漫画家・写真家玉地俊雄紫煙のゆらぎ

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2009.01.23

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さつまいものフライ

　　　　　　　　　　　　　　続　ウブド通信　２２　ブンクスのさつまいものフライ

まさかの坂がブンクスのお好み焼き屋台の隣にあった。
まさに日本のさつまいもと同じ味がする。

揚げたてが美味しいのだが冷えてもけっこういけるのは、
ほんとにサツマイモの味がするからで、このブンクスからラヤ通りは坂道になっており、
まさかの坂にびっくりの味である。

プラダラムプリの対面へとラヤ通りを渡ると現地庶民の暮らしがある。

ウブドには珍しいペットショップが店じまいするとこのブンクスがやって来る。

アクワのボトルを抱えてひょろひょろと店の周りを移動している。

まずしくともいい顔をしている。

次回もし、ウブドへ来る事があったらプリントを持って来ようと思うが、
果たしてこのさつま揚げのブンクスはこの場所にあるだろうか。

この子供たちを学校へゆかせるのには程遠いＲｐ５.０００で、
食べきれないほどのイモテンやらがわんさかと油紙に包まれてわたされる。

まさか。
ウブドのさつまいも。

今日もインスリンの注入量が増えそうだ。

社団法人日本漫画家協会会員・参与

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　玉地俊雄

http://plaza.rakuten.co.jp/balitama/

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