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pua honey @ あくあさんへ こんにちは! しまちゃんと京介のなんち…

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2024.01.18
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カテゴリ: 白内障



術前最後の診察で、術後の合併症について説明を受けたので記録しておこうと思います。

合併症は必ず起きるものと、起きる可能性のあるものとありました。
(それぞれの詳しい説明の記載はかなり端折るので、もっと詳しく知りたい方はご自身で調べてください。)


☆だれにでも(必ず)起きる合併症
1.  術後屈折異常
 レンズの度数の誤差が生じ、屈折状態が希望通りにはならない。

2.  術後調節異常
 眼内(人工)レンズのためピントを合わせる調整力がなくなる。

3.  術後の色の変化
 眼内(人工)レンズは青い光をたくさん通すので見え方が青っぽく見える。

術後虹彩炎
 術後は眼内に炎症が起きる。

5.  術後グレア
 術後は光がまぶしく感じたりキラキラや光の筋が見える。

6.  結膜下出血
 術後に結膜(白目部分)が出血し赤くなる。2週間ほどで正常にもどる。

7・  角膜内皮細胞減少や角膜浮腫
 手術の影響で角膜内皮細胞が減少したり角膜浮腫が起こる場合がある。
 この細胞が極端に減ると失明のリスクもある。

8・  飛蚊症
 術後は光をよく通るようになるため、飛蚊症が見えるようになったり増える。
私は元々左目に飛蚊症があったので、今までよりも増えるかもしれないと説明を受けました。

後発白内障
 眼内レンズを入れるために残してある水晶体の後ろにある膜(後嚢)が、術後濁ることがある。これを後発白内障と呼ぶ。もし視力が低下した時はレーザーで治療。



☆失明の危険がある合併症
1. 糖尿病性網膜症の悪化
 糖尿病の持病がある方は要注意です。

2. 緑内障の悪化
 緑内障を患っている方は悪化する傾向にあるようです。
私はまだ視野欠損もなく症状は出ていませんが、今回の手術をきっかけに発症しないことを願っています。

3. 網膜色素変性症の悪化
 網膜式を変性症を患っている方は悪化する傾向にあるようです。

4. その他網膜疾患の悪化
 程度の差はあれ、網膜疾患は悪化する傾向にあるようです。

私は今のところ、緑内障のリスクのみで他の網膜疾患はありません。


☆起こり得る合併症
1.  術後眼内炎
 手術時又は手術後に眼内に細菌が入ると起こる炎症。
 万が一眼内炎を起こした場合は、緊急手術が必要となるが、手術をしても100%に近い確率で失明する。
私が受ける眼科では発症頻度は今のところ0%だそうです。
発症を防ぐための手術機材や手術前と手術時の消毒は万全に期してくださっています。


2.  駆出性出血
 手術時の動脈性血管の破裂により、多量出血をすることがある。
これが起こると100%に近い確率で失明する。
私が受ける眼科では発症頻度は今のところ0%。

3.  眼内眼底出血
 術後眼内眼底出血を起こすことがある。著しい視力低下となる。
強度近視の場合は出血のリスクが高い。
私は強度近視の中でも特にひどいので、このリスクが高いです。

4.  水泡性角膜症
 術後の角膜内皮細胞の数が減少の際に、細胞の減少がひどい場合やもともと少ない場合は、角膜に浮腫が起きることがある。悪化すると視力低下及び角膜移植が必要なこともある。

5.  術後高眼圧・緑内障
 術後は眼圧が高くなることがあるため、緑内障が悪化したり新たに生じることもある。
私の場合は、これが一番起こる可能性がありとても不安です。
(眼圧を下げる点眼薬がでました)

6.  ブドウ膜炎
 眼内に強い炎症が起きることがあり、悪化した場合は眼内レンズを摘出する必要がある。

7.  網膜剥離・委縮
 これらの症状を起こした場合は、入院手術が必要。
網膜剥離は特に強度近視ではリスクが高まる。
私はこれもリスクが高いため、術後の点眼等や注意事項をしっかり守らねばと思っています。

8. 黄斑浮腫・円孔・変性
 黄斑部(ものを見る網膜の中心部位)が浮腫や円孔や変性を起こすことがある。
既存症がある場合は手術により悪化する。

9. 眼内レンズ偏位
 術後、眼内レンズがずれることがある。ずれた場合は再手術が必要。

10. 眼内レンズの落下・脱出
 眼内レンズが硝子体の中に落下したり眼外に出てしまったりすることがある。
入院再手術が必要。

11. 破嚢・硝子体脱出 
 水晶体の後ろの膜である後嚢が破れたり、そのため硝子体が出てしまうことがある。

12. 水晶体や遺物残留
 取り出す白内障の一部や異物(繊維等)が眼内に残る場合がある。視力や他の合併症に影響がある場合は再手術で摘出。

13. 核落下
 水晶体の堅い部分が硝子体中に落下することがある。

14. 創閉鎖不全
 創口がきちんと閉じないことがある。要再手術。感染のリスクが高まる。

15. ドライアイ
 術後はドライアイが生じることがある。


発症の頻度はどれもとても低く、ものすごく怖がる必要はないですが、それでも0%ではないので(私が受けた眼科では1%以下がほとんど)それなりの覚悟は誰でも必要かと思います。
手術自体100%安心安全というのはどこの部位でもないですからね。

このかかりつけ眼科では、とても慎重かつ丁寧な診察を検査が何度もあり、そのたびに注意事項の説明と用紙を渡されて、厳しくて大変と思っていましたが、こうして改めて合併症のことを記載していると、その厳しさには十分納得できるし、患者側もしっかりとそのリスクを認識して手術に臨まなくてはいけないなと思いました。

目の替えはないですから大事にしないと。。。




必ずしも他の眼科で同じ説明があるかというとそれはわかりません。
そして、記載している文章は私が理解したうえで書き直したもので、簡易説明になっています。
合併症の起こる確率も頻度も眼科によって変わると思いますし、リスクの高低のも機関によってさまざまだと思います。
あくまでも『私の場合』として書いておりますので、それを踏まえて読んでいただけることを希望します。
*術後自分とは違うじゃないかというメッセージがあっても責任は負いません。
 削除させていただきます。


以下にも記してありますが、引用転載コピーは厳禁です

☆☆☆

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最終更新日  2024.01.18 13:16:59
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