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土曜日に今年最後の富士山キノコ採りにジョンリーフッカーさんと行ってきました。先週、雨が続いていたのでキノコ君も、ピョンピョコ顔を出してくれている筈!(じゃった。。。)今回のターゲットは、「シモフリシメジ」シモフリシメジは、晩秋になると0合目~2合目にドドドーッと出てくる(いやいや出てきていた)キノコなのです。味は上品で、どんな料理にも合うキノコで、地方によってはマツタケより人気があるらしい。(まぁ~マツタケ採ったことないアチキが言うのもなんだが。。。)まず第1ラウンドは、2合目にある秘密のポイントでチャナメツムタケとシモフリシメジを狙う。が。。。。ない。ない。見つからない。チャナメもボロッボロの老菌ばかり。若くてピッチピチのチャナメは、ほんの数本。狙いのシモフリも、ポツーーーーン。ポツーーーーンとある程度。全くどうなっとるんじゃ!?第2ラウンドは、早めに食事をすませ、スバルライン下の0合目の赤松林地帯へ移動。ここは広くて、地形がフラットなので、迷子になる第一級ポイントでもある。ワシ等のキノコ収穫法は、名付けて「トンビ採集法」(ちと、かっこ悪いかぁ~っ。)雰囲気のいい場所が見つかると、その辺一体をトンビのように旋回して採集するのです。一方向だと見つからないキノコでも、この採集法では一網打尽!(のつもり。)が。。。この採集法の最大の弱点は方向がわからなくなることである。脱出法は、右脳を頼りに旋回しながら気合いと根性で出口を探すという力技である。不安なアチキは今年からコンパスを使用しているが、基本的には右脳優先。今回も、得意のトンビ採集をしながら赤松林を旋回しやした。グールグルグルグールグル♪(何気に楽しいのだ。)グルグルしながら約一時間。「オ、オオッ!なんだこりゃ!」見たこともない程のジャンボショウゲンジ茸が4人家族で生えていました。しかも虫食いもなくかなりの美形。おそらく何人ものハンターがこの林を通っているのだろうが、収穫されることもなく生き延びたショウゲンジ一家なのでしょう。なんだか、可愛そうな気もしたが、ジャンボショウゲンジ一家はアチキのキノコ籠におさまりまた。はい。その後も、ショウゲンジやツバアブラシメジなど巨大サイズを収穫していきました。それにヤギタケのミニ群生も発見。今回ばかりは、師匠より収穫多かったかな。(^_-)さてさて、今年のキノコ採りも最終回。今年のキノコ採りを振り返ってみたい。収穫としては、ハナイグチ、ショウゲンジ、チャナメツムタケ、シモフリシメジという得意分野のキノコの収穫が少なかった。しかーし、オオモミタケ、コウタケ、クロカワ、ホウキタケ、ヤギタケという特A~A級キノコを収穫できたのがなんとも嬉しい♪あとはキング・オブ・マッシュルームであるマツタケだな。来年こそ採るぞ!押忍!そしてなんと言っても今年の最高の収穫(?)は、富士山に魅了されたキノコ病の人達との出会いです。一般社会では、間違いなくマイノリティーな趣味であろうキノコ採りの仲間の輪がまるで菌糸が広がっていくように広がっていきました。特に9月24日にコメツガ大将が開催してくださったオフ会「雲の上できのこを楽しむ会」では、富士山きのこ界の錚々たるメンバーが一同に会し実に楽しい思い出になった。出会ってみると、皆さん、素朴で気さくで優しい人柄の方ばかり。職種や年齢の垣根を越えて、キノコを愛し、自然を愛するという共通の趣味を通じてまるで10年来の仲間のように一気に親しくなれることが出来ました。こういう出会いを作ってくれた、富士山のキノコ達に感謝しなきゃね。キノコを全く知らない友人の中では、アチキは「キノコ博士」と呼ばれているが、この会のメンバーの中では、ヒヨッコ状態。(・Θ・)ピヨピヨ♪上には上がいるものです。キノコ採集を趣味としている年齢層はかなり高いのが現状。おそらく40代後半~60歳後半までがほとんどじゃないかなぁ。アチキはちなみに37歳。キノコ界では、かなりの若手ハンター。これから修行を積んで、「雲の上できのこを楽しむ会」の仲間のように、凄腕ハンターになりたいと思っとります!(問題は、自然破壊で山がもつかどうかですけどね。。。(--;)今年はこれでキノコの話も終わりになると思います。これからは、日常のことや、子育てのこと、人生のこと、映画のことなどノンジャンルで書いて行きたいと思います。これからもご愛読くださいませ。写真日記コーナー富士山の紅葉でーす。綺麗でしょ。0合目で見つけたジャンボショウゲンジ。よくぞ無傷なまま、ここまででかくなったものよ。今年最後の富士山の収穫です。ショウゲンジとツバアブラシメジがやたらとデカイ。吉田うどんを使った「キノコ饂飩鍋」。「雲の上できのこを楽しむ会」を思い出して作ってみました。小太郎も大満足。無我夢中で食しておりました。
2006.10.31
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巨匠スタンリーキューブリックの「フルメタル・ジャケット」を観ました。この映画は2部構成になっており、前半では、米国の海兵隊における新兵養成の過程。後半では、その訓練を受けてベトナムの戦場へ派遣された兵士の姿が描かれている。この映画を語ると長くなるので、今回は前半部分に絞って感想を書きます。戦争は申すまでも無く、異常な状態であり、日常の価値観は払拭させねばならない。人を殺してはいけないという常識は非常識となる。称えられるのは、殺人マシーンとして1人でも多くの敵の命を奪った人である。だからこそ、新兵の訓練は人格が変容するほど厳しいものとなる。訓練でやることは、銃の扱い方や、戦車の動かし方が主眼に置かれるはない。訓練の主な目的は洗脳(マインドコントロール)である。殺人マシーンとして、冷徹なまでに人の命を殺せる人格へと変容させることである。これが失敗すると、戦争では使い物にならない。この映画の教官役であるリー・アーメイは、実際に海兵隊の訓練に当たっていたモノホンであり、軍事技術の指導スタッフとして参加していたのが、その罵倒ぶりがあまりにも真に迫っていたので、キューブリックが彼に出演を要請したらしい。だから、この訓練はかなり真実に近いのかもしれない。彼が少年達を殺人マシーンへと洗脳させる方法をまとめると以下のようになる。①日常の世界から引き離し、隔離された状況に置く。→頭を剃られ、名を奪われ、個人の選択権を奪い、管理された日常生活を強制されていた。②精神的に頭が真っ白になるまで追い込む。→教官の卑猥な罵詈雑言によって、自尊心を剥奪し、自分を無価値なクソ野郎と思わせる。③新しい教義や教えを徹底的に叩き込む。→自分は殺人マシーン。敵を殺すために生まれてきた。④既成の価値観を捨て去り、その新しい教義や教えを体験させる。(映画ではここまで)→戦場で爆弾を落として、女子供であろうが、容赦なく殺人させる。⑤成果をフィードバックする。→より多く殺人をおこした者は、勲章を与え国をあげて英雄視される。⑥他者にこの教えを伝える。→自分が壁を乗り越え、英雄となったことを伝える。本来は、自分が追い込まれた結果、人殺しになったにも関わらず、他者に話すことでその事はすっかり忘れてしまう。さらに、以前の自分を間違えた人生と思うようになる。⑦洗脳完成!→世代伝播していく。みなさん、いかが思われますか?米国の軍隊の訓練とは、こうした洗脳教育が徹底的にしこまれています。おそらく今も!、我々の常識はもはや、非常識なのかもしれない。ブッシュ政権は、その洗脳された輩であり、我々の常識は通用しない。小泉さんもやばいなぁ。では、どうしようもないか?諦める事はない!民衆の声を強烈に上げていけばいいんです。小泉さんもブッシュも強みは支持率。と、いう事は弱みも支持率なのです。幸いに、あの米国ですら国民は首をかしげているという。まだまだ見込みはあるぞ!こがらし紋次郎きどりで「あっしは関係のない事です。」では駄目です。友達同士でもいいし、家族の中でもいいからこういうことをキチンと話し合いましょうよ。あなたの発言が、戦争を止めるきっかけとなる!!みんなで奴等のマインド・コントロールを解こうぜ!!!「フルメンタル・ジャケット」の詳しいHPhttp://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/Full%20Metal%20Jacket.htm <本日のチョコット良かった事>・古い通帳に、4万円もの残高が!!やったーーーっ!!!あれっ?ハンコ探さなきゃ。
2003.12.11
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