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「ヘンテコな位置から物事を見ると、表層のウラにあるキテレツなものが見えてくる」と、自ら拠って立つところを明確に表明するオーケン。そのヘンテコ目で、UFOや宇宙人、超能力など世間を跋扈するアヤシイものたちを、笑いをとるだけかと油断させつつ、その本質に鋭く突っ込む、息を呑むような鮮やかな技。オーケンの才気がそこかしこに満ち溢れ、読む人すべての世界観に激震を呼び起こす驚愕のエッセイ。
いいですねぇ。
“人としての軸がぶれまくってる“
感じ。
っていうか意図的なんでしょうが。
マトモな世界には太刀打ちできないからサブカルで
エキスパートでもめざすか~みたいな、
ちょっと自分自身を遊んでしまっているように(見せている)あたり
好きです。
でも音楽のほうはまったく聴いていませんので
筋肉少女帯のボーカルだって位は知っていましたが
活動停止していたとか、
最近再結成したとかまったく知りませんでした。
この本は紹介文にもあるように
さっくり読めるエッセイです。
そして紹介文にもあるように 意外とモノゴトのホンシツも
ついている
と思います。
たとえば
“歌詞を書くということは、安っぽい言葉を並べ
愛を軽々しくデコレイトすることではない。
そーゆーにはミュージシャンではなく、
結婚詐欺師のやることだ。”
とか。
でも一番ばかばかしくてなぜか印象に残ったのが
女王様と“空手バカ一人”。
立ち読みするだけならP54をゼヒ。
ちなみにタイトルは寺山修二の
”書を捨てよ町へ出よう”のオマージュなんでしょうかね?
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