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フラメンコを踊るには、キレのある動きは大切です。スパスパっと、シャープなキレのある動きがコンパスにはまるととてもかっこいいし見ている人も気持ちがいいです。このキレのある動きをするにはどうしたらいいと思いますか?「力がいる!」こう思う人が多いようです。確かに力は必要です。でも力のいれすぎはダメです。全身が力み過ぎると逆に動きが鈍くなり硬くなります。例えばブラソ(腕)を頭の上のポジションから力を抜いて下ろしてみてください。きちんと脱力できれば腕の重みで自然に早く落ちます。逆に全身に力をいれてブラソを下に移動させてください。力をいれすぎた時より力を抜いた方が早く動かすことができることを体感してください。ただし、全身の力を抜きすぎては踊りにならないので力の必要なところとそうでないところはどこか?自分の体を探求してください。キレのある動き素早い動きそれには余計な力を抜くこと。軸をしっかり持って必要なところにだけ力をいれること。これが出来るようになると踊りやすくなりますよ。それでは、また明日! *応援クリックお願いします♪ ↓人気blogランキングへ ありがとうございました!
2010.02.08
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ブログ読者の方から「サパトスがきつくて足が痛い」とお悩みメールが届きましたので今日は対処方法を書きます。スペインでは、サパトスがきつい場合「赤ワインをサパトスの中にいれて革を柔らかくする」と聞きますが私は気分的にこのやり方はできません。では、どうしてる?かと言いますとシューツリーで革を伸ばします。シューツリーは、シューキーパーとも言い欧州では、革靴の形をきれいに保つためによく使われるものです。楽天でシューズストレッチャーというものも発見しました。これはサイズの調整がしやすそうだし何よりも安いですね。748円とあります。(興味のある方は商品をクリックすると商品購入ページが別画面で立ち上がります)きついサパトス、もしくは革靴の中にこのシューツリーかストレッチャーをいれて革を少しずつ伸ばしてください。いきなり伸ばそうとすると形が崩れたりしますから少しずつ、ですよ。少し伸ばして履いてみてまだ痛ければもう少し伸ばしてみてください。革は使ううちに自然に伸びたり柔らかくなりますからそのことを考慮して伸ばしすぎには気をつけてください。シューツリーは使ってみると本当に便利です。普通の革靴って、革が少し薄めなのか1日中はいていると形が少し崩れてきます。そこにシューツリーをいれて1晩おくだけで形がきれいに戻っているから感動します。まだひとつも持っていない人は重宝しますから一度試しに買ってみてください。それでは、また明日!応援クリックお願いします♪励みになります。↓人気blogランキングへありがとうございました!
2010.04.10
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フラメンコを踊るとき各曲には必ず構成がありそれらを理解して踊ることがとても大切なので以下用語を覚えましょう!★舞踊構成に使う用語★サリーダ↓曲の出だしのこと。普通は短め(4コンパスぐらい)の歌が歌われます。ジャマーダ↓呼ぶという意。レトラを呼ぶ合図だったり何か新しい流れにしたい時にいれます。レトラ↓歌詞という意。歌振りの最初のパートをプリメラ・レトラ二つ目をセグンダ・レトラといいます。エストリビージョ↓繰り返しという意で、最後のはけ歌などで同じ歌詞を何度も繰り返し歌うパートのことです。ファルセータ↓ギターのメロディーの変奏。ギタリストが独自のものをつくりあげるメロディーのことです。エスコビージャ↓足(サパテアード)のパートのこと。踊り手の見せ場です。スビーダ↓テンポを上げること。スビーダの後は、だいたいシエレかジャマーダがきます。シエレ↓しめること。シレンシオ↓静かにという意。アレグリアスによく使われるパートです。*初級の人は何のことかさっぱり分からないと思いますが少しずつ覚えていってくださいね。上記のことが分かるようになると振り付けも覚えやすくなりますから。それでは、また明日! *応援クリックお願いします♪ 励みになります! ↓人気blogランキングへ ありがとうございました!
2009.01.06
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踊りの曲の構成をクラスでは口頭でいつも教えていますが今日のクラスではきちんと文字にして教えてみました。なんとなく曖昧に覚えている人には明確に構成が理解できたと思います。ここでも書いてみますね。* アレグリアス *ノーマルな構成サリーダ”出だし”という意味で、ティリティ・・で始まる歌が一般的です。レトラジャマーダ(呼ぶこと)して、一つ目の歌振りがきます。本歌7コンパス、コルティージャ4コンパスが一般的ですが歌い手によってもちろん長さは変わります。レトラまたジャマーダ(呼ぶこと)して、二つ目の歌振りがきます。歌振りの後に、ファルセータと呼ばれるパートがくることもよくあります。その後、スビーダ(テンポをあげる)してシエレ(しめる)します。シレンシオ”静寂”という意味で、ゆったりしたテンポで踊ります。パセイージョ(カステジャーノともいいます)ジャマーダしてテンポをあげて、短い4コンパスの歌振りを踊ります。エスコビージャ踊り手の見せ場、足のパートです。人によって、長さは違います。ある程度踏んだら、スビーダしてジャマーダして、最後のブレリアの歌を呼びます。ブレリア歌はブレリア・デ・カイが一般的です。カイとはカディスのことで、南アンダルシアの人はこう呼びます。それからジャマーダしてエストリビージョと呼ばれる繰り返しの歌を呼んで舞台袖にかえっていきます。ティリティ・・ではじまるサリーダで唄われる歌が一般的ですがもちろん他にもいろんな歌がありますよ。*上記の構成はノーマルなものです。ここから発展して、個性あふれる構成にします。ただタブラオで踊る場合エンサージョなしのぶっつけ本番が多いのでそういうときはノーマルな構成で踊ります。そしてテアトロ(劇場)で踊る場合オブラ(作品)として変った構成に挑戦することが多いです。時間の関係で簡単な説明になってしまいましたが分かりましたか????質問のある方は、遠慮なく聞いてくださいね。*フラメンコの認知度をあげるため、応援お願いします♪1日1回バナーをクリックしてくださいね!人気blogランキングへありがとうございました!
2007.02.10
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今日はグアヒーラの踊りの構成について書きますね。*グアヒーラ*サリーダ出だしのことです。この後、ファルセータがはいったり、少し足をしてシエレして唄を呼びます。プリメラ レトラ一つ目の唄振り。この後ファルセータがはいったりエスコビージャがはいったりします。セグンダ レトラ二つ目の唄振り。この後もファルセータがはいったりそのままエスコビージャにはいったりします。エスコビージャ踊り手の見せ場、足のパートです。コロンビアーナ最後にスビーダしてジャマーダして3拍子でコロンビアーナのレトラ(唄振り)を踊るか、もしくは一度シエレ(しめる)して2拍子で踊るかどちらもOKです。*グアヒーラはアバニコやマントンを使ってエレガントに踊ります。昨日説明したようにIDA Y VUELTA と呼ばれる曲なのでスペイン人にはこの曲が苦手な人が多いと聞きます。外人が踊りやすいとも聞きますが表現が難しいですね~。今ソレアの構成振付を考えている最中で忙しいので今日はここまでにしますね。*フラメンコの認知度をあげるため、応援お願いします♪1日1回バナーをクリックしてくださいね!人気blogランキングへありがとうございました!
2007.03.02
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