2009年09月02日
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「サンデー イン ザ パーク」
3月のニューブレイン以来の石丸さん。戸田恵子さんに改めて 上手い役者さんだなぁとの思いを深めました。
装置も面白かったし。特に1幕最後で 登場人物がおなじみの絵になって休憩というのが非常に印象的でした。
前日に TdV→歌舞伎座夜の部 というスケジュールに続いてだったので この世界を受容するだけの余力が残っていなかったのが悔やまれます。
歌い手がそろったことで聴きごたえのある歌でしたが 聞くからに難解なメロディーだということがありあり
もしCDと楽譜があってそれとにらめっこしても 自分で歌いたいとは思わない曲のオンパレード!なのも とっつきの悪さの一因ではないかとも・・・
ミュージカルは 聴きやすく、音楽になじみができて自分でも鼻歌で歌えるくらいになれるのも重要な要素の気もするので その点 これは損をしているといえるでしょう。

「ブラック・バード」
休憩なしの2時間 2人芝居。息をつめて観る舞台で肩こりに(笑)


エンディングは唐突過ぎてあっけにとられましたが、(劇場全体が えっ、これで終わりなの?→終わりだよね→おずおず拍手)どうやっても収束する結末になりそうにない展開だから どんな終わり方でも「唐突」に感じたことでしょう。
むりやり将来に望みをつなぐようなエンディングの「春のめざめ」よりは このほったらかしの方が最終的には 観客に諦めがつくような(爆)

「テンペスト」
リュートピアシリーズ。私にとっては「マクベス」に続く能舞台を使ってのシェイクスピア。
エアリアルの分身の4人の衣装が 特に素敵でした。お友達のブログに衣装担当の方からのコメントがありましたが 本体(?)のエアリアルを含め陰陽五行説を意識した衣装とのこと。

合唱で作曲家が違う2つの「テンペスト」を歌ったことがありますが「of his bones are coral made」という歌詞が非常に印象的に残っています。
今回 エアリアルの台詞は能楽師さんが演じられていることもあって謡がかりで それがとても素敵でした。
照明が暗めなのが衣装を堪能するには難点でしたが、テンペストの幻想的な雰囲気には能舞台はとてもマッチしていたと思います。
リュートピアシリーズは とても充実している舞台だと思いますので これからも観ていきたいです。

「桜姫 歌舞伎版」
これでこそ「桜姫」
単に歌舞伎版の方になじみがあるといえばそうですが、「桜姫はこうでなくっちゃ♪」と満足できた舞台。
箱型に乗っかって自分の足で操作(?)する装置も新鮮でした。
七之助の桜姫の美しさも 橋之助権助との草庵の場 玉三郎&仁左衛門コンビのなまめかしさには及ばないものの それでも魅せる場になっていたのが
あぁ、それでも玉・仁左での「桜姫」やっぱり観たい~~



ビニールシートが配られるベンチシートで観劇できたのも♪♪♪
水は後ろの列に飛んで行きました(笑)もちろんしずくは飛んできましたが
カテコで 勘三郎さんが「ごめんなさいね」と何度もジェスチャーしてくれたのが 気配りがきいていてこれも人気にプラスする要素だよなぁ~と

「エリザベート」
初めて宝塚版を舞台で観ることができました
東宝版と登場位置が上手下手がことごとく反対というのをこの目で確かめられて
誘惑の場面での 「手」の美しさもなるほど、言われるだけのことはあると納得。

改めて自分が「エリザベート」大好き!!なのを再確認しました(笑)





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最終更新日  2009年10月23日 15時42分21秒
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