登山道が出来ていたが完全に下まで通じているかは疑問である。また、ひとつ宿題ができてしまったようだ!なお、MTBで仲間と西側の笹薮を抜けて石合まで走り下った作業道はまだあるのだろうか?かすかに踏み跡が見えるがこれも疑問、すでに廃道化している可能性が高い。在りし日々を思い浮かべ懐かしみ、山頂をあとに平治の段に向かう~再び、焼山分岐に戻り、長い稜線を南下。樹間越しに安倍東山稜が見え隠れするなか、2基の鉄塔の見える浅間原(せんげんばら)を確認!ここも懐かしい!青笹山から南下し、浅間原から中電の送電線巡視路に沿って安倍川の下渡へ。また第一真富士山から第二、湯野岳を越えてこの浅間原から安倍川へMTBで走り下ったのはまだ若き40代から60代前半までのことだった~自分でもいちばん輝いていた時代だったように思う~小ピークをいくつか越えて今日の目的地、晴海展望台(927m)に到着!澄んだ秋空とまではいかないが180度の大展望が迎えてくれた寒からず暑からず、文句のない心地良さだったが、やや景色が霞がちだったことが残念!温度がこれからグッと下がってくればすっきりして申し分のないところだがまあ文句は云うまい~富士を眺めながらジャスト12時、お昼タイムとする。ボクは前回の山行に続いて、コンビニで買った肉まんとピザまんを頬張る。平地で食べることはないが山の上で食べるとまだ温かくて美味しい富士山の左側には、奥から、毛無山塊、思親山、天子ケ岳、白水山の山並みが連なる~晴海展望台からスタートした中沢公民館(緑色の屋根)、駐車場、ヘリポート、グランドゴルフ場をカメラでズームアップしてみたクルマは林の影で見えないが~その後、再び稜線を南下、以前生い茂っていた周囲の笹も安倍奥の山伏(やんぶし)同様に笹枯れ状態に入っていた!あと何年経ったら青々した笹が生まれるのだろう~何もない雑木林に2株だけ~咲き遅れたシロヨメナ(キク科)が疲れた心と体を癒してくれたおおー秋の味覚が、キノコ類がチラホラと、、キノコの名には疎いのでよくわからないがこれはタマゴタケ?かな~純白で美しいキノコだったが~十国展望台(900m)、晴海展望台より狭く眺望もはるかに劣るが!十国展望台から数分で樽峠への分岐から最終目的地、平治の段(937m)に到着~周囲にカヤト(ススキ)が生い茂ってしまい、以前ほど展望は良くない!早々にUターンして往路を戻る~再び、晴海展望台へ~山麓に雲が漂い始めていたやっぱり夜は雨かな?ここで、休憩中、何気なく足元を見たら山ヒルにやられていた~痛くも痒くもなかったがいつの間にそう云えば焼山分岐への登りでK口さんが登山靴にへばりついている山ヒルを発見!さっそく用意した塩を振ったらポロリと落ちた!ナメクジがもがくかのように暴れていたが。気がついたらボクのズボンにも一匹張り付いていたので指先で跳ね飛ばしのだが、、どうもあのあたりでヤラレタようだボクの旨い血を吸い過ぎたヤツは満腹でコロリと落ちた~今日の山行を楽しませてくれた富士山に名残惜しく別れを告げて下山した~(右上の三角山は白鳥山である)年老いて、いろんな不調や、不具合にも拘わらず今日も山歩きが楽しめたことに感謝である~<参考コースタイム>中沢公民館8:25~8:40貫ケ岳登山口~10:35焼山分岐10:40~11:00貫ケ岳11:15~11:35焼山分岐~12:00晴海展望台12:30~12:55十国展望台13:00~13:05平治の段13:10~13:15十国展望台~13:40晴海展望14:00台~14:15焼山分岐~15:15貫ケ岳登山口~15:30中沢公民館 歩数計→22800歩 2.5万図 富士宮 和田島 篠井山
Oct 14, 2023
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先月20日以来の焼津アルプス! 遅いスタートとなってしまったが、あの頃の猛暑からすっかり秋めいてまずまずのハイキング日和である~花沢川に沿って咲くホトトギス(ユリ科)この仲間は変種を含めると10数種類あるがこれはごく普通に見られるホトトギス~水車小屋のすぐ先にあるお店~最近、リニューアルしたカフェ、長屋門が入口の「カントリーオーブン」。ハイカーのみならず観光客にも人気のお店~メニューも豊富で値段もお安いのでボクも下山時に寄ってみたいと思うのだが汗だくの体ではどうも具合が悪い、もっと涼しくなったら寄ってみよう~水車小屋の横から舗装された農道をのんびりと、、雑木林でひときわ目立つクサギ(クマツヅラ科)の実!コバルトブルーの実が星形の真っ赤なガクの真ん中にあり、見事なコントラストにいちど見たら忘れないでしょう~草木染の素材としても使われるようです~ていねいに整備された登山道~ご苦労が偲ばれるというものだ。かんぽの宿と花沢山をつなぐ稜線に出た~ここから山頂までの擬木階段の急登に備えてひと休み~この稜線に出ると今まで聞こえなかった漁船のエンジン音が鳴り続いてくる~沿岸でシラス漁をする用宗港の船だろうか、、? 作業時間としては遅いような気もするが、、この音は、花沢山を過ぎてからは、ぱったりと遠のいて聞こえなくなる~かって、航空灯台と呼んでいた花沢山(450m)山頂。ここまでで大汗をかいた!この山、登りルートは3ケ所あるけれど、どれをとっても急登で楽な山ではない~花沢山の下りから、満観峰を見る~今日は時間に余裕がないので手前で下るつもり!稜線から焼津港と市街地、遠く御前崎までを遠望~かって日本武尊(やまとたけるのみこと)が越えたとされる日本坂峠~今は、ひっそりとお地蔵様が佇むだけ~急な階段をクリアし、花沢山を振り返る~水分大神の石碑を左に見ながら歩を進める~山道付近に多く咲くイヌタデ(タデ科)数年前に誰が建てたか粋な計らいである「家康ベンチ」(365m)!ここからの展望はすばらしいの一言!蛇行する東名高速道路、左右に流れる安倍川、その先には日本平、駿河湾、遠く愛鷹山塊、すっきり晴れていれば秀麗な富士山も見えるのだが今日は雲の中だった~安倍川河口付近と久能海岸、駿河湾をへだてた先は伊豆半島、達磨山あたりか!満観峰と鞍掛峠の分岐(350m)すぐに始まる急登階段を行けば満観峰へ~今日は左折して、鞍掛峠へ下るのみ。よく整備されたトラバース気味の緩やかな山道を鞍掛峠に下る~誰もいない鞍掛峠(285m)を通過~途中の水場が有難い!いつもここで、顔を洗ったり、頭から水を被ったりして気分爽快!16時に花沢の里駐車場(30m)着!汗を吸いこんだシャツを着替え、心地良い疲労感に包まれて家路についた<参考コースタイム>花沢の里駐車場12:45~12:55水車小屋~13:40かんぽの宿・下、花沢山の分岐~14:10花沢山14:15~14:45日本坂峠~15:00水分大神~15:05家康ベンチ~15:10鞍掛峠、満観峰分岐~15:20鞍掛峠~15:50水車小屋~16:00花沢の里駐車場 歩数計→ 12700歩 2.5万図 静岡西部
Oct 11, 2023
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温暖な静岡県でも朝晩はすっかり涼しく、寒さをおぼえることもたまにある。夕べの雨が、富士山では雪になるだろうと予測していたらやっぱり!朝のサラの散歩で、いつも中学校のグランドから見える富士山の山頂付近に雪を見た!初冠雪だ~TVニュースによると平年よりも3日遅く、去年より5日遅いのだそうだが季節の移ろいは早い~これだけで何だか嬉しくなって、、もっと近い所で見たくなり、低山ではあるが富士山の山すそから山頂までドーンと見渡せる富士宮市の明星山へ出かけた。富士川の左岸、新東名高速道路が眼下に走りロケーションは文句ない!うまくすればサシバの渡りも見られるかと双眼鏡も持参した。富士川を渡り、岩本山の山すそを走り、登山口に着いて支度をしていたら、なんと大丸山方面にサシバが30羽ほどゆったりと空を舞っているではないか。肉眼でもはっきり見て取れる。彼らは、タカ柱をつくってじきに西の空に飛び去っていった~一瞬の間で写真に収める間もなくみとれてしまった~明星山登山口から緩急まじえながらの擬木階段を歩いて30分で山頂(224m)着~早朝時に見たときより少し融けたかないち早く紅葉するサクラの彼方に富士山が山頂に立つ展望台~360度の大パノラマが思いのままに~ここでも多くのバードウォッチャーが観察中だった!渡りのタカは、宝永山方向から数羽が飛来したものの、それ以後、確認はできなかった~山頂に咲く花や虫たちも秋の到来を告げているかのようだ~休憩中、リードを放してあげたらいちど姿を消してしまったサラ5分程経ってどこからともなく姿を現したが、いったいどこへ行っていたんだ?~心配しちゃったぜ。一応、迷子札は付けているんだけど人騒がせなヤツ!しっかりリードをつけられてしまった~下山後、寄れたらといいなと思っていた富士川町の小まんじゅう「松風堂」も由比の「ヤマボシ水産」も今日は定休日、井筒屋で遅めの昼食を摂って我が家に戻った~半日の超ショートなハイキングだったが素晴らしい眺望に恵まれて大満足!秋はいっきに足早にやってきそうだ~<参考コースタイム>明星山登山口10:55~11:30明星山12:35~12:55明星山登山口 歩数計→4580歩 2.5万図
Oct 5, 2023
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今朝の静岡新聞に高山(たかやま)別名・牛ケ峰にサシバが来ている記事と写真が載っていた~そうか、もうそんな時期なんだ。毎年10月上旬になると北から南下して東南アジアにむかうワシタカ類の渡り~遅い出発となってしまったが、水見色(みずみいろ)集落の最奥、山ノ神平の駐車スペースにクルマをデポして、案内標識に従ってスタート!舗装された農道歩きを20分で終点に到着する山道に入る~去年の台風の惨禍なのか沢は大きく崩壊し,根の浅い杉の倒木がたいへん多い!意外に急な、階段が続いて、、、現在、通行止めになっている車道に出た後、横断し、高山の池を目指す~高山市民の森の一角に到着、よく整備された自然林が美しい~親切な説明板まで設置されている~時期になればミズバショウの咲く高山の池、ニホンジカやニホンカモシカの食害を防ぐために周囲はネットが張られている~今は、なにもなくただ静寂を保つのみ、、高山の池から緩やかな坂を登り切ると駐車場にクルマが4台も!通行止めなのに~この後、森の恵の管理人さん?と話したら、新間から来てるんだと云っていた~そうかその手もあったんだなあ~赤い実をつけだしたガマズミ(スイカズラ科)この程度では、まだ酸味が強いので果実酒に、さらに熟すと甘酸っぱく生でも美味しく食べられます~「森の恵み」すてきな薪ストーブもあるウッディな建物で、この山域に生息する動植物に関する学習施設である(標高634m)この施設を左に見下ろしながらさらに山頂を目指します~二等三角点のある高山(717m)に到着やれやれ~ひとあせかいてしまったヨ~山頂からの眺望はすばらしく静岡市街地、駿河湾、伊豆半島までが見渡せます~前後に重なる焼津アルプス(奥側)と丸子アルプス(手前)も、、静岡市民憩いの山、竜爪山だぁ~左方に大棚山、奥に見えるは、安倍東山稜の山々~山頂に着くと、10人ほどのバードウオッチャーがフィールドスコープや双眼鏡片手に飛来を待機中、肉眼でも確認できたが、タイミングよく、頭上高くに10羽ほどのサシバが丸い円を描くように飛翔して西の空へ移動していった!(写真に収める間もなかった)これはいいと、コンビニで昼めしがわりに買ったまだ温かい肉マンとピザまんを頬張りながら空に集中し続けたが、その後は、待てど暮らせど姿が見えず、ベンチに寝転んで2時間近く待ったが1羽確認したのみだった~ああー残念<参考写真>サシバ(ワシタカ類)絶滅危惧Ⅱ(財)日本野鳥の会より抜粋夕暮れ近くなったので、今日はこれでウォッチング終了!たまにきてサシバの乱舞を見ようなんてのは虫が良すぎるというものだろう~もっと通わなくてはね!そのとおり~周りを見渡したらいつの間に一人だけまだ辛抱強く待機している人がいた。野鳥の会の会員さんだろうか詳しい話を聞かせていただき、下山にかかった~帰宅後、野鳥関係の本で調べたら、ルートはふたつあるそうだが、この辺では、太平洋岸に沿って山の上昇気流を利用して愛知県。渥美半島・西端の伊良湖岬(いらござき)を通り、紀伊半島の大台ケ原、四国を通過し、東南アジアへ旅立っていくのが通説らしい。日本で生まれた幼鳥を伴っての移動は大変な苦労を伴うものだと想像できるが、一度でいいから。伊良湖岬で壮大な渡りの光景を見てみたいものである。夕陽が当たって映えるゴマキ(スイカズラ科)別名・ゴマギ秋、実の柄も赤く色づき美しい~ なお、現在、水見色小学校のすぐ先の高山市民の森へいく車道は、道路の崩壊のため通行止めになっており、クルマで行くとすれば、新間から行く手があります。いちど走ったことがあるけど、なにせ道路が狭くて陰気!対向車に注意しなければならないのが厄介であります~行くならやっぱり歩きましょう!それももっと早い時間にね~<参考コースタイム>山ノ神平(水見色12:10)~12:30農道(舗装)終点~12:50車道横断~13:15高山の池~13:25森の恵(駐車場)~13:50高山(牛ケ峰)15:40~15:50森の恵(駐車場)~16:15車道横断~16:30農道(舗装)終点~16:50山ノ神平(水見色) 歩数計→12730歩 2.5万図 牛妻
Oct 3, 2023
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連日、30℃を越す残暑のなか、山梨と静岡の県境の山、毛無山塊の雨ケ岳(あまがたけ)へ出かけた~山仲間でありヨガ仲間でもあるK口さんも一緒だ。富士市内を走行中、雲に隠れてまったく見えなかった富士山も朝霧高原を横断する国道139号を走るころには、雲が切れ全容を見せてくれた。ススキの銀穂を眺めつつ井之頭小学校、根原(ねばら)分校の先を左折、すぐの有料駐車場(300円)にクルマをデポスタートする~ここは、標高1000m付近、気温24℃、初秋を思わせる涼しさと共に秋の花が迎えてくれた~ツリフネソウや、、セキヤノアキチョウジ(シソ科)林の縁に美しい青紫の花をさかせていたがやや盛りを過ぎていた~ツルニンジン(キキョウ科)ツル性の草でほかの木などに巻き付いて咲く。似た花にやや小ぶりなバアソブ(キキョウ科)に対して別名、ジイソブの名もある~ソブとはソバカスのことで花の中の紫の斑点を老人の顔のしみに見たもの!ツルニンジンの花は大きく直径4cmほど~広鐘形で、先は浅く5裂し、裂片は反り返る。外側は白緑色で内側には紫褐色の斑点がある。花柱の先が大きくふくれて3裂し、裂片の幅が広いのがツルニンジン属の特徴のひとつ(山渓ハンディ図鑑より参照)ヌスビトハギ(マメ科)どこでも普通に見られる野草~小さく地味な花である。大きなA沢貯水池から仰ぐ雨ケ岳は雲の中!山頂からの富士山は拝めそうもないか~雨ケ岳は隣の竜ケ岳とともにボクの好きな山!最後に雨ケ岳を登ったのは、山行記録を見ると2016/7/14だった~その頃にはなかった公衆水洗トイレがA沢貯水池の東側にポツンと建っていた!近くにいた農家のかたに聞いたら5年ほど前に建ったらしいが、清潔そうで小綺麗だが、この場にちょっと不似合な立派すぎるトイレとも云えそうだ?道標に導かれて、背丈の高い草原を行くと目立って多く咲くのは、、チカラシバ(イネ科)花の穂には紫色の毛がたくさん見られる。背丈は50~70cm、まとまって咲くので意外に美しい!根が強くて簡単に引き抜けないのでこの名がついたと云われる。この花も多く見かけた~帰宅後、図鑑で調べてみたが花名がわからない~アキノタムラソウに似ていなくもないが、、、山道に入り、緩やかに植林帯を登り空沢を渡り、岩屑の多い自然林を歩くようになれば端足峠(はしたとうげ)は近い~山道の両側の笹が深くなったところで端足峠(1265m)に到着~以前は、峠から富士山がすっきりと見えたものだったが、周りの木々の背丈が伸びたのと、まだ落葉していないので隠れてみえない~竜ケ岳方向へ30mほど移動して富士山の全貌を見ることが出来た~眼下には、先ほど通り過ぎたA沢貯水池も眺められる~端足峠からは、やや登りいったん下った後、段差の多い急な登りが始まる~振り返って見えた丸こい山頂の竜ケ岳!歩いていると赤い実が所々に落ちている。見上げればウラジロナナカマド(バラ科)が早くもいっぱいに実を結んでいた!葉は紅葉し、すぐ落ちるが実はいつまでも残る~いい風情である!急登もいったん止んで、標高(1630m)付近で平坦な尾根となり、再び富士山を見ることになる~下界が箱庭の如く見えて展望がすばらしいこの頃はまだ富士山も見えていたのだが、、再び、始まる急な登りでは、タカデッキも流れるガスに隠れがち~陽が射したり、翳ったりだが~山頂は近い!今日、好調なK口さんの足取りは軽い!ボクは追いつくのに精いっぱいだ~雨ケ岳(1772m)山頂着~本来ならば真後ろに見える富士山は下山するまで雲の中だった~ふたりとも汗でビッタリのTシャツを早々に着替えて遅めのランチタイムを摂るタカデッキ方向は相変わらずの展望不足、静岡県側のガスが終始切れることはなかった~頭上は抜けるような、目の覚めるような青空なのに、、山頂に多く見られるダケカンバ~あと半月もすれば見事な黄葉にかわるのだろう~笹原に隠れるように立つ三等三角点標石~小広い山頂でのんびり1時間、ランチタイムを摂る~まだ交通規則がそれほど厳しくないころは、山頂での缶ビールが楽しみだったが、今はそれもご法度~そうだ、これからはノンアルにしようかさて、雨ケ岳山頂から笹原を北に下る山道(北尾根)は思った以上に明瞭である~この近辺だけかも知れないが、、、15分ほど下って下見をしてきた!雨ケ岳山頂から北側に派生する尾根からの登路があることは、数年前に、静岡市在住のN野さんの著書を読んで知った。登路は、本栖湖畔から仏峠に登り、南方向へ尾根沿いに、途中の御飯峠(ごはんとうげ)から始まる標高差450mの急登は踏み跡も薄く読図が要求される熟達者向きだとある。いわゆる一般コースではないので、宿題として残しているが、今年こそ秋の紅葉まっさかりの頃を狙って歩いてみたいと思っている~もっと脚力、体力をつけて、、、北尾根の下見を終えた後、下山にかかる~秋の味覚、キノコを随所に見ながら~笹原をいっきの下り~樹間から垣間見えた本栖湖~左に突き出た岬は長崎か~再び、夕陽の射しこむ端足峠に戻ってきた~思った以上に時間を要し、遅い時間になってしまったが、、霊峰、富士はすっかり雲が取れて荒々しい山肌を見せていた!あと半月もすれば初冠雪か!富士山はやっぱり雪がないと今一つ物足りないものだなぁ~帰路、クルマから降りてシャッターを押したくなった!開拓道路から見た夕富士!なんと優美なんだろう~今日は、久し振りに、天母の湯(1時間・410円)で汗を流してサッパリ~良い心地で帰途についた~隔世の感ありと云うのだろうか、7年まえに来た時は、根原から雨ケ岳を2時間で往復後に、端足峠から竜ケ岳を25分で登っている。(山行記録より)7年前と云えば71才まだ余力があったのだろうが今では、そんな気力も体力もない!寂しい気はするが達成感に変わりはない!ボクにとって山はやっぱり元気の源、生きている証しである山人生60年、山の終活ではないがまだ残している宿題も多い~まだまだ旅の途中である!<参考コースタイム>根原駐車場9:00~9:20A沢貯水池~10:35端足峠10:45~13:25雨ケ岳14:20~15:45端足峠15:50~16:45A沢貯水池~17:05根原駐車場 歩数計→18900歩 2.5万図 精進
Sep 28, 2023
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もう9月も20日だと云うのに外は真夏並みの外気温36℃!秋の気配すらない中を久し振りに近場の満観峰へ行ってきた。この暑さに加え平日でも上の駐車場は満車の盛況ぶりだ!マゴたちを幼稚園へ迎えに行く時間に間に合うよう足早にガンバッテ登る~山道にはこの暑さにも拘わらずもう秋の花、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)がお目見えだ!花は嘘をつかないもんだね~ゲンノショウコ(フウロソウ科)東日本ではこのように白に紫のすじが入ったものが多く、西日本では赤に紫のすじが入ったものが多い。花のときに採り根以外の部分を乾燥させて煎じて飲むと、下痢止めや腹痛に即効性があると聞く~花名はそこから「現の証拠」となったヤブミョウガ(ツユクサ科)今、濃いブルーの実がついたものも見られる~満観峰(470m)山頂には多くのハイカーが休憩中~残念ながら、周りの景色は霞んで見えない~高草山と焼津港~吹く風もなく早々に山頂をあとにした~イヌタデ(タデ科)別名:アカマンマこの時期どこでも目にする花。小さな赤い花を赤飯に見立てて子供たちがままごとに使うとか、、そんな素朴な遊びを知る子供がいたのは遠い昔のことでもういないのだろう~年甲斐もなく飛ばしたせいで2時のお迎えには充分間に合った~<参考コースタイム>花沢の里駐車場10:45~11:25鞍掛峠~12:05満観峰12:10~12:35鞍掛峠~13:05花沢の里駐車場 歩数計→11485歩 2.5万図 静岡西部
Sep 20, 2023
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おととい、毛無山の山中へ静岡県特有のスルガジョウロウホトトギス(駿河上臈杜鵑草)を見に出かけたが、沢越しに遠距離で見かけただけだった~ボクの花の大先輩であり古くからの山友達に、より近距離で見ることの出来る群生地を教えてもらったので今日こそはと勇んででかけた!はたしてそのコース(登山道ではない)は、おととい、見当をつけて足を踏み入れた地であったがその先まで行かず戻ってしまった場所だったのである(これは下山時に知ることになるが、、)その後は、水滴が滴る岩壁に垂れて咲く黄色いスルガジョウロウホトトギスの花を近くでトコトン鑑賞、写真に収めて大いに満足して下山した~ところが不覚にも、最後の沢を渡渉するさいに足を滑らせて見事にドボン!女房の手を借りて岸に這い上がり、すぐさま、ウェストバッグからカメラを取り出した!緩衝材を詰めていたので、さいわい少しだけ水に濡れた程度で済み問題はなかったが、身体は全身ずぶ濡れ!長靴の中で足がバシャバシャ泳いでる。パンツ、下着も含めてびしょ濡れだし、気持ちが悪く~とてもひとに見られたくなかったが、駐車場までたいした距離ではないのは誰にも会わず無事到着。幸いなことにいつも用意したことのない衣類一式を着替えたらサッパリ!(朝、家を出る時にそんな予感がしたのかも?)~温泉に入ったあとのようで気分爽快だった!ジョウロウホトトギスの名付け親はNHKの朝ドラの主人公、牧野万太郎こと牧野富太郎博士。彼が25才のころ、地元、土佐の横倉山で発見し、花の上品で美しかったことから宮中の貴婦人に例えて上臈(じょうろう)と名付けたと云われる~神奈川に自生するサガミジョウロウホトトギス(相模上臈杜鵑草)、和歌山県に自生するキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)もありますが、微妙な違いがあるようです!岩肌に垂れ下って咲くスルガジョウロウホトトギス(ユリ科)を堪能~真下から花の中をのぞくと紫色の斑点が見えました!ルーペも持ってきたので中の様子をもっとじっくり見たかったが、足元が崩れそうでそんな余裕はありません~花の基部には、可愛らしい距(きょ)が見られます~葉は互生、柄を抱き込みようについてます!岩壁にへばりつきながら、真下の女房を撮ってみたけど、、!よく見れば、花被片の先にトゲ状のものがついてる~沢の清冽な流れが涼し気にみえますが、湿度が高く足元の危うい急斜面を登るので、冷や汗と共に暑くてたまりません! 岩肌にへばり付くように咲くスルガジョウロウホトトギスを撮る~足元がザレ気味で不安定なのでじっくり眺める余裕はないのです~でも、沢のなかの忘れ物も無事回収できて良かった!嬉しかった!
Sep 16, 2023
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朝ドラ「らんまん」は楽しみに観ているが、冒頭に出て来る主題歌と共に写る花の写真のなかにジョウロウホトトギスがあります。去年、山友達のFBをみてどうしても見たくて、インターネットで探したら我が静岡県の毛無山の山中に咲いていることを知った!咲き時が今だし天気も安定しているのでさっそく友人のK口さんを誘って出かけてきました。毛無山へはよくでかけたが、最後に登ったのは、記録を見ると2013.4.13であった!10年振りの再訪となります~ちなみに下部側からは、2度ほどMTBを担いで毛無山山頂まで、帰りは下りを楽しんだものでした。さて、朝霧高原を走行しながら山を見たら毛無山塊の稜線付近は雲の中、展望は拝めそうにない。しかし、今日のお目当ては花を見ること!ふもとっぱらキャンプ場を右にみて、麓(ふもと)の集落をぬけ有料駐車場(500円)に到着!すでに県外ナンバーを含む4台ほどが駐車中だった。駐車場からしばらく続く林道脇に咲く秋の花、黄色のテンニンソウ(シソ科)と赤いミズヒキ(タデ科)~群生しているツリフネソウ(ツリフネソウ科)○○アザミ(キク科)特定できず!シデシャジン(キキョウ科)毛無山へ直登コースと、金山沢コースの分岐点~左への沢コースを行く~分岐から、下ってすぐに左岸から右岸に渡る。水量は特に多くないので飛び石伝いに渡れる~おお~見えてきましたヨ~日本固有種で数が少なく絶滅危惧種1Bにしてされている貴重な花!左岸の岩場に張り付いて咲くスルガジョウロウホトトギス(ユリ科)です~残念ながら、右岸から沢越しにズームでとらえた画像なので、いまいち不満!右岸から左岸に渡り、じきに現れる比丘尼の滝(びくにのたき)それほど大きな滝でもないが、、 ※比丘尼とは、出家して所定の戒めを受けて仏門に入った女子修行者のこと。中には、遊女になった者も出現したり尼僧の姿をして諸国を巡り歩いた芸人もいた。又、一般社会から別扱いをされて、戦国時代には戦陣に付いていき、生首を洗ったり、その首に化粧をさせたりする役目もつとめたと云われている~何か、切ないイメージの尼僧を思い浮かべてしまう。本コースで唯一、富士山が望める箇所がある。あいにく雲に覆われて全貌は見えないが、眼下にふもとっぱらキャンプ場が良くみえている~今日も平日だと云うのに多くのテントが張られていた~今日の沢コースで唯一の気の抜けない岩場を通過~写真下の垂れたロープで15mほど下がり沢底に着いてから正面の鎖と赤いロープをつかんで強引に登るしかないイヤな難場である!ほぼ垂直の岩場には、足場がなく腕力でなんとかクリア~登山道から直下の美しい淵と小滝を眺める~左岸から右岸に渡り返すと沢は河原に近い、段差のすくない沢に変わる~従って、頭上も明るくやや開放的な気分にひたれるところだ!早春の芽吹き前にくると爽やかさを充分味わえるすてきな沢沿いの山道だったことを思いだした!その後、数分で左岸に渡り、沢からどんどん離れて水音も聞こえなくなり、樹林帯の登りに変わる~往時を偲ばせる「金鉱石を焼いた窯」の跡を横目に~金山沢の源頭付近に降りて~(正面に水量の少ない小滝あり)左岸に移り~左側の赤布の垂れた箇所から~岩場をひと登り~昔とちっとも変っていない~ここだけは鮮明に記憶の中に残っていた!旧地蔵峠への最後の急登は意外にきつい~毛無山塊の主稜線上に位置する旧地蔵峠(1500m)に到着!下部(しもべ)への矢印があるが、今では廃道に近いようで使えそうにないが、、!新地蔵峠から西に下れる下部への山道は明瞭である~当初の予定では、ここより毛無山まで行き、直登コースを下るつもりだったが、時間的にも体力的に無理!仮に行ったとしても展望は拝めないので今日はここをゴールとしてUターンすることにした~暑さで、帽子から、Tシャツから下着、ズボンまで汗でビタビタ!ずっしり重い!Tシャツのみ着替えて遅めの昼食を摂る~10年前の地蔵峠(2013/4/13)はこんなだった!あたりはいっぱい笹薮が茂っていたが~小さな地蔵さまが立つ旧地蔵峠。峠の右(東側)が静岡県、左(西側)が山梨県という県境の地であります。次第に霧が濃くなり寒くもなってきたので下山開始~地蔵峠から岩屑の多い山道を下り、往路を戻る~登山道のど真ん中にたった一株咲いていた青い小さな花!茎の頭に2~3ケの花がついている。見逃す訳にはいかずにしゃがんで撮ってみたが、、何冊かの図鑑で調べてみたが名前がとうとうわからなかった~ご存知の方いらしたら教えてくだされば嬉しいです!金山沢を最後に右岸から左岸に渡ればスタート地点はほど近い!駐車場に到着!再び汗で重たいTシャツを着替えて出発~ クルマに乗りこんだと同時に小雨がパラついたがじきに止んだ~途中、目立つ佇まいの古民家が左手に!今や、ロケーションの良さからキャンパーの聖地とも云われる「ふもとっぱらキャンプ場」のオーナーである竹川家。麓集落の萱葺き屋根の立派な門構えはかっての金山の経営に深くかかわった家系だそうである~キャンプ場になる以前は、東京農業大学の富士農場として使われており、広大な農場には、冬になるとカナダ雁がよく渡来する姿をよく見たものだ~体力の衰えをイヤというほど感じた今日の山行~しかしながら、帰宅後、風呂に入る前に体重を計ったら嬉しいことに、8月19日に70kgだったのが65.9kgまで減っていた!公園ヨガに加えて、腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットを日課にしていることと、食事の量を減らしていることも減った要因かもしれない。目標はベスト体重の60kg!下山後、道の駅あさぎりでボクの好きな御殿場高原ビールのヴァイツェンとシュバルツを買って家路に着いた。国道139号(富士宮道路)から見える筈の毛無山塊は下から上まですっぽりと雲に包まれ何もみえませんでした~が、今晩の晩酌は楽しみ!なお、スルガジョウロウホトトギスをもっと近距離でマニアックに見てみたいのと、忘れ物の回収を兼ねて近々、再度、同コースを歩いてみるつもりだ!<参考コースタイム>麓集落の駐車場9:30~10:00直登コースと金山沢コースの分岐点~16:05金山沢左岸から右岸へ~16:15右岸から左岸へ~10:25比丘尼の滝~10:35富士山全景、ふもとっぱらキャンプの見える場所~11:15ロープ、鎖の下がる岩場~12:00左岸から右岸に~12:15右岸から左岸に~12:30金鉱石を焼いた窯跡~12:45最後の水場で右岸へ~12:47鎖場~13:30旧地蔵峠13:50~14:35最後の水場から左岸へ~14:45金鉱石を焼いた窯跡~15:05左岸から右岸へ~15:15右岸から左岸へ~15:25ロープ、鎖の下がる岩場~15:50富士山全景、ふもとっぱらキャンプ場の見える場所~15:55比丘尼の滝~16:00左岸から右岸へ~16:10右岸から左岸へ~16:15直登コースと金山沢の分岐点~16:30麓集落の駐車場 歩数計→15840歩 2.5万図 人穴
Sep 14, 2023
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