2011.04.20
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 昨日午前中、尾上と話をしていて、驚いた事があります。それはアピオのジムニーJB23の車検証を見ていたら初年度登録が平成10年とあったからです。今年は平成23年。なんともう13年もの歳月が過ぎているのでした。改めて考えると現在の日本のクルマで13年もの間、モデルチェンジもせず、販売が続くクルマは他には思い浮かびません。こんなに偉大なるクルマはありません。これからは他の車種もジムニーに見習うべきだと思います。

 以前も書きましたが、スクラップインセンティブという実に怪しいカタカナ表記の新車買い替え促進の中で、多くのまだまだ充分に乗れたであろうクルマがスクラップ即ち鉄くずにされてしまいました。まるでその事が環境にもよくて、いい事尽くめのような風潮の中で反対の声もなく推進されてしまったことに今でも疑問を感じています。

 今回の東日本大震災の影響で自動車部品の供給が滞り、ジムニーの生産も一昨日から停止したそうです。1ヶ月以上ジムニーの生産は行われませんが、13年間つづいたジムニーの生産がここで終わるわけでもなく一時的な休止ですので、ご安心ください。
 超人気車種が新発売になったと思えば納車まで3ヶ月待ち、あるいは半年待ちという事もよくあります。これからコンプリートカーをご検討の方は、納期はかかりますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます。また今まで通り試乗車をご用意しておりますので、じっくりご検討ご来店をお待ちしております。

 震災後、今までの日本の常識を考え直す機会が増えています。たとえばクルマの例でいうと、アピオのようなクルマの販売店がメーカーからの在庫を買い取った時点でアピオ名義となります。するともう新車としては販売できなくなり、新車ではなく中古車となります。それは当たり前で自動車業界の常識ですが、おかしいと思いませんか?
 家電製品に置き換えると、アピオのような町の電気屋さんが液晶テレビ専門で販売していて、メーカーの業販部門から在庫として仕入れるとすでに中古品だというのです。
 クルマは家電品と違うのは各種税金が絡んでいることで、考え方として全く同様には扱えないものの、何十年も続いてきたシステムもこの機会に見直すことができないものかと思います。

 また日本では一般のお客様がクルマの新車購入後に、なんらかの事情ですぐ手放すと信じられないほど価格が下落します。これも自動車業界の常識ですが、そもそも一日あるいは1ヶ月乗っただけで製品の価値が半分になるというのはおかしいです。もちろん新製品がどんどん売れていかないと経済発展はありませんから長く使われると困るという仕組みから長年形成された循環の社会システムですが、人口も爆発的に増えて、経済成長も右肩上がりだった時代の常識であって、今後も今までどおり成り立っていくと考えるほうが不自然です。
 中古車の価格が下がるのは市場原理なので、これを改善するにはジムニーのようにロングセラーで熟成を重ねるクルマ、特に日本のサイズだった軽自動車サイズあるいはコンパクトカーを真剣に全力で開発することだと思います。

 「いつかはクラウン」という名コピーの元に、当時のお父さんはいつかはクラウンを買ってやる!という原動力となり仕事を一生懸命してがんばり戦後の日本は奇跡の復興を遂げましたが、今や当時の若者はすっかりオジさまとなり、「いつかはクラウン」から「気がつくとレクサス」になっています。
 そして時代は「これからはジムニー」だと感じています。トヨタさんにはぜひより日本サイズな日本仕様のミニFJクルーザーを販売してもらって、日産さんにはミニテラノやミニサファリを開発してください。日産さんは特にGTRやZという素晴らしいクルマを作り出しているメーカーさんなのでGTR並みの高性能四駆をVWトアレグの対抗馬となるべくスーパー四駆を日本車の意地で出して欲しいです。

 ダイハツさんも新時代のロッキーあるいはラガーを1000CCぐらいで開発してください。いや以前のモーターショーで展示してあったハブリダクションのクルマでもOKです。アピオがかつてロッキー用のパーツを販売していた事を知る人も少なくなってきましたがいろいろなメーカーが競争して切磋琢磨することが重要です。

 日野さんあたりで小型のトラック、カミオンのミニのようなクルマを望む声も増えています。
 一昨日のブログのように尾上VS菅原対決のように真剣に勝負しようとするとそこには知恵が働き新しい工夫やモノが生まれます。今のような時こそ効率化とお金のみを見てきた経済至上主義の時代からモノ作りをまじめに行う時代にシフトする頃だと強く願います。

 コンパクトで燃費もよくてトルクのある1000CC前後のツインエンジンを搭載したコンパクトで走破性のある四輪駆動車が各自動車メーカーから多く登場することを望みます。

 また過度な空力性能は不要です。多くの市販車はサーキット走行や燃費競争を前提としていません。特に四輪駆動車のメインステージはブルドーザーや戦車のような悪路での走行です。その造形、その空力性能本当に必要ですか?それより空力性能を持て余すような渋滞の解消や都市部での駐車場の少なさを解消するような事業を展開してほしいです。トヨタパーキングとかスズキパーキングといったメーカー系の駐車場全国展開。もちろんスズキ車は割引サービスがあったりします。

 気がつくと話が大きくそれてきましたが、アピオでは今後も
「10年後を後悔しない」を哲学として、歩み続けます。






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Last updated  2011.04.20 09:52:30
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