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毎年自分より、父の方が圧倒的に年賀状の量が多い。

毎年見せてもらうが、確かに最近はだんだん少なくなったが、それでもまだ多い。

父は色々な個性的な賀状を頂いている。
版画が得意な方、書が得意な方、絵が得意な方、文章が得意な方様々だ。
さすがに写真は少ない。

私のほうは、若い頃は子供の写真が多かった。
しかも七五三の写真だったりすることもあり、家を建てると、家族で新築の家の前で撮った写真だったり、でも最初は辛い時もあったが、これは友人家族の変化が見られて段々楽しみになってきた。

今年珍しく、父の元に一枚の写真の年賀状が送られてきた。

ダイヤモンドヘッドの見えるビーチでお二人並んで水着姿での写真だった。
若い頃からの父の友人で、よく電話も頂く結構親しい方なので、ま~最初は、お元気でよろしい事と喜ばしい気持ちだったのだが、段々と何か引っかかる気持ちになった。

去年の秋ごろから、父の別の友人の方が脳梗塞で入院され認知症も若干見られるので、症状が進まないうちに、お見舞いに行ったのだが、他の方も認知症らしいと言う話が出て、そちらにもに会いに行こうと言うことで、タイミングが合わずヤキモキしていたのだ。

父たちの年代は、存命でも病気や認知症、家族の介護などに追われている方等様々な事情の方が多いのだ。

今回、写真を下さった方は、努力で健康を維持され、経済的にも余裕がある方だとは思う。
正直こういう方からは、3割負担の医療費を頂いても構わないと思う。
80歳すぎても現役の平均と同様或いはそれ以上の年金を貰ってる方だからだ。
それをどう使おうがとやかく言う気は無いが、あの年賀状だけは、何処へでも出していいものではないような気がした。

送付する先は、介護保険のお世話になっているような家族が居る家庭などには送って欲しくはなかった。というのが本音だ。
送る先には配慮すべきだろう。それが、それなりの年齢を重ねてきた人間の年輪とでも言うものではないだろうか?
二十歳そこそこの若者じゃあるまいし。。。と思うのは若輩者の嫉みなのか?


それでも、自分を取り巻く周りの人間に対して最後まで、配慮を忘れない人間でありたい。そう在ってほしいと思った。

このような、何気ない配慮の無さが、今の社会を反映しているのではないだろうかと思った。
これから、団塊の世代の方が高齢者社会に仲間入りしていくだろう。
どうか、本物の大人の姿を後に続く後輩たちに見せてほしい。

私たちも既にそういう年代に入りつつあるのだろう。








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最終更新日  2007年01月11日 01時01分41秒


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