黒木瞳主演 玉野和紀作・演出・振付(出演も)のハートフルコメディミュージカル(東宝の宣伝文句)
初日に観た方の「微妙」というツイートに「どんなもんだろ?」と席につきました。
主人公2人が池ポシャし紗幕がひかれて 鯉のかぶり物をした4人が出てきて歌い踊り始めた時には「はぁ~、確かに微妙だ 恋と鯉をひっかけるにしても・・・」
で、場面がいろいろ進んでいくうちに「宝塚」っぽいシチュエーションまできて「あ~、これってダウンタウンフォーリーズなんだ~」と腑に落ちました。
ただ腑に落ちると今度は「DTFにしては 歌穂さんもいないし圭吾さんもいないし、あんな場面やこんな場面もないし寂しい」となるわけでして
玉野さんの手なれた手法で作ったミュージカルではあるけれど ミュージカルの話・筋としてはう~~んという印象でした。
2幕の夢子の夢の中のショー 禅さんもタップがんばってました「遠い夏のゴッホ」の地方公演の合間も練習を重ねた甲斐があったというものでした。トークショーでも「ある程度の年になっても諦めずにやればできるんだ」と力説なさってました(笑)
黒木さんも年齢から考えると非常に若くてキレイ!なんですが 袖のないドレスで両方に宝塚のかなり下級生を従えてのダンスになると 二の腕あたりに隠しきれない年齢が現れてしまうのがいたしかたない
「黒木さん!」っていう声がかかったのが卒業してからの年数を感じました。
宝塚時代を知っている人なら「しょうこさん」ってかけたと思うので・・・
サカケンさん(!)も パワフルに動いて ロングトーンを披露したりと楽しそうに演じていたのがよかったです。
再演はなさそう・・・かな?あっても私は多分チケット取ることはない・・・かな(爆)