漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

漫画家・写真家玉地俊雄 紫煙のゆらぎ

2008.08.15
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              紫煙のゆらぎ・偽装オリンピック




8月15日は韓国の光復節、日本の終戦日である。
8月17日には、インドネシア共和国の独立記念日式典に招待を受けている。

        ビダニ.ユリアテイ.マンダラケイコさんに感謝。



戦争は、ボタンの掛け違えとちょっとした不幸で簡単に始まる。
戦争は、始まってしまうと狂獣のようになって誰にも止められない。
戦争は、人類という大樹の葉と葉の一部が枯れ落ちるだけではなく、
大樹とたくさんの葉と葉と葉たちにダメージを与え、不幸な形で自然に終わっていく。





大本営発表は全部嘘だった。
国民は騙されている事に気が付かなかった。

鹿児島知覧の飛行場から若い命がたくさん飛び立ったが、
ほとんどアメリカ軍の艦船にはダメージを与えられず、
彼らに

“ KAMI-KAZE ”

というトラウマを残した。


台湾沖決戦の歌

決戦の空血潮に染めて 飛び来る弾丸数増す敵機 いざ行けつわもの凱歌をあげろ
落ちゆく敵機は嵐の落ち葉か

落ちていったのはこの少年たちだった。



「おかあさん」

と叫んだはずだ。


分速78回転のラッパ式、鉄針ピックアップSPレコードがある。
このSPは開始直後にキズがあり、染め染め染めとくり返すので指で針を押しながら聴いた。


中学生の時、ボランティアのつもりで、


老婆のつらい思い出もある。

野崎小唄・丘を越えて・あこがれのハワイ航路も歌った。
軍歌は暁に祈るとこの歌だった。
僕は変に老人じみた中学生だった。

もちろんモーッァルトもフルトヴェングラァーも同時進行だった。
変な、音楽がごちゃ混ぜ少年だった。

知らぬとはいえ、知覧の飛行場に居たかも知れないと思うと恐ろしい。

無知は罪であるのだっ!
覚醒しなければならない。

覚醒後の沈黙は罪悪である。

ほんとうにあのおばあさんには悪い事をしてしまつた。
謝罪はいつの日か、手塚先生とお会いした後に誤まろう。

許してください。



畢竟、報道機関は勝った勝ったまた勝ったと報道し、大本営発表は、
皇軍神風特別攻撃隊は本早朝未明敵米軍艦隊に多大なる損害を与え、
空母2、巡洋艦3、駆逐艦8隻を撃沈、勝った勝ったまた勝ったので御座る。

こう報道して国民を欺いた結果が広島・長崎に核爆弾の悲劇を生んだのだ。

新聞も、漫画家も、歌手もみんなが国策と国威掲揚の為に、
トランス状態になって踊り狂っていた。

しかし、当時はものをおもわざりけり、と、言った人々が多く居た。

僕は1948年産の人間だから空襲も竹槍も特高警察も知らない。

僕の母親の兄は、地獄の白骨街道ビルマのインパール作戦に参加し、
言語に絶する行為をしながら、イギリス軍の捕虜・諜報活動の代償として貰った、
大量の砂糖を帰還船の中で自慢したとうそぶいていた。


しかし
僕が、インパールの白骨街道をさまよえば、必ず同じ行為をする。
     必ず、必ず、同じ残虐非道を生き延びたいと行動する。


とめなくてはいけない。
よびかけるのはやくにたたない。
こうどうしなくてはならない。

チェロ弾きのパブロの言葉がこの原稿の3本下にある。
パブロカザルス鳥の歌


Camouflage Olimpic、と、次の開催国イギリスが報じた。



日本の報道機関は勝った勝ったまた勝った。

よほど中国にみざるいわざるききたくない、
報道の真実を投げ散らかした、世界に遅れまくった報道危機関だけのことはある!


事前に逮捕暴行を加えられた先発隊に呼応して、

「中国に五輪を開催する資格有りや否や」

と発言したTBSの根性なしは、堂々と開会式を讃える発言を鳥の巣の前で、
にこやかに喋っている。

根性なしのうそつきで付和雷同するヤカラならそんな発言をするな馬鹿者メ!

つくづく、日本の全ての意識はノルウエーより300年劣っていると思うと情けない。



たしかに
北島康介は確かに素晴らしいアスリートで、
鈴木イチロー氏と同格の日本を代表するスポーツマンだ。


勝った勝ったまた勝った。

それだけでいいのか?



隣人なら、友人ならば、間違っている事は間違っているぞ、と、
こっそりでもいいから諭すべきだ。

核爆弾を持っているからとか、大切な市場だからこそ、
良い関係にしてゆくのが常道ではないのか、と、日本の、
イギリスより300年以上遅れたチンプンカンプン政治家に言うのは、
無駄無駄無駄のパァーだから、ネットが覚醒して行動するしかない。

だって、洞爺湖会議前に毒入り冷凍餃子の真実を、
黙殺開示しなかった日本の行政長が信用に値しない。



報道規制。
数万人規模のサクラ動員応援団の女性たち。
ガラガラの会場。
マイナスイメージの報道禁止。
罰金。
回収指示と報復。
貴州共産党幹部子弟の号姦陵辱札人した15歳少女事件に対する数万人暴動後遺症の恐怖。



完膚なきまでボロボロになってしまった北京オリンピックの末路。


報道の大原則とは何か!

事実を正確に伝えて悲劇の芽を摘み、人類の大樹を良い方向へと導線を示す事だと確信する。

北京は拒否している。
日本はどうなのだ。
餃子に轍するのか?


勝った勝ったはそれで良い。

僕が気にしているのは、共産党幹部に差し替えられた少女の未来である。
小さい出来事と聞き流してほしくない。

アメリカは、世界の報道機関は、報道した事の責任を取らねばならない。
彼女を、家族ともども、ジュリアード音楽院に呼び寄せる行動とファンドを立ち上げろ。

歯並びが素晴らしいとは少し言い難いが、元画像が 30mm x 20mm ぐらいだけれど、
けっこうかわいいではないかと思う。

開会式ではアップ画像を使わず、動員された辺境少数民族の贋作かもしれない子供たちの、
つくり笑顔の演技と、きれいな女性の画像とかでごまかせばよかったのに。

報道の正確さと事実。

日本国策飼い犬大金チョロマカシ浪費放送局の諸君にモノ申す。

開会式で歌われたのは国歌であった。
開会式で差し替え少女が歌ったのは革命歌「南泥湾」なのか。
                   「愛国歌」なのか?

再放送では必ず対訳をつけて報道するのが責務の必須であると思うがどうか!

まぁ、開会式でビルマ軍事政権にはイチャモンつけるが、
北朝鮮には沈黙するような無節操放送局には期待するなとの観もあろうが、
くれぐけも大本営発表の轍を踏まぬよう勤める事を要求する。


北京は燃えているか。
ぺぃちん …ふゅれ'ぃる… やてぃいる?







社団法人日本漫画家協会会員・参与

玉地 俊雄

you tube ***** balitamaji ( 日本語版 ) *** sakamotoakane ( English )
http://plaza.rakuten.co.jp/balitama/





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最終更新日  2008.10.29 11:24:03


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