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春分の日の午後、僕は軽井沢のセンセから平塚亭に呼び出された。春のお彼岸に内田家の墓に花を飾る女性がいるので調査してほしいという。ひと月後、内田家の隣の墓の持ち主が殺された。兄・陽一郎は被害者とは旧知の仲らしい。それは少年時代の僕だけが憶えていない軽井沢の事件につながっていて…。浅見光彦自身の言葉で語る、過去と現在を結ぶ殺人事件。
【古本】記憶の中の殺人/内田康夫
浅見光彦ワールド
を堪能したい人には是非オススメ。
でも推理小説として読むとガッカリな本です。
なんとなく事件はあって、密室殺人とか
何人かの死に共通する年齢とか 無駄な伏線
がたくさんあるのだけれど
結局どれも 何も解決しないし。
ただ、この本の前に浅見光彦シリーズを何冊か読んだ人なら
浅見光彦本人の一人称で語られるこの本は
テレビドラマで言うなら スピンオフ
みたいな
サイドストーリーを楽しめます。
あとがきによるともともと“浅見光彦雑記帳”という
エッセイだったそうでそれが書いていくうちに
登場人物が勝手に動き出してこうなっちゃいました、と
いつもどおりプロットなしで書いたものだそうです。
作者自身も小説内に頻繁に登場して、
かなり楽しんで書いたんだろうなぁと思わせる
アソビが楽しい本になってます。
ちなみに浅見光彦マニアは “アサミスト“
というらしいです。
さらにこの本で建設される 浅見光彦クラブハウス
って本当に
軽井沢にあるらしいです!
ホント、 どこまで本当なのかのパラレルワールド
ですね。
推理小説としてはつまらないものも多いこのシリーズですが
やっぱり登場人物は魅力的だからこんなに愛されるのでしょう。
クラブハウス、 結構行ってみたい
かも?
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