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「毎日更新」読レポ第2080
カール・ロジャーズ
~カウセリングの原点~
著:諸富祥彦
第6章 1955年ロジャーズとジャンドリン
「内側からの革命」ーロジャーズとジャンドリンが共に取り組んだ何か(1/4)
ロジャーズの傾聴する姿に、ジャンドリンがいかに強く惹かれているかを示す言葉がある。「彼〔ロジャーズ〕の示すやり方に耳を傾けられると、どの人も内面からの広がりを体験する。目の前にいる人が、複雑で熟慮するようになり、美しくなるのがわかる」(Gendlin,2002)
ジャンドリンは、深い傾聴が持つ力を強く信じていた。ある意味では、ロジャーズ以上に傾聴を重視していると取れる面もある。たとえばある箇所でジャンドリンはこう言う。「セラピィで、第1に重要なものは関係(その中にいる人)であり、第2が傾聴で、ようやく3番目にくるのがフォーカシングの教示である。関係の上で問題が生じたら、できるだけすばやく、たのことはさておき、それに対処しなくてはならない。また、傾聴は他の人の気持ちにほんとに触れ続けるため必須である」(Gendlin,1996)「毎日更新」読レポ第2105 カール・ロジ… 2024.06.15
「毎日更新」読レポ第2104 カール・ロジ… 2024.06.14
「毎日更新」読レポ第2103 カール・ロジ… 2024.06.13