お隣さんの国:韓国からの手紙

お隣さんの国:韓国からの手紙

2008/01/26
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カテゴリ: 私のこと



ということになっているけど、ずーっと石川県で育ったわけではなくて、
三重県に2年ほど、
東京郊外(小平市)に2年ほど、
住んでいたらしい。

「らしい」というのは、はんらにはほとんど記憶がないため。

東京でラッシュに巻き込まれて母親と一瞬はぐれ、死ぬほどコワイ思いをしたこととか、
犬に追いかけられて死ぬほどコワイ思いをしたこととか、
近所のガキ大将にいじめられてたこととか、



三重県ではあの四日市喘息の四日市の隣の亀山市に住んでて、
はんらもとても病弱だったという。(母親談)

5歳になる頃、石川県に引っ越した。

一面に広がる田んぼ(ド田舎)を見て、
「見て見て!ママ~。
芝生がキレイね~。」
とはんらが言ったそうで、はんら母がよく笑い話にしていた。

「パパ、ママ」
と呼ぶはんらを、近所の女の子たちは怪訝そうな顔をして見ていた。

反面、田舎の女の子たちがパパとママのことを
「とーちゃん、かーちゃん」


そこは山が近くて、雪の深いところだった。
はんらが幼い頃は、しょっちゅう、1メートル以上積もった。

でも、降る割りには暖かいそうで、かまくらなどは作れなかった。
雪が固まらないからだ。

雪の季節は、毎朝毎朝、子どもたちまで総動員で、雪かきをさせられた。


深い雪の中を、太ももまで雪に埋まりながら、30~40分も歩いて毎日小学校に通ってたので、今考えてもスゴイことだわ。

下校後は、毎日、雪合戦したり、
雪だるま作ったり。

竹スキー という、竹を4分の1に切り、火であぶって前のほうを曲げた、お手製のスキーで、裏山で滑ったり、
大きなビニール袋をそりにして、裏山で滑ったり。

つららを食べたり。

大雪の中でも、毎日外で遊んだな~。^^


その後、隣の市の高校に進学したので、バスと列車を乗り継いで通学したのだが、大雪が降ると、列車が福井県の雪の深いところで立ち往生してしまう。

すると、駅で、いつ来るかわからない列車を延々、待った。
遅い時には、昼近くなってようやく列車が到着。
高校に着いたら、給食時間だった、ということも何度かあった。

それでもみんな、休まずに毎日高校に通っていた。

大変な日々だったのだろうと思うが、今となっては、楽しかった思い出としてのみ残っている。

が、中年になった今、はんらは雪がとてもキライである。






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Last updated  2008/01/26 09:59:52 AM コメント(18) | コメントを書く
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