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2006/01/31

チョン・ジヒョン

(4)

カテゴリ：カテゴリ未分類

土曜日は母親を見舞いに病院に行っているが、
特に何をするわけでもない。
できるだけ歩くようにとはっぱをかけて横について
歩くくらいなもので、ほとんどは病室でぼーっとしてる。
話することもないしな。

そこでぼーっとするかわりに映画を見ようと携帯DVDを持って行っている。
韓国の女優では、八月のクリスマスの「シム・ウナ」か猟奇的な彼女の
「チョン・ジヒョン」が好きで見つけたら借りてきている。

まったく性格の違う映画だけどおもしろかった。

・イルマーレ
　海の家に立つポスト。
　そのポストは１９９８年と２０００年の時間を超えて手紙をやりとりできる。
　ポストに入るものなら花束も犬だって。
　２年間の時間の隔たりは永遠のへだたり決して会うことができない。
　超時間恋愛とでもいうのか。

　時間とは不思議なもの。１０年前の私がどこかで走り回っているような、
　１０年後の私もどこかに居るような、そんな気がしないわけでもない。
　そういう人間の感覚をうまく使ったロマンスでした。

・４人の食卓

　ふと車両を見ると子供が降りないでそのまま車庫まで行ってしまった。
　翌日のラジオのニュースで子供が二人殺されて電車で見つかったと。
　こんな怖い導入で始まる恐怖映画。
　この男と、普通の主婦役のチョン・ジヒョンにだけ見える世界。

　チョン・ジヒョンの役は気を病む主婦役。

　猟奇的な彼女、イルマーレ、僕の彼女紹介します、などと全く違った顔が
　見えてこれもおもしろい。

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