お魚の飼育法


ここに書いてあることは、推奨できません。本当は、もっと細かく、丁寧にやる必要があります。でも、な~んも知らない人が、魚を殺すのに耐えられないので、最低限以下ですが、コレだけやっておけば、なんとかベタちゃんが過ごせる状態を作れるだけのことを書きます。


1.最初に準備するもの

ベタは空気を直接取り込めるので、エアーポンプはいりません。
また、あんまり泳がないので、大きな水槽も必要ありません。
でも、最低2リットルぐらいは入る容器を用意してください。
水槽が小さいと、すぐに水が汚れてしまい、病気にかかりやすいからです。
私は2ガロン(8リットル弱)はいる六角形の水槽を使っていました。

えさは、Tetra社のBettaminやHBH社のBetta Bitesがいいと思います。

ヒーターは、ペッツマートにいけば、一番小さいもので$15以下ぐらいで売っているので、是非買ってください。なくても生きられますが、それではかわいそうです。

あとは、水道水を魚がすめる状態にする薬は絶対に買ってください。

2.水換え

水道水をそのまま使わないでください。
水道水に含まれるカルキはかなり、魚の健康に害を及ぼします。

ですから、市販の薬を使って、魚が住める水にしてください。

水替えは大きく分けて二つの方法があります。

小水換え:全体の三分の一程度を換える(週一回)
大水換え:全部の水を換える。そのときに水槽全体も洗う(月一回)※洗剤は絶対に使わないこと

水かえをした後に、そのまま魚をドボンといれると、
温度や、PHの違いにより、ショックで死んだり、衰弱したり、病気にかかりやすくなるので、もともとの水をコップ(少しでも洗剤がついていると、魚が死ぬので注意)に取っておいて、そのコップを水槽に浮かべながら、まずは、水温をあわせる。
そのあと、少しずつ、水槽の水をコップにいれ、PHを徐々にあわせる。

それから、魚を水槽に放す。

水をあわせるのには、最低でも30分はかかります。本当は、1,2時間かけるんですが、このページを読んでいる人は、そんなに長く待てないでしょうね・・・。

3.水温

ベタはかなり過酷な状況でも生きられますが、熱帯魚であることを忘れないでください。
水温は最低でも75Fをキープしてください。ルームメートがけちで、暖房をけちる場合でも、70Fを切らないように。
また、夏クーラーがかかってると、思いのほか温度が下がったりするので、それにも気をつけて。
あとは、クーラーがかかってない、締め切った日当たりのよい部屋では、100Fを超えたりします。温度の高すぎで殺してしまうので、要注意。

冬、寒いからといって、水槽をヒーターの前なんかに置かないように。小さい水槽の場合、あっという間に暑くなります。魚は変温動物です。また小さいですから、そういった、急激な温度の変化は、魚を殺す原因になります。

4.えさ

えさはやり過ぎないように。食べ残しがでない程度の量をあげて下さい。
食べ残しは水を汚します。

5.病気のとき

大体の病気は、水温を85F程度に上げ、水1リットル当たり5グラムの塩を混ぜておけば治ります。

でも、松かさ病(Dropsy)には、塩は逆効果になるそうですから、避けてください。

グーグルで「ベタ 病気」といれて検索すれば、たくさんのHPが病気の説明をしているので、そちらを参考にしてください。
英語の名前がわからなかったり、薬が分からない場合は、下を参考にしてください。

5.病気の英語名と薬

松かさ病:Dropsy   
Tetracycline, Maracyn 2

尾ぐされ病:Fin & Tail Rot
Neosulfex, Jungle Fungus Eliminator, Amipicillex, Mela-Fix, Tetracycline

ポップアイ:Popeye
Maracyn 2, Ampicillex

白点病:Ich or Ick
Malachite Green, Coppersafe, Quick Cure, Aquari-Sol or Maracide

口綿病:Mouth Fungus
Fungus Eliminator, Maroxy, Methalene Blue

綿かぶり病:Body Fungus
Clout


※もし、上記のことをしても回復が見られない場合、専門店にいって、そこの店員に尋ねて下さい。(ウォルマートじゃだめですよ。あそこの店員は素人以下の時もあります)
英語に自信が無い場合、英語の話せる友人と一緒に行ってください。
英語もできないし、専門店も無いし、どうしようもなかったら、私に連絡してください。(ただ、私も素人ですから、的確なアドバイスが出来るとは限りません。)



繰り返しますが、ここに書かれていることは、最低限以下のことです。飼い始めて最初の一ヶ月ぐらいはここに書いてある程度の知識でいいと思いますが、その間に、自分でベタの飼育法について調べてください。(そうすると、このページでいってることがいかに不適切かわかるでしょう)
あとは、ここ読んでめんどくさいとおもったら、ベタはあきらめてください。
どうしても、魚が欲しかったら、金魚とかメダカにしてください。十分かわいいですし、何よりも強いです。

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